1カンデラの未来
ハァモニィベル

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プラナリアにとてもよく似たあなたも普段はありふれた両生類として
揺らめいている。〔時折〕爬虫類の要素を尖らせて、眠るのを怖がり
泣いていた〔けれど〕頭の中では真っ先に哺乳類の細胞を一つだけと
りだして、 目を開けようとして、遠く宙に浮いてしまう鳥類である。


魚の胎児は〔呼吸の渦に潜り〕

覗いてみると、そういえば

1ステラジアンの立体角内に放出する光束の影で

〔未来の〕痕跡を

ほんのすこしだけ〔そこに灯している〕

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#胎児呼吸は母体とのガス交換で、むろん肺呼吸ではありません。念のため。


Note:/
(本作は、フォーラム内の某スレの企画の趣旨に沿って、下記リンクの作品を受けて創作した作品です。
https://po-m.com/forum/thres.php?did=196983&did2=149



自由詩 1カンデラの未来 Copyright ハァモニィベル 2018-04-20 20:39:32
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