花の化石/白島 真
 
以下の方がこの文書を「良い」と認めました。
- 羽根 
- Lucy 
原口統三…(遠い目)
追記、言葉足らずですみません。私も一時心酔し、少なからず危ない影響を受けました。
---2017/01/11 20:37追記---
追,追記 早速のリアクションありがとうございます。あ、わかってくださっていたのですね。良かった(^^♪
- 日々野いずる 
- 宗像現象 
原口統三「二十歳のエチュード」青空文庫でザッっと読みました。
当時の一高生の読後感想文の様なでもニーチェとランボーとヴァレリー
中心のなんとかミクス^^;のようですが。京都学派の西田とか、
ハイデガーやフッサールが見当たりませんでしたねぇ。これの作品って
引用が多いので引用詩になるんでしょうか?まぁ19で終戦直後に
自殺されるとは、惜しいことですね^-^。
- 水菜 
- そらの珊瑚 
白島さんの筆力の前に圧倒されたような気がします。
「生きたまま花の化石になる」ということはいったいどういうことなのだろう。
原口統三「二十歳のエチュード」の文中の言葉を借りれば「精神の肉体」の永遠性を表しているようにも思えます。

好きな箇所はたくさんありましたが、特に象が調教される時、その背に乗った蟻までも調教されているというところが(なぜか小川洋子さんの小説の一場面のようで)良かったです。

---2017/01/10 14:39追記---
- 葉月 祐 
タイトルから凄い引力を感じて、更に一行目で立ち止まって、
『これはどういう事なんだろうか』と想像してみて、一番最初に頭に浮かんだのは、 琥珀の中で眠る少女の姿でした。
(と、思っていたら、既にそらの様が同じ事を考えておられて、白島様からのコメントもありました。なるほど、でした。)

- 竜野欠伸 
力作ですね。圧倒されました。テイストが異国を想わせるところが、ファンタジーっぽくて僕は好きです。
- 石村 利勝 
お待ちしておりました。待った甲斐のある力作でした。
しかし、きっとるるりら姐さんから突っ込みが入るでしょうな。
- 明樹水底 
- ただのみきや 
幽玄に死と生が混濁して
純粋な眼差しの肢体のまま石化して往く
少女は詩そのもだと思いました。
すばらしい作品ですね。
- 星丘涙 
- 小林螢太 
- 中嶋大輔 
かそけく、を見て、堀口大學さんの詩集、「 遠くかそけく」を思い出した。とてもきれいな化石より、蕾から花に変わる瞬間に出会いたい。
- 長庚 

>>牡鹿の内蔵のすえた臭い
>>月がぼわぼわと照っていた
>>にぃっと
など、独特な言葉遣いから浮き出てくる世界観が素敵です。
---2017/01/11 02:32追記---

---2017/01/15 09:25追記---
- 宣井 龍人 
こんにちは。
才能豊かな作者が、詩と正面に対等に真摯に向き合わなければ書けない詩だと思います。
新年からか?ポイントを連発しておりますが、本作は素晴らしいし5ポイントくらい差し上げたい気持ちです。
お恥ずかしいことに原口さんですか?全く知りません(恥)。
そのあたりも勉強して、また、本作をゆっくり読ませていただこうと思います。
- アラガイ 

実は生きた化石と呼ばれる生き物はいまでも数多く生息しているようです。
生きたまま花の化石になりたい。
このような古代の生き物のまま生きていたいと言う少女の願望。これは逆に永遠に生き続けていたいという願望を意味している。ちちははの眠るやわらかな記憶の棺たち。少女は亡き父と母に対する想いを引き連れながら、語り手は幻想的な描写でそれを語ります。
不思議ですね。ひらがなの擬音やカタカナの扱いは、まるで黄泉の国から語りかけるように神秘的で少し怖い。それは万物に宿る神々のように、あちらこちらと生き霊がさ迷う様子で五感を刺激します。
これは作者によって読み手の感覚を意識された技術的な試みでもあるのでしょう。
生きたまま花の化石になりたい。その少女に託した夢。それは美しさが永遠に引き継がれるという作者の願望でしょうか。何れは朽ちてゆく肉体を喩えに、深い精神性を探り出そうと思考に試みた佳い作品だと思います。



- 志水圭 
何度も読み返しました。繊細な言葉遣いが美しい作品ですね^^

>街はずれの色のない沼から
>鴫が真っ黒な脚を水面に残して飛び去っていった
>「しぎ」という名前が記憶されたそのとき
>少女はみずからの棺を水底に見た気がした
どの連も素晴らしいのですが、
残された鴫の黒い脚が少女の棺へとつながるこの一連の流れが特に好きでした。

