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何をしたって嫌われるのに
気付かないふりをして(事実から目を背け)
人に好かれようと笑って見せた

その姿が何よりも気に入らないらしく
もっともっと嫌われて 嫌われて

存在を消したくな ....
空が青いと死にたくなるので晴れた日もやっぱり室内

燦々と太陽光の降り注ぐこの季節
太陽は今日も引き裂いてしまいたいほどに美しい
殺してしまいたいほどに愛している

これだけ愛しているのだ ....
青い空は私の目の前にあり
私と其れをさえぎる者はこの世界にないというのに
私はその中へと埋まることはできない

希望を抱いては砕かれ
夢を見ては叶わぬと知らされ
現実は私にとってとても悲し ....
右手に機関銃
左手にカッターナイフ
束縛を撃ち殺す
束縛を刺し殺す

束縛とは名詞ではなく
束縛とは代名詞

いらないから消えてしまえと笑われて
俺もお前がいらないよ
結局互いに消 ....
傷つき傷つけて理想への逃走
電車で揺らぐ景色に君は何を見、何を想うのか

嘆きの想い出、喜びの記憶
笑顔の想い出、綻びの偽り
自傷の想い出、微かな幸せ

電車の窓の外で
繰り広げられる ....
幼い記憶の空色は、濁りの水色になり
広がる青の頭上は、電柱を伝う線と線に狭められ
僕らの居た場所は、黒いコンクリで埋まって
窓から臨む景色は、灰色の建造物のジャングル

背伸びし、手を伸ばし ....
完全無欠に死んでいく
鮮血の輪舞
自傷行為をしているの
誰かを傷つけないように

絶対零度に溶けて行く
青冷めた世界の恐怖
現実逃避をしているの
自分を傷つけないように

白い天井 ....
黒い兎が哂う満月の夜
誰一人いない 独房
何をすれば、出してくれる?
何を引き換えに、愛してくれる?

涙は滴り落ち
黒い大地は流された涙の為の器官のように


白く侵食する朝焼けの ....
排他、
排出、

打ち出されるのはいつも私で

呼吸、
鼓動、

此処にはただ、有るだけ


廃退した現実の小窓
錆びた鉄の隙間からの
罵声や、暴力

日常に蔓延る悪党た ....
寝息をたてる合間にも
世界に溢れるレッドサイレン
今日も誰かが死んでいく

通勤ルートの途中でさえも
交番の死亡事故数は死を感じさせている

日常に溢れる死の気配
瞬く間に命を奪われる ....
透き通るような白い肌に
私の爪で痕をつける
君が私だけのものになる証で
君の君だけの証

今度は君が私の白い肌に
歯を立て痕をつける
私が君だけのものになる証で
私の私だけの証

 ....
寂しい亡骸を一人抱いて

浜辺を歩いて一回忌

君よりも一つ多くの夏を知り

君のいない夏をまた一つ多く知った
唇は荒れたまま

ただ、息漏らし

一人、部屋の中


聞こえるものは己の心臓

見えるものは夜映す窓

触れるものは孤独の闇

吸うものは有り触れた酸素

握るものは遠 ....
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タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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