*クルクル
藤鈴呼

君の言葉を もっと感じたくて
くだらないような会話でも

夜空が綺麗だったことを
思い起こさせてくれるような
楽しい会話 悲しい涙

全て 受け止めてくれた 君だから
僕は 魅かれた

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しかし・・・

CD8枚・・・ 
ユビワ ふたつ・・・

時計・・・・
傷を隠すための・・・

そう・・・ それは・・・・ 衝動買い

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誤解? 君の言葉は何?

僕は 信じられるものを全て
失ったしまった今でも

君を 忘れられなくて
君を 思い出していて

今夜 夢の中に また 君は
甦ってきて 呉れるんだろうか・・・

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あいの ことばを
もっと ききたいの

あなたの ことばも
もっと ききたいの

「ちょっと まってて。」
その ひとことが

この こどうを
よみがえらせるから・・・

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        こ  も  れ  び


瞼の裏には小さな涙が光って
零れ落ちる事も知らず ひたすら慰められ続けている

流れ落ちたならいいのに もう枯れそうだよ
砂時計の針集めて 刻む時間(とき)忘れたら尚更に

優しい声 聞こえ始めたその時に
震えた両手を かざした涙の跡に染めた

七色の虹 眺めて・・・ 一つ置き去りの
心留め金刺すラブリング

割れた心抱き締めてみて
硝子よりも儚くて
止まらない恋の向こうに君が居る 追い続けるよ

振り返る空に夕陽が また落ちてゆくね
僕の背中越しに消えた 幻の月影染めた天子

しがらみに 惑わされ続ける僕等
明るい未来(ひかり)は 今 何処で立ち止まっているの?

二人 逢う瞬間(とき)遅すぎて 離れられなくて
語り明かした日の雪 思い出す

夏のサンタは寒がりで トナカイの足も凍り付いていくのに
日差し差し込むのは 眩しすぎるね            

「季節外れだった雪」は こんな風に落ちて
大きくなるから 魂(こころ)を 壊すよ

狂い咲く白百合 破壊された影法師
誰を待ってみても 君じゃなければ駄目だよね

恋をする度切なくて 止まれないスピード
伝えられたなら 楽なのに

言えぬ心が宙を舞う ハラハラ雪のようだね 
包み込まれてく 今宵の空の赤い月の背

蒼い地球に存在(う)まれて 緑の葉を食べた
龍(あなた)が海(そら)に 昇る時を数えこの指立てる

儚くても 抱き締めていくよ・・・  必ず 届けられるよ

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JanneDaArc  
Heaven‘s Place 編詞

2000.4.11 tue 21;50 PM 〜 
   4.12 wed 0:20 AM

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見たことのあるような番号通知
番号非通知の留守電に レスは出来ない

かけ直そうとした 不在着信の瞬間に
きっと 相手も欠けている 通話音の嵐

なんだか もったいないね

こんなに 溢れている電波の中でしか
生きられないなんて

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サヨナラを告げるための明日への道しるべ
いばらが 薔薇に咲いたならば

僕は 水かなくったって
咲き誇れる

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人の説教は ちゃんと聞くもんよって

自分は 他人からの言葉を 
まともに 受けられない癖して
ナマ言ってんじゃないわよって顔して

だけど 忠告ほど
ありがたくて 
はた迷惑な話はないね

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「お母さんは元気?」って 問い掛けてくるあの人は
父親よりも 大分 美男子で
きっと あの女(ひと)のことを 愛してくれていたんだと想う

だけど 気付かないようにして
傷を 広げないようにして
いつも あの人と 会話をしている

「君は 父親似だろ?」 断定するような 台詞

こんな光景を 貴方達は 知らない
知らないけれど

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貴方が 振り向いてくれなくて 嬉しいような 切ないような

「かたおもい」 この言葉に
いつまでも 縛られつづける

その先を 見てみたいような 覗いては いけないような

大人になってしまった今でも
子供のような 夢を 持ちつづけていられる 恋

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だから その時の気持ちに素直になれればいいんだと思う

いくら 取り繕ってみたって
一度 口にした言葉は 訂正出来やしないから

だけど その時の 本音が クルクル回っていても
それら全てが 現実なんだから

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自由詩 *クルクル Copyright 藤鈴呼 2010-09-19 16:02:27
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