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たわむれが
咲いて、
さい
て
羽のかたちで
だまりこくって
子どもはそれを
真似して
つづく
いのり、だね
放つかたちの
閉じない
ひ ....
夜、は
首筋からこぼれ落ちて
かすかに甘い蜜のにおいを
隠している
命令に逆らいたい鳥たちが
もうじきそれに気づくだろう
囲いはすでに
万全なのだ
風がかく ....
袖にはいつも
きまぐれさんが住んでいて
ときどき、すこし、
わたしに優しい
雲のかなたに広がるものや
星の向こうに輝くものを
いつからかわたしは
素直に待てなくな ....