* 謎のトライアングル
藤鈴呼

アイスバーンの空の上
地球では 氷河期の 真っ最中

僕たちは 体が大きいだけで
神経は 細かく出来上がっているんだ

だから そんなに いじめないで下さい神様

僕たちだって 絶滅すると知っていたならば
あんなに弱い者いじめだって しなかったのに

これからは 神様(あなた)の言う事
なんでも 聞きますから

どうか 神様 
僕たちを 救って下さい・・・

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謎のトライアングルに包まれたままで
美しい音色を 奏でよう

最期は とめどなく 透明に
揺らめく羽根は 蝶の色
羽ばたく天使は 何処に消えらむ

君へと向けた メッセージ
ボクへと届く メッセージ
一つ 一つの音色 確かめながら

ほら カラスも 泣いている
そろそろ 家路へと 向かう 時間だよ・・・

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僕の爪は指のように 動く

爪の意識が誇大して
君に アカを残す結果になろうとも
それでも 良いんだ 

君が 飲み干して呉れないって言うんなら
自分で 一番茶を 立てて見せるよ

ほぉら 見ておいで・・・

次々に 浮かび上がってくる
ボクの シタイを・・・・

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また君は 僕の分からない言葉を使う

宇宙には 存在しない 
あやめ模様を発見した時のような驚愕が
僕の瞳を 襲う

未だ 閉じないでいて 君の その 清らかな肌に
今は 触れて いたいから

もう少しだけ 待って

あと少しだけ 
あの 痛い注射針が右に角度を逸らせば

僕たちの生活は 
安泰へと変化(へんげ)するから・・・

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コレクトっていうのは
訂正するという意味だね?

君の呉れた 相合傘

今日は 晴れて 居たけれど
僕は 大切に 持ち帰ったんだよ

そして あの人が 泣き濡れていないかどうかを
窓越しから そっと 見詰めて 居たんだ・・・

生憎 カーテンは 閉まっていてね・・・

どう見ても あれは 
白いレースなんじゃないかと見まごう程の色彩さ

その美しさに彩られたままで
甘美な悲鳴を挙げるなんて

何て 常識外れなんだ! なんて
この僕を 責めないで おくれね

そして 君を 何て呼ぼうかと
僕は 困惑しているんだ

君が あの人なのか
あの人が 君なのか

今イチ 分からなくなって しまっているから・・・

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あの人のことを 信じてみれば
目の前は きれいな コスモス畑で 一杯になる筈

咲き乱れた後に 枯れる運命なんて
今は 思い出させないでいて・・・ねっ ・・・,  ね?

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あの人は 良い人かな? 悪い人かな?
僕には まるっきし 検討が付かなくて

さめざめと 泣いた 花びらは
水辺に浮かぶ ハスの葉となり
湖面で 揺ら揺ら 蠢いている

嗚呼・・・だけど・・・
あの あぶくをごらん?

もう少しで・・・
消えてしまいそうなんだよ・・・

誰か 早く    彼に 光を・・・・

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あの人っていうのはね
瞳のキレイな 人間なんだ

僕は あの人に 包まれて
いつまでも 夢を 追いかけてゆくよ

君も ・・・ 来るかい?

ちょっと この船は重たくて
ただでさえ 定員オーバーなんだけれど

君にだったならば
指定席の半分を
譲ってあげても いいな・・・

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すずこは ポエムモードに入ると
訳分からんから。。。

言葉の 四分の5は 無視して。。。って
それじゃあ 超越してるやんかぁぁぁぁっ!!(自爆)

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武器になんか するもんか!”
僕は とっても やさしいんだよ

そんな やさしさに 包まれて
僕は どこまでも 生きていこう

そう 君の行方が 定まったならば
いつからでも 歩き出せる筈

秘密のおもちゃ箱
今は まだ 開ける時では 無いんだね・・・

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自由詩 * 謎のトライアングル Copyright 藤鈴呼 2010-12-26 08:11:30
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