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特別養護老人ホームで
夜勤のアルバイトをしている

夜勤明けに施設の門を潜ると
男子高校生が
度胸試しに
施設から出たゴミ袋
すなわち
うんこ山盛り袋にタッチしていた

元気な俺な ....
そう多分必然とそうなってしまうんだからそう思うのは私が休む間も無く歩き続けている最中だから関係性が焦れて塵になればよいのにと両手を伸ばして空に考えている記憶を媒体を変えて未来中に描いている現在を通過中 .... 元々ある それ

「今、ここ」 に 現れる


喜び
悲しみ


皆それぞれに、真実の命

嬉しいことを分かち合う命
辛いことを分かち合う命

希望を覆う命
絶望を増幅さ ....
先が明るいから

感謝するような人生ではなく

感謝に満ちているから

先が明るいと思える人生がいい

そうしたら後悔や嫉妬や疑念

そんなものもなくなるのだろう


秋の光 ....
制服は重かった
着る理由も教えられないまま
私たちはだれもが脱げなかった

なにかというと並ばされた
振り向いて
目があうことがこわくて
ホントウノコトがほしくてたまらなかった

大 ....
なにに於いても高尚なものだけが
ひとのこころを救い癒すものではない

能動さを求められず受動さだけで
なにも考えずいられる下らないものにも

背負う生の重さを軽くしてくれる力があることを
 ....
アリエッティににてるから好きって

きみは、わたしのせんたくハサミのようなかみどめをはずしながらいった。

わたしはこびとじゃないわって
いうと

きみはこいびとだよっていって

かみをくしゃくし ....
{引用= 

鹿に小石をなげる

それを、食べてはいけないのです



野いちごに口を赤く染める おまえは
なにも知らず


動物の本能を ためされる
※線という 残忍な審判 ....
新月欠けていく パリ 香港 アメジスト 「遍ねきもの」
         木の若芽


世の中で起こっている一切の事は
まさに自分の心の中でも起こっている
同時に進んでいる
遍ねき時間
ああ また
わたしに台風が発生した
 ....
私に優しいあなたは 
私じゃなくても優しい
それが悔しくて 
唇を強く噛みしめる
ひとり占め出来ない男は 
心を{ルビ蝕=むしばむ}む

胸が苦しいの 
肌が紅く染まっていく
女の身 ....
美しいモノが見たいというなら
それはもう美しくないかも知れない

汚いモノには目を覆いたい
だけど匂いはどうしようもない

私はたくさんの言葉を紡いできた
そこには僅かな真実があったのか ....
長い冬が明けて

やっと雪解けのときをむかえましたね

悪い夢をみていたのだと

すべてを水に流し 再出発です

おめでとう



悪い夢 儚い夢 叶わぬ夢

夢 ....
路上
たぬきが死んでいる 今日
のどを空に見せて
堂々たるもんだ

左右に列なす車の真ん中を
雲を逆さに見下ろして
脇腹を少し赤く割って
動かないで

見に行こうぜ いっしょに
 ....
弁護依頼
冒頭調停
資産精査
財産分与
親権争い
罵詈雑言
憎悪交錯
視線鋭利
責任主張
法廷闘争
損得勘定
喪失感覚
精神耐久
疲労困憊
結局敗北

それこそ
離婚 ....
やたらめったら起こる奇跡を奇跡と呼びたくない 生臭いゴミの匂いがした

いい匂いのふりをしていた

季節の夕暮れのひかりに


ぼくは金木犀じゃないかと見回した

歩きだせずにいた

ひかりは姿を

ゴミの匂いは形を
 ....
気がつくと窓から射し込む
光の色が朱から濃い藍に
変わっていこうとしていた

ああ、もう陽が落ちる時間が早くなった
ぼくは窓に眼を遣るだけで
ソファから立ち上がらなかった

此処に移っ ....
9月からアメリカの小学校に入学した娘
2日目の朝吐き、早くも欠席
3日目お腹が痛いと昼前に早退
4日目から毎朝目が覚めると学校に行きたくないと、泣くようになった

