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桐野晴

確かに通り過ぎていく時間と 多すぎる人々
その中から 出会えてココにいる 奇跡
全てが 未来へと続く偶然


心って素直になろうとするたびに
そっぽを向いて
伝えたいこと 伝わらなくて 
痛みを伴っていった
とても厳しい現実に 目を背けて
夢に逃げてはいけないのに
我侭言って 逃げてばかりいた
今度は 貴方の番だよ
さぁ 聞かせて・・・

聞いていたい 貴方の全て
吐息でさえも
私には聞かせて もっと 心を
なんでもないようなときが 一番 気持ちあふれて
貴方を 近くに 感じていたいから

全てを 包み込んでくれる優しさに
隠されている
悲しみとか 苦しみとか
私には響き渡って
伝わってくる旋律は 静かに響き
微かに 確かに 聞こえるから
もう大丈夫 全てを見せて
今度は 君の番だよ
ねぇ 見せてよ・・・

見つめていて 見つめていたい
君の横顔
静かに響く声でさえ 心では 波打ち
その言葉と行動 小さな 一つ一つが
私へ 確かな 旋律となって


静かに通り過ぎていく時間と 多すぎる人々
その中から 出会えてココにいる 必然
全ては 未来への前奏曲


自由詩 Next Copyright 桐野晴 2007-10-11 17:32:12
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