forest~野生の動物たち
ねこ歩き

あぁ 幸せならすぐそばに
どんな音して 君のそばに?
射し込む光が一面中に
埋め尽くした光景は いつの間に

色をなくしてしまったの?

きっと問題はないよ
流れる奇跡を 手放そうとしなくても
乱れるリズムが思いを散らすから
目を瞑ってたって 暗闇は漏れるから

間違って吸い込んだ風

あぁ 仕方なく明日を迎える
受け入れたのは 間違いなく僕
軋み痛む胸 一杯に滲む
君のいない刹那を越えて尚、明日を迎える

モノクロに染められたらいいのにね
夜になっても飛び込む 色と色
君の声だけ聞こえたらいいのにね
逃げ込んでも忍び込む 鼓動の音

ここはどこ?

なにもない

永遠も一瞬も削り取った
不器用な物語
にわか雨にふられる小屋で
やがて1年ぐらい
そうとなれば2年ぐらい

ゆっくり暮らしていけたらな


自由詩 forest~野生の動物たち Copyright ねこ歩き 2014-09-23 23:08:46
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