すべてのおすすめ
火曜日は華奢だから
水曜日にはいつも勝てない

真夜中にかけられた時計は
秒針を
文字盤といっしょに
廻している
そしらぬふりで廻している
口をあんぐりと開けたままのなら
虫歯が痛んできて

ポロンと

鳴り出すのでしょう。
畳の上で死にたいとは思わない
むしろ畳の下敷きになって
老人ホームにも行かないで
遠く遠のく意識の果てで
頑固ジジイと罵られ
諦めながら死んでいく
そんなカッコつけた
馬鹿げた死に方
 ....
ラジオなんかいらねぇ
氾濫するチープなラブソング
終りも始まりも
聞きたくないね一切

早く忘れろなんて
ありふれた慰め
必要ねぇし欲しくねぇ
携帯電源オフ 72時間

趣味の悪い ....
がっこうからかえると
おかあさんのからだがばらばらになって
いえじゅうにちらばっていた
あわてて
ぜんぶかきあつめて
しんちょうにくみたてると
とりあえず
おかあさんみたいなかたちに ....
仄暗い公園のベンチで
みかんの皮を食べろと言われている老人が
喜んでと言って頬張っていたのは新聞紙
これでいいですかとにこにこしながら
鳩の目で少年たちを睨みつける

ぽおっぽっぽっぽ ぽ ....
色恋にては
もっともな誠実さを伝える手段として

    愛しています

なるものを
免罪符として
挿入することが常套手段とされているが

さぁ
よぉく考えてみたまへ

この言 ....
愛して、取り出して、そこにある気持ちだけで、セックスしよう。

じっとりと、繋ぐ手に染み込む気持ちだけで、セックスしよう。

ハッピー、ハッピー、ハッピー!って叫びたくなっちゃうような気分だけ ....
白い部屋には
素敵な男の子が
4人
にこにこ笑いながら
4隅に立ってる
ひとりを追いかけると
みんなが逃げる
どうしても捕まえられない
壁に沿って
追いかけっこ
女とキスした。
俺は鳩のことを考えた。

俺は鳩料理と言うものを食べたことがないのだが
この世に、鳩料理は結構メジャーに存在しているのであるらしい。

俺が平和公園の鳩の一羽になった ....
え、え、え、え、ええええー

え、ええ、え、ええ、ええ、
え、ええ、えええー

あら、あああ、あら、洗おうやーあああ、ああらあ、あら
あらおう、ああら、あらおう

ええーええ、えっええ ....
そして今日も生きているのでした。

綺麗でした。

そして今日も笑うのでした。泣くのでした。


想いはみたくないから
ちょっとずつはさみできって
でもかわいそうだから少し繋げて
 ....
私を好きだと厚かましくもせまってくるのなら
足をお舐め
それから話しを聞こうじゃないの

金はないけどお前が好きだと言うのであれば
貢いでもらっている生き恥で
十字架にでも吊られな

 ....
じーちゃんは 耳が遠い
ばーちゃんは 歯がなくて発音が悪い

二人の会話は
何度も聞き直し
何度も言い直し
互いの顔を
くっつけるように近づいて
可愛らしくて
仲がいい

ばーち ....
明日の朝になったら
気付かないうちにあたしが
鮭の小骨になってて
どの食卓でもよけられて皿の端に置いてきぼりで
最後には
グルメな猫にも食べてもらえずに
入れられたゴミ袋を ....
君のくちずさむ
つぎはぎメロディー
僕はとなりで
アクセル踏み込む

君に尋ねても
「どこでもいい」というけど
僕の提案は
すべて気に食わない

信号をいくつも ....
金は天下の
まわり物
はまり
はまって
うん百回
昨日も
はまって
貯まってる
ここで
出さなきゃ
エラー出る

まわせ
  まわせ
 光よ
走れ

  ああ
   ....
国外の女が
盈月ホロホロに杯めく山々を隔して
抱きしめてくれたんです
金髪でした

雪をかぶった斜面に泣き、泣き、泣き
左手に見下ろす官舎から
笑顔で見送る仲間たちが小さくなっていきます ....
この前
青白い顔をして
「死にたい」
と言う客が
いましたので

僕は宮沢賢治にならって
「怖がらなくてもいい」
と言ったところ
「私はそんな事を聞きに
 きたんじゃない」と
ぷ ....
さしこむ月明かりに
浮かび上がる
窓枠におかれた青白い手
古びたホログラムのような
その手の
輪郭が、ぶれ
はしる、ノイズ
握られたナイフの
かるい重み

