夜と 私と 透明と 夜と
ねことら









えぬ・てぃー・てぃー の 
てぃー が少し足りない
なんて
てれふぉにっく・てれふぉにか
てぃー・と てぃー・の
やさしく媒介されて 
夜のぽえむの はじまりのおんがくです
これは


夜が夜らしい
みたいな
これだった
夜みたいだ 空気感がビート
透明だ
とおりをまがり 
赤っぽい信号・信号・信号と
つめたい(台無しに)つめたい
ネームプレートの
さんぜんと ならぶ町へ
溶ける溶けて 溶けまくる 

ぼくは泡のようだ
文字です


てんごくに一番ちかい場所
てんごくに一番ちかい場所
そういどうきょり
せんすうひゃく何とかキロ
なんて台無しな この町のセンターだ
ぼくは泡につつまれて
ライト
リリック
テル・
ア・ライ
嘘の一番ちかい場所
きみの心臓で
さんざんな行為が されうる
弱い弱い あかりのことだ


すこしずつはじけるから
はじけてしまって
ぱしゃん、って 台無しに

リロード



クレジットはおしまいで
破瓜、みたいだ
ぼくらの
とてもさびしい れんらくをしよう 
何もかも透明に
なってしまえ



えぬ・てぃー・てぃー の 
てぃー が少し足りない
なんて


そんなことで 夜の
ぽえむがまだ
はじまろうと しなくて
かも しれなくて














自由詩 夜と 私と 透明と 夜と Copyright ねことら 2016-01-03 13:13:13
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