素敵な作品を読ませてくださり、ありがとうございましたm(_ _)m




---2017/01/11 21:28追記---
- たなかしゅうこ 
うー。素敵です、とっても!!
- 本田憲嵩 
- 黒鍵 
骨頂、ではありませんか。いままで拝読させて頂いた作品とは趣がだいぶ異なりますが、でもとても美しく感じました。
詩と散文の違いはなんでしょうね。この作品はとても時代性を感じさせてくれました。
喩の選別に関して、僕が意識している部分とすごく親しく感じて、それもとても嬉しかった。
具体的な批評は書きませんが、良い読書体験でした。
読ませていただいて、ありがとうございます。
- ありか 
タイトルから惹きつけられました。
ありがとうございます。
- fiorina 
- 闇道ナツ 
- 吉岡ペペロ 
- atsuchan69 
- まい子プラズマ 
- 末松 努 
- 間村長 
- ヒヤシンス 
- ゼロハチ 
生きたまま花の化石になりたかったのに
人間のまま散っていくこどもとおとなたち
柔らかな髪もいつかきっと傷んでしまって
儚い夢を見ているような素晴らしい詩だと思いました。
- 乱太郎 
- サカサノボノ 
 
作者より:
*去年7月製作の過去作です。

---2017/01/10 15:12追記---
お読みいただき、ポイントもありがとうございました。

>Lucyさま 
>原口統三…(遠い目)

そうですね。10代の頃からの愛読書なんです。
1956年に最初に「書肆ユリイカ」(今の青土社ユリイカの前身)を立ち上げた
伊達得夫がこの原口の「二十歳のエチュード」の版権を買い取り
世に広めたことは最近知りました。
生きていれば、どんな詩人or作家になっていたんでしょうね。
当時の友人、上級生に清岡卓行、橋本一明、中村稔がおり
本の編纂にあたった橋本一明は國學院大学の教授でした。(後は作家、詩人)

あ、追加されたコメントは「遠い目」をそうだと最初から思っておりました。

>宗像現象さま
>原口統三「二十歳のエチュード」青空文庫でザッっと読みました。
>当時の一高生の読後感想文の様なでもニーチェとランボーとヴァレリー
>中心のなんとかミクス^^;のようですが。京都学派の西田とか、
>ハイデガーやフッサールが見当たりませんでしたねぇ。これの作品って
>引用が多いので引用詩になるんでしょうか?まぁ19で終戦直後に
>自殺されるとは、惜しいことですね^-^。


「これの作品」って私の作品のこと?
そうであれば、引用したのは「純潔という名のこの兇暴」の箇所だけですよ。

原口のことであれば、今、本を探すのが大変なんで記憶で言いますが
彼は自分の詩を生前、殆ど燃やしています。
だから、日記以外、詩が掲載されていれば引用が多いでしょうね。

ハイデガー、フッサール、西田などは文中で読んだ記憶は残っていません。
西田はともかく、ハイデガー、フッサールなどが注目されたのは
もう少し後の時代では?(そのへんは調べていません)

>そらの珊瑚さま
>白島さんの筆力の前に圧倒されたような気がします。
>「生きたまま花の化石になる」ということはいったいどういうことなのだろう。
>原口統三「二十歳のエチュード」の文中の言葉を借りれば「精神の肉体」の永遠性を表しているようにも思えます。

>好きな箇所はたくさんありましたが、特に象が調教される時、その背に乗った蟻までも調教されているというところが
>(なぜか小川洋子さんの小説の一場面のようで)良かったです。

お褒めいただき恐縮です。
「生きたまま花の化石になる」って言うのは思いつきですが、美しく死にたいけど死ねないことを譬えてみました。10代の頃ってそういうのに憧れるじゃないですか(笑
だから、この少女の設定も10代で、人との関係性に目覚め、
少女から大人へと成長する姿を描いてみました。
象と蟻のところ、書いた本人も大好きなんです(笑
小川洋子さんの小説は読んでいませんが、読んでみたいですね。

---2017/01/11 08:46追記---
>葉月 祐さま
>タイトルから凄い引力を感じて、更に一行目で立ち止まって、
>『これはどういう事なんだろうか』と想像してみて、一番最初に頭に浮かんだのは、 >琥珀の中で眠る少女の姿でした。
>(と、思っていたら、既にそらの様が同じ事を考えておられて、白島様からのコメントもありました。なるほど、でした。)