ナイフは澄んだ鏡
凪い ....
バルビツール酸から真っ赤を吊る美
ロシア製安ホテルの一室は戦振
1000のシーンを収めた眼球が火照る
sin的!泣き点sea、涙の球凍るCall
電話口ではクッキーが句切りの小Q
真っ赤を吊 ....
その頃
ぼくらといえば
美しい霜のうえを
自転車で完璧な曲線を
描きながら
ふるえる独奏者としての
ふるえるりんごの夕陽のことばを
所有してました
複雑なぼくらのようなわたしたちの
 ....
夜の浜辺で一人
寂しい叫びを{ルビ宇宙=そら}に放り投げる

震える声は
一枚の手紙となって、舞い上がり
静かな波の唸りの上を、舞い上がり
海の{ルビ面=も}の、
月の光の道の上を、舞い ....
やさしい音楽しかきけないときがある
と二度書いて消した
書けば書くほどに
それでいったいなんだっていうんだろうという気がしてならなかった
人間が正しくないセイブツで、言葉と表情を持 ....
朝7時半に目覚まし時計がなる 君は起きない

8時にも目覚し時計がなる やっと起きる

お湯を沸かしてテレビをつけた君は ふわあ とあくびをしながら

寝たふりをしているわたしに   くち ....
一番好きだったのは

二人のくちびるが
触れるか触れないかの瞬間

三回目に逢った時
予期せぬ打ち上げ花火に照らされて
アスファルトに映った影くっきりと

四月が来て
もう逢えない ....
大好きな人がいて
大切な人がいる
その人に
他の誰かよりも
ほんの少しだけ
大切に思われたくて
頑張ってきた自分がいる

その人が好きそうなモノ
その人が好きそうな装い
その人が好 ....
残像、光の残像、



スローモーションで、ドアが開く。

引き伸ばされた・・・・音。光の残像。



捨てられてしまった記憶、光の残像を、



それは誰にもわから ....
とある図書館では
借し出しをするときに
「ありがとう」
と言う
「ありがとう」
だなんて

本当は
「ありがとう」
というのは
僕のほうで
これで煙草も
買えるようになった
 ....
少年は目を見張り 覗きこもうとするけど

いっぱいはいった その球体は

ぴくりとも しない


真っ白でいいんだろ!


遠くで声がしたような気がして ちょっといやなきもちになる ....
虹村 凌さんの自由詩おすすめリスト(611)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
永続する二秒- ディレッ ...自由詩105-2-12
ピアノ- くしゃみ自由詩3*05-2-12
子宮ヶ原発、老人ホーム行- 成澤 和 ...自由詩405-2-12
Hb- 385自由詩1*05-2-12
なにか- アンテ自由詩20*05-2-12
仄暗い公園で- ベンジャ ...自由詩33*05-2-12
題名を表記できない考察- 北村 守 ...自由詩205-2-12
しよう、よう。- e R i自由詩3*05-2-11
ギムノパイディア_- チアーヌ自由詩405-2-11
クルックドゥー!糞尿死から飛びたて!- 瓜田タカ ...自由詩505-2-11
トランスレーション- めぐみ自由詩2*05-2-9
赤、白、貴方。- めぐみ自由詩3*05-2-7
足をお舐め- めぐみ自由詩3*05-2-7
なかよし- さち自由詩25*05-2-2
順応前夜- ________自由詩4*05-2-2
レイディキャンディ- ________自由詩2*05-2-1
燃えろハイエナ打法_〜スロット哀歌〜- 北村 守 ...自由詩5*05-1-30
国外の女- 不老産兄 ...自由詩3*05-1-29
貴方はどんな言葉が聞きたかったんだ- 煙と工場自由詩805-1-27
ノイズ- ワタナベ自由詩15+*05-1-26
郷愁ロシア- 六崎杏介自由詩305-1-26
うた- 青色銀河 ...自由詩905-1-25
満月に吠える、野良犬- 服部 剛自由詩15*05-1-25
そしてあなたに両手を開いて振ることもできる- ________自由詩8*05-1-25
広尾五丁目の交差点、橋を渡ったら。- 吉原 麻自由詩105-1-24
九まで数える- 大覚アキ ...自由詩705-1-22
I_want_to_be_only_one,_not_to_ ...- Lily of the ...自由詩3*05-1-22
ドロップ・シャドウ、コントラスト、コントラスト- GGP自由詩405-1-21
いつも大事なところで言い損なう- 煙と工場自由詩405-1-21
たとえばなしをしないことには- GGP自由詩1*05-1-20

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21