繰り返す真夏のエコー
ねこ歩き

君と辿る真夏のアスファルト
降り注ぐ太陽光 零れ落ちる夢模様

通り過ぎるバスの音
僕ら逃す運命の鼓動 追いかける記憶と過去

まるで孤独を紛らわすみたいな
そんな日々を繰り返してた

埋め尽くす緑は 誰かが残した せめてもの祈り
流れゆく川と空 古から続いた 神様の下地

君の笑顔と涙のコントラスト
揺れ動く感情路 こっそり落ちる夢の中

遠く聞える明日の音
僕ら縋る現状の希望 思い返す記憶と過去

まるで鼓動を愛せないみたいだ
そんな日々で繰り返してた

埋めて溶かした二人の 誰かに残した せめてもの祈り
流れゆく空のビン 誰かが拾った 運命の証拠

そんな孤独を愛せないまま
ずっと一人を繰り返してる


自由詩 繰り返す真夏のエコー Copyright ねこ歩き 2013-06-28 23:58:36
notebook Home 戻る  過去 未来