しずく の まどろみ
砂木

はめこまれた
月 太陽
けれど 遠い所の土地だ

体でいけない場所だから
波おこして 乗るように
向かう

まわるカレンダーの
赤い丸は 
ボタンになっていて

指先から舟になっていく続きを
唱える

なぜって もう 目が消えた

朝が消えた
朝陽の中に


自由詩 しずく の まどろみ Copyright 砂木 2004-10-21 01:18:57
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