配偶者より幸せになってはいけない
イオン

ノーベル経済学賞のアルビン・ロスが
結婚生活で守るべき法則として
「配偶者より幸せになってはいけない」
と言っていたという記事を読んだ

結婚当初家内は
私を幸せにしてあげたいと言った
そして私は幸せだと感じた
家内は私を幸せにすることで
幸せなのだと思っていた
しかしそれは身勝手で
配偶者より私が幸せになっている
状態だったのだ

子どもが自立し始めると
家内のため息が増えて
当たり散らすようになっていた

「配偶者より幸せになってはいけない」
と言うのなら配偶者に不満を持てばいい
一般的に日本の旦那が奥さんをほめないのは
互いに幸せに少し足りない状態にすることで
結婚を継続していたのかもしれない
そんな極意があったと気がついた

さて
どうしたものかと考えて
家内の当たり散らしに
やんわりと不満を言ってみたが
「そんなに打たれ弱かったっけ?」と返された
今の状態ならば
互いに幸せに少し足りないからなんとかなるかも
「配偶者より幸せになってはいけない」
名言である


自由詩 配偶者より幸せになってはいけない Copyright イオン 2024-01-20 10:43:31
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