「ふと」
クローバー

ん、へと続く道しるべの横で
君は、うとうととして。

途中の、い、には、しっかり捕まっている
君の神経には、ずいぶん助けられているけれど
あまり、る、に捕まらないようにしてほしいな。
君は、とても美しいのですから。

僕が、つい、夜になると、忘れてしまう、まどろみを
繰り返し、教えてくれて、いつもほんとにありがとう。
道しるべに君が居てくれて
迷わず、僕は、ん、へと行けるのです。


自由詩 「ふと」 Copyright クローバー 2010-04-19 21:31:20
notebook Home 戻る  過去 未来