悲しきタクシードライバー
花形新次

後ろに乗せているだけでは
この気持ち
伝えられないと思った

正面向いて話をしたら
分かって貰える気がした

だから
貴女の家を訪ねた

でもダメだった
冷たく突き放されてしまった

どうして?
こんなに愛しているのに

拘置所の中
それでも
貴女を想い祈ります

手と手のシワを合わせて
シアワセ

ラムー





自由詩 悲しきタクシードライバー Copyright 花形新次 2018-04-20 20:38:53
notebook Home 戻る  過去 未来