わかんない
若乱
わかんない
押し出される必然に
詰まりに詰まった状況に
針、垂れるように詩が落ちる
心打つにはそれだけじゃない
知らないと、知らないと
満ち過ぎるなら放屁したりとか
僕よりうまい人たくさん
切れ味は切れ味のある状況に
一番光るものだから
さめていたのなら暖かく
ぬるまり過ぎたら戸を開ける
2019年2月1日
おしえて
どうかおしえてくっさいな
どうしてもしりたいのだ
ぼくがどんなにんげんで
どのはんいにしかいなくて
なにがわからなくて
なににこまっているから
いまのじょうきょうであって
そのいまのじょうきょうってなにで
どうしてひとりぼっちで
どうしてうまれたときから
なにがはじまって
なにがもんだいで
いまこうしてかいていて
どういうすきるがなくてぼくは
しごとができなくて
こころがとじこめられてしまって
ずっとおんなじねんれいで
くうかんとはなんだ
どうしてぼくをみれるのだ
でんこうどうやってとばしてるんだ
ちがうくうきのただよわせかた
ねんわ
ひとののうみそどうなってんだ
そうしらないの ぼくだけぼくだけ
ああしれないの ぼくだけ
つけるってなに
ぼくはひとりぼっちだけれど
みんなひとつのこ
ぜんにしてこ
こにしてぜん
みたいじゃないか
はやくこいって
どこのこと
かえれって
どこのこと
ひつぜんや
むいしきの
じょうきょうは
だれかのいしか
いやいやそういうじげんじゃない
わかんないけど
すこしだけきこえるんだ
たまにちょっとみえるんだ
だ、だ、だ
だんぺんに
すらならない
みかんせいの
わからんが
ぼくののうみそにちらばって
こまったときにひかる
2019年2月1日
自由詩
わかんない
Copyright
若乱
2019-02-01 23:09:19