曲がりくねった道の先
ゆうと


ピーナッツバター
塗りたくって
朝がくるよ
オレンジの太陽
頬張って
目を覚ますのだ


あおい空と
あおい海
いつか
水平線がなくなって
すべて
とけてしまうのかな
そうなったらいっそ
ぼくらもとけあってしまおう
憂鬱もよろこびも
ぜんぶ混ざってやさしさになる


波打ち際で
さらさらという砂の音
波にかき消されていく
足跡 それと足 それとからだ


すべての
雑音を取り去って
ああ、そう
きみの声だけがきこえる


曲がりくねった道の先には
いつだってそう
同じ答えがそこにある




自由詩 曲がりくねった道の先 Copyright ゆうと 2008-08-13 09:48:04
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