ブーツ
藤鈴呼

* 大雪か どうか問われて 窓開ける

* 新しい ブーツ新調 しようかな

* 靴と足 水と寒さが 染み込むの

* システムが 謎の消雪パイプなの

* 不可解ね! 何? 時間なの? 自動なの?

* とおろりと あんかけのなか ぬくたまる

* 振り返る あの頃からだ 「若くない」

* 今回が イザ! いざ知らず 撃退じゃ

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同じ虹は二度と観れず
君と 出逢ってから
幾つの色を 導き出した?

幻想 恐怖 狂喜 乱舞
ランプの下で 踊ってみなよ

言葉尻を 掴まえながら
捕まらぬ アーチ 眺める

昇れない階段だから
見詰める意味が 有るものと
信じて 止まなかった

上りたい 階段だから
頂上までの 景色を
妄想し続けた

太陽の光が 幾つもの幻影を
描き出してくれる

瞳で見詰める世界と
耳に残る 華麗な毛並音

サラサラ流れるから
いいよ 立ち止まっても

新雪に 埋もれたら
白い板は 見えなくなるから

矢印で 少しだけ
案内して置いてね
もう それだけで 大丈夫だから

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ブレーキ踏んだ
ガシャリ
歯車の外れる音と同時に
頭のタガが外れた

タガとネジの違いが
今イチ 解らぬまま
受け入れるしか無い現実に
首を捻る

幾ら 捻っても
360度 回転させるコトは
不可能なんです

ジェットコースターならば
一瞬なのにね

スピード狂と銘打って
体力ありきと見得張って
得たものは ガタガタの膝
全身 筋肉痛

良かった 脳味噌は未だ
柔らかいみたいだ

何でも 柔軟でなけりゃあ
いけないんだってさ

思考回路も 水の流れも
全ての軌跡が 奇跡だなんて
有り得ないんだよね
解っていたけれど

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雲を 掴みたくて
手を 伸ばした

ポラロイド写真みたいに
落ちて来たら いいのに

もしくは
綿あめだって いいや

飛行機に乗ると
雲は ふわふわじゃないことを
思い知らされる

沢山の 霧を 
突き抜けて 進むんだね

時には 虹を 追い越して
眼下に 円を 描きながら

にんまりと 笑っているのは
アタシだけで
周りは 沈黙

嗚呼 眠ってるんだね
ちょっと 敏感に なっていたのは
私だけだったんだ

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* 反応が無い 恐ろしく 哀しいね

* 私もね アイダホバーガー 食べたわよ♪

* 旦那には 弁当持たせ 我ランチ( ̄ー ̄)

* 有り得ない! 遅れるならば 良いけれど
   バス前のめり 彼 乗り遅れ

* 次のバス 予定時刻が 大ズレで
   始業時刻に やっと到着

* お陰でサ 10分遅れの 出社だよ

* 閉じたまま お供は傘の お散歩だ

* 究極の 無駄遣いとは 事務用品



自由詩 ブーツ Copyright 藤鈴呼 2011-02-01 20:42:41
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