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しろく　しかくい　たてものの中から　かわいた無数の命の声がするのを
しずめるかのような噴水

しろさ　きわだつ　広島平和記念資料館を想いながら
床についてみた夢は
しろい塩で　できた　.... ひとは
母音だけで会話するときに
かならずしも
自分に正直だとはかぎらない
相手に誠実だともかぎらない

水色のキャンディが
口の中で溶けていく速さで
きみはやがて
いろいろなことを　.... 策士策に溺れて藁を掴んでいる ヒューヒューヒュー
ドーンと叫んで両手を高くあげ
おもいっきり地面を蹴ると
おじさんの体は
そのまま夜空へあがってゆく
おじさんの花火だった

おじさんは夜しか現れない
ビョーキかもし　.... 一杯の珈琲に人は人生を眺める事がある。
私は常にストレートでゆきたいが時にはミルクを入れたくなることもある。
私はあなたに想像の余地を与えない悪戯をしたくなる時があるが、
今回はやめておこう　.... 　.... 　　透明な鍵盤に置くかのように
　　あなたの指が宙にとどまる
　　噎せ返るほどに暑い八月
　　そんな形で朝は始まる



　　夢のなかでそれは確かに
　　風靡く草原を鳴り渡って　.... 陽が照らしつけるバス停の　屋根の下で涼む僕の
隣に座っていたどこかの会社員さんは
今　自販機の側に立って得意げに煙草なんか咥えている
吐き出す煙が空の雲に溶けてすぐ見えなくなる様は
この空を何　.... ブーゲンビリア　七変化ほどのパレットもないけれど

信号機ほど単細胞でもない

久しくあの風景を思い出したよ　どこにでもあった

ブーゲンビリア　県花ではないけれど　どこにでも咲いていた
　.... すいすいすいすい

生きていってくれることが

ヒョウスケくんはいちばん

うれしいうれしい


愛するアーヤが


つかれもしらずに

皆の人気ものであることが

ヒ　.... コンビニエンスストア
毎日欠かさず立ち寄って
まだ見ぬフレーバー探してる

微炭酸 無果汁 200円

喉元を過ぎる甘酸っぱさは
青春のそれとはまた違い
少し、少しだけ擦れている

　.... 　　　　　　　　　　０９０４０１


この日に大事件が起きたら、困るな。
地震よ起こるな！

朝起きたら、眠くなった
美少年が
借金に困ったので
お米を誤魔化したと
ニュースは伝え　.... 小鹿を狙う豹が　音を殺して忍び寄るように

卵を産み落とすために　ウミガメが穴を掘るように

盗まれたフルートを　諦め切れない心のように

解れて余った糸を　鋏でそっと切り離すように　
　.... 小学生の頃
教師が
尊敬する人は誰
と聞いてきたとき
両親とかエジソンとか
シュバイツァーとか
みんなが答えるなかで
タイガー・ジェット・シンって
言ったら
元活動家の教師は
明ら　.... 上野発の夜行列車に乗り遅れた時から 不忍池のベンチで夜を明かした ホームレスの気分
元カノから会いたいという連絡あり やけ棒杭はいまさら火がつくのだろうか

かつては大好きだったのに冷めてしまう　.... 夕方になっても
蝉が鳴きやまない

うちの玄関先にある蝉スイッチは
OFFにしといたはずなのに
いつの間にかONになっていた
（ヒグラシスイッチなら歓迎するけどクマやアブラは勘弁してほしい　.... ※

正確な円い輪郭を、灰色に淀んだ空にくっきりと浮き上がらせる
午後の弛んだ日射しも少しばかり傾き始める
根深い霧がこの港町から抜けることはなく
ここでの昼とはほんの少し明るい夜のことを言　.... 　.... 薄いピンク色　果肉より食い気に成り下がる

