寒い牛乳
秋葉竹


いつわりは こころえてるよ
  断章が かるくよごれ
一冊の その重みより
くろいしみ むねにしみたの

牛乳を 朝のむからさ
 睨まずに 褒めてほしいの
かいわない 寒い食卓
白い息ふたりはきだす
いまはもう希いはしない
いまはもう戻れもせずに
一面の孤独 およいで

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澄んでいる瞳は鏡
扉あけ駅にむかうわ






自由詩 寒い牛乳 Copyright 秋葉竹 2019-01-23 08:02:41
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