イブイブ☆
藤鈴呼

鈴の音と言われると
何だか 
呼ばれているような気分になっちゃって
少し くすぐったいような
はずかしいような
恥じらいの乙女時代を追想するような
不思議な角度に 
心が かくん と ふるえます

寒さに震える夜に
楽しげな音を 鳴り響かせる 鈴だから
愉しさも 一緒に 呼び込んで欲しいと
そう思って 名付けた 鈴呼
なぁんて書くと
至極 尤も 成程! なんて
感嘆符ばかり 集められそうですが
実際は
好きな漢字を 羅列したダケ、なんて
そんなカンジ
どんな感じ?
そんなモンだよネ☆

なんてコトを うだらうだら 考えて
うつらうつら 眠ったフリを している内に
狸寝入したことも忘れて
都合の良い問いかけには
応えちゃったりして
舌を ぺロリと 出しちゃったりも するんです

そんな今日は
メリークリスマス☆イブイブ☆

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昨日は カラスが 旋回してた
くうる くる
がーぁ があ
なんてコトを 言いながら
鬼ごっこでも しているのか
二羽の けたたましい 音が 響くよ
ここが 庭ならば
韻も 踏めたのにねぇ

たかい 高〜い ベランダから
見下ろす 必要なんて なく
窓越しに 真っ黒い翼が 見えて
嬉しくなっちゃったんだ

他の人は きっと
不吉だよ、なんて
嘆くんだろうね

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自由詩 イブイブ☆ Copyright 藤鈴呼 2010-12-23 19:58:08
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