琥珀の中で眠る少女!!
イメージとしてはまさにそんな感じのものを描きたかったのです!
適切な感想をありがとうございました。

>竜野欠伸さま
>力作ですね。圧倒されました。テイストが異国を想わせるところが、ファンタジーっぽ>くて僕は好きです。

ありがとうございます。たしかにテイストは現実離れした国ですよね。
「観念の王国」かもw

>石村 利勝さま
>お待ちしておりました。待った甲斐のある力作でした。
>しかし、きっとるるりら姐さんから突っ込みが入るでしょうな。

過分なお言葉嬉しいです^^
るるりら姐さんから突っ込み!!るる、るる、るるり、(ここかな?)(^^♪
るるりらさ~ん、お待ちしてま~す(笑

>ただのみきやさま
>幽玄に死と生が混濁して
>純粋な眼差しの肢体のまま石化して往く
>少女は詩そのもだと思いました。
>すばらしい作品ですね。

「少女は詩そのもだと思いました」!!
なるほど~。考えたことはなかったですが、嬉しいお言葉です。
汚れっちまった悲しみではないですが
純粋も内的宇宙だけで転がしていると、それは「純粋病」ですね。
他者との関係性の中で「純粋」は外的世界に同化、変質されていくけど
その「まなざし」(=詩)だけは失いたくないものです。
コメントを読みして、あらためてそう思いました。

>中嶋大輔さま 
>かそけく、を見て、堀口大學さんの詩集、「 遠くかそけく」を思い出した。
>とてもきれいな化石より、蕾から花に変わる瞬間に出会いたい。

「 遠くかそけく」は読んだことないですが、一度、読んでみますね。
「蕾から花に変わる瞬間に出会いたい」・・・たしかに!!
それを描ききるのは100万語を費やし10行位に纏めるほど
今の私には難しいことかも知れません。
その過程ばかりを書いているのかも知れませんね、人間は。
でも、心の晴れたある冬の一夜にふっと書けたりする日を夢見ます。

>長庚さま
>前半から中盤まで、縦書き表記のゆれもなく、読みやすくまた美しい描写でした。(皆さんコピペ文書を縦書きに変えるので表記がゆれるみたいです。)
>>>牡鹿の内蔵のすえた臭い
>>>月がぼわぼわと照っていた
>>>にぃっと
>など、独特な言葉遣いから浮き出てくる世界観が素敵です。

ここは結構、何度も推敲した箇所です。
水がさらさら流れる
陽がさんさんと照りつける
こういう使い古された常套句(流通言語)から、如何に脱却するか、試しています。
特に新しい擬音作りは難しいですね。
---2017/01/11 19:01追記---
思った以上にコメントをお寄せいただき、感謝です。
以下、長くなりますので、コメントの再掲は控えます。

>宣井 龍人さま

お褒めのお言葉、嬉しいです^^
5ポイント!!ありがたくお気持ち頂戴いたします!
原口統三は多分、今読まれても感じるものがあるのでは、と思います。

>アラガイさま

丁寧に読んでいただき、しかも身に余るお言葉、嬉しいです。
前回の作品でも心温まる賛辞を頂戴いたしましたが、
今回はさらに丁寧な分析と賛辞、心より感謝いたします。
アラガイさんのコメントをお読みしていると
私のことはともかく、本当に詩を愛していらっしゃる方だということが
よくわかります。 
今後もアラガイさんのご期待を裏切らぬよう、精進していきますので
今後ともよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
---2017/01/12 07:05追記---

>志水圭さま

何度も読み返していただき、ありがとうございます。
鴫(しぎ)の箇所、気に入っていただいたのですね。
鴫の描写は想像ではなく、昔、実際に目撃したものでした。
そのときは黒い脚だけが印象に残っており
その悠然とした姿が飛び立つ様に感激しました。
帰宅して調べ、それが鴫と言う名の鳥であることが分かった次第です。
今後ともよろしくお願いいたします。

---2017/01/12 13:00追記---
>Syuuko Tanakaさま

気に入っていただいたようで、嬉しいです(⋈◍>◡<◍)。✧♡
作品のりのりのShuukoさんを見習ってがんばるゾ!!
---2017/01/13 18:21追記---
>黒鍵さま

日ごろ作品を敬愛している黒鍵さんのコメントは凄く嬉しいです。
時代性までは意識していませんでしたが、
この詩を書くにあたって、自然とこのような詩型となりました。
「美しい」というお言葉がなりより励みになります。
ありがとうございます。

>ありかさま

お読みいただき、コメント感謝です。
ひょっとして、「ありか」さんは・・・・・・。(多分)
人違いでしたらゴメンなさい。
いずれにしろ、とても嬉しいです。 

---2017/01/19 14:37追記---
>ゼロハチさま 

コメントありがとうございました。
何かを感じていただけたようで、嬉しいです。

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