ハーゲンのストロベリーアイスクリーム

愛してやまない　

　庶民のシュートができた時の喜びのような幸せを

　感じて　薄いピンク色　濃くあ　.... タクシーで

あの車追いかけてくれって言ったら

ほんとうに

追いかけてくれるのだろうか

いちど試してみるか


涅槃クリーム

内なるものなんてくそくらえ

涅槃ク　.... きょう美術館でシャガール展は観なかった

美しい青が踊り

悲しくなって微笑んだ

僕は僕の人生とミスマッチしている

一人の時にだけ呼吸する

奇妙な半魚人だ

夏に生まれな　.... ファンデで隠している聖痕がある 私が私の最古の記憶を思い出そうとするとき

私は、母から聞かされた、私が覚えてないエピソードをその記憶としてしまう

私の知らない私

私の奥に億の数だけある、愛されていた経験 何かの偶然で

チョコレートとバナナを食べる時がある

それは特別に用意したものではなく巡りあわせ

チョコレートを口に放り込んで小腹具合にバナナを齧る

またはバナナに途中ちょっと飽　.... 忘れさられた言葉が
おしゃべりをはじめる海で
魚たちは言葉になって
人のなかへと泳いでくる

おおきな風は
おおきな影を
ただ、夢という魚に変換して
泳いでいる

どこを？

　.... 　　闇夜に炎が一筋舞って
　　空虚に食われて消えた


　　＊


　　これは引越し、
　　要る物と要らない物に分ける
　　あれと同じだよ
　　マシュマロのような
　　ハ　.... そのイメージはどこから来たのか

冬の北欧のどこかの岬で、深々と雪が降る中、
僕は寒さも感じず直立している
雪化粧された穂先は視界に入っていない
灯台も

僕の肉体はなぜここにあるのか
　.... 茶碗の酒に蛾が溺れている　
夜が明けて、車の音が激しく聞こえ出す肌寒い朝
痺れていたらしい昨夜と半生が襲ってくる
やれやれ今日も人生やら生活に眩しい光を当てなくてはならない
束の間の夢幻　夜と　.... 　五人の人間　.... おまえんちで幕府開いてやろうか

カマキリさんの自由詩おすすめリスト（333）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
禱	- るるりら	自由詩	26*	13-8-5
虹のすべて	- 大覚アキ ...	自由詩	7	13-8-5
策士策に溺れて藁を掴んでいる	- 北大路京 ...	自由詩	3	13-8-5
おじさんの花火	- yo-yo	自由詩	9*	13-8-5
甦る魂	- ヒヤシン ...	自由詩	5*	13-8-5
スティーブン・タイラーであると同時にジョー・ペリーでもある	- TAT	自由詩	3*	13-8-5
天籟	- 草野春心	自由詩	7+*	13-8-4
劣等感のミント感	- Neutral	自由詩	18*	13-7-29
ブーゲンビリア＿梅の色	- 朝焼彩茜 ...	自由詩	7*	13-7-25
愛するアーヤ	- 吉岡ペペ ...	自由詩	3	13-7-18
零時七分の帰宅	- 中原 那� ...	自由詩	6	13-7-18
萬愚節	- あおば	自由詩	5*	13-7-17
質屋	- ビル	自由詩	3	13-7-17
タイガー・ジェット・シン	- 花形新次	自由詩	11	13-7-16
涙の連絡通路	- 梅昆布茶	自由詩	12	13-7-16
蝉スイッチ	- 佐東	自由詩	8*	13-7-16
霧の町の断片	- 飯沼ふる ...	自由詩	4	13-7-15
はだしでダイナマイトとしたい	- TAT	自由詩	1*	13-7-14
ひんやりピンク色	- 朝焼彩茜 ...	自由詩	7*	13-7-14
涅槃クリーム	- 吉岡ペペ ...	自由詩	3	13-7-14
きょう美術館で	- ただのみ ...	自由詩	28*	13-7-14
ファンデで隠している聖痕がある	- 北大路京 ...	自由詩	7	13-7-14
最古の記憶	- ohtaki	自由詩	5	13-7-14
チョコバナナ	- 灰泥軽茶	自由詩	14	13-7-13
歩き出した干潟は	- 草野大悟	自由詩	3	13-7-13
いつかだった昨日のはなし	- ブルーベ ...	自由詩	3*	13-7-13
岬のイマージュ	- ohtaki	自由詩	1	13-7-13
民次郎＿（仮）	- 民次郎	自由詩	2	13-7-10
俺は盲のSawney_Beanだ、、、、、。	- TAT	自由詩	6+*	13-6-14
おまえんちで幕府開いてやろうか	- 北大路京 ...	自由詩	10	13-6-14

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