可も無く不可も無く
右も無く左も無い
優も無く劣も無く
上も無く下も無い

望んだ物に評価など付けられない
この俺たちが目指す吹き溜まりは
ある意味
個としての希望で
ある意味
個人としての存亡の機なんだ

誰がなんて言えるんだ？
俺たちをなんて言ってのけるんだ？
俺たちには理解なんて無い
俺たちを理解しろなんて言わない
もっと感覚的な話さ
「居心地が良いか悪いか」そんなところさ

俺たちは居心地が良い
分かるか？
分からないならやめといた方が良い
どうせなら近寄らないで欲しい

はたから見れば混沌としてるかも知れない
むしろ複雑と写るかも知れない
でも見るところから見れば
単純で明確なんだ

俺たちが見えている景色
それがもしも見えたなら
俺たちが想い描いたユートピアもきっと見えるはず

真も無く偽りも無く
北も無く南も無い
特殊も無く普遍も無く
東も無く西も無い

思い返してみれば何も無い
愛だけがある
そこに情だけがある
それ以外何も無い

それがどうした？
んなもんどうでも良いぜ