焦がれる
うめバア

あなたをずっと見ていられるように
あなたと笑顔で話せるように
言の葉を、七夕の夜の屋台に流す

あらわれては薄くなり、消えていく
色とりどりの、下着たち
上になり、下になり
絡まってはほどけてく
私はただ、見てるだけ

それでも
まだ見たことのない色を、探して
焦がれて
悲しみ

あなたを思う自由を愛する
あなたの声も
 目も
    唇も
       からだのすべて

決して触れない、壊さない
そう、私は誓う

私の一番悲しい日の来る前に
どうか、この思いが尽きてしまいますように

ただ、君の幸せを願う
刹那、そんなはずない
私は嘘つきだ
でも。


自由詩 焦がれる Copyright うめバア 2019-07-04 18:42:08
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