rain
深散
人ごみに押されて流されながら
また目的に届けない場所に戻っていく
欲しいものは少しだけ先にあって
悪い予感だけが現実になって頬を叩く
それはもう生きているジンクス
歩こうが走ろうが一緒
結局一番なりたくないものになっていく
それを知ってなお
先へ行かなくてはいけないのは
何故だろう
自由詩
rain
Copyright
深散
2007-03-11 00:28:43