「なんで行きたくないの?」 ....
それぞれの許されない世界は
こまるかもしれない

パートのないオーケストラは
ハーモニーを奏でない

ぼくは遇いたくない人間にはあいたくないと
思っている動物

話したくないのはぼく ....
出し入れするものがちがうだけで
会話になったり
セックスになったりする
不安

雨は降るし
音は流れる

あらがうものが
ないだけで
こんなに不自由なのに
愛されなんてしたら ....
秋とは肩を寄せ合い歩きたい

約束なしで出会っては

流れの渦に留まり続ける

紅葉とイチョウの落ち葉のように

ゆっくりと語り合いたいものだ

何一つ声に出すこともなく

 ....
窓のすだれがブランコを始めている
フロアーの隅で綿埃が踊り終えている
もうご存知でしょう
風も歌ったり呟いたりすることを

紋白蝶がサーカスを始めている
裸木がみどりのおめかしを終えている ....
「秋分ごころ」
               木の若芽



思わぬ涼しさ しその花草かげに
薄い秋雲の下 まだ固そうなざくろもかきも
どこから見てもかわゆし美し 生り熟れるもの

 ....
ありあわせのもので生きてゆく
冷蔵庫のなかにはあるいはいえのなかには
備蓄したもののない

こってりとした愛とか
ささくれだった笑いとか
スパイスをきかしたつもりの人造サラダ

気 ....
真昼の青空にいて

お日様はいつもと同じように

まっすぐに向き合ってくれている

それなのに痩せ尖った姿を

心溶かす丸い雲の横で

薄ぼんやり見せてしまい

ごめんなさ ....
すこしのかなしみがあったけれど
それはさもないかなしみだから

窓のそとのことを考えようと

わたしは祈る
きっとまだ
のこっているはず

わたしの場所
この残照のまばゆさ
のな ....
 
あなたの言葉が わかんない つまんない

そんなんもわからへんのかとか

もっと、つまんない



 
思いをこめた白球を、無心で投げる。 
霧の向こうから返ってくる白球を、両手で捕る。 
霧の幕が開いてゆく――空白の明日を見据え 
もう一度、白球をにぎる。 
  国
  という言葉がいま浮かんだけれど
  どうしたものか思案している



  一ヶ月近く洗っていない
  ランチョンマットには三箇所の染みがついているが
  それでも洗 ....
そらの珊瑚さんの自由詩おすすめリスト(7427)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
うんこ- 一 二自由詩27+*12-9-26
煉獄- 透明な魚自由詩7+12-9-26
湧現- 侔義自由詩3*12-9-25
天高く馬肥ゆる秋- 吉岡ペペ ...自由詩1412-9-25
秋の校舎- 朧月自由詩912-9-25
下らないもの- HAL自由詩4*12-9-25
きみ、ジブリがそんなに好きなの- 阿ト理恵自由詩12*12-9-24
野いちご- 月乃助自由詩7*12-9-24
新月欠けていく_パリ_香港_アメジスト- 北大路京 ...自由詩1012-9-24
遍ねきもの- 木の若芽自由詩512-9-24
【_柘榴_】- 泡沫恋歌自由詩17*12-9-24
【_移ろい_】- 泡沫恋歌自由詩7*12-9-24
うたげ_にて- 芦沢 恵自由詩11*12-9-24
路上- オイタル自由詩6*12-9-23
泥仕合- HAL自由詩3*12-9-23
やたらめったら起こる奇跡を奇跡と呼びたくない- 北大路京 ...自由詩1312-9-23
金木犀- 吉岡ペペ ...自由詩412-9-23
黄昏- HAL自由詩4*12-9-23
‘義務’という言葉をまだ知らない娘へ- 夏美かを ...自由詩17+*12-9-23
とぐろのなまえ- 梅昆布茶自由詩912-9-23
ペン2- はるな自由詩412-9-23
秋の気持ち- ただのみ ...自由詩19*12-9-23
宇宙人のしわぶき- 信天翁自由詩2+12-9-22
秋分ごころ- 木の若芽自由詩212-9-22
やきそば- 梅昆布茶自由詩1312-9-21
月でいて- 芦沢 恵自由詩16*12-9-21
どれ、ですか- もっぷ自由詩512-9-21
つまんない- 殿上 童自由詩23*12-9-20
対話- 服部 剛自由詩312-9-20
ことのなりゆき- 草野春心自由詩1212-9-20

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