notitle
桐野晴

何もいらないから 望まなければ
壊れてしまえば 楽になれる?

いつだってくれなかったね。

消えることだけが 救いであるように
止められない 変わっていく

一つは一つじゃない

気付かない すべてを含んだ
最後オワリのウタを

見つめあえたなら それはきっと影

奪ってしまったのは 自分自身


自由詩 notitle Copyright 桐野晴 2008-03-09 15:16:21
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