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僕は考えることが知ることに似て
虚しい
それは でも 一体なぜなのか
湘南で見た夕暮れのようだった
バスの中に入ると一人
僕は今日も生きたのだと思う
青く 存在する 見たことのある海を
 ....
小学生の頃、同じクラスで少しだけ目立っていたKは、中学生になってからはどうしていたのかは、よく、僕は知らなかった。彼は中学に入ると別のクラスだったからだが、でも、彼は小学生の頃は地元のサッカークラブに .... 生きているということは何も意味を持たないのだということを思っていた。毎日、限られた人とすれ違う日々の中で、接点を持つ人自体が、ごくわずかだ。接点を持つこと自体にあまり意味はないのだから、それを望まない .... 美術館で久しぶりに彫刻作品を見に行ってきた。オランダ人作家の大規模な展覧会だった。作品数は30点ほどではあったが、しかし、ほとんどが巨大な彫刻作品だった。作品の中心は、粘土のような感覚のするブロンズの .... 僕は見ていた 遠くに
思う 街で 子供の頃 歩いた
目に 過去を
街で見られていた スニーカーの
横を通り過ぎていく感覚で


誰かの立っている
風景を見ていることだろう
遠くに存在 ....
昔、僕は四月に、マルセイユを訪れていたことがあった。銃を持った軍人とすれ違うほど治安が悪いとされる街に滞在し、経由しないことには、モナコやカンヌといった見どころの多い街にたどりつくことはできなかったか .... 昔僕は社用車で、連休前、家に向かって車を飛ばしていた。夜遅く、ストレスからの解放感もあって、足はアクセルを深く踏み込んでいた。僕は、そしていつもの高速の、通い慣れた側道の上だった。しかし、車のスピード .... 僕は夜
時々口にする 過去を
一人 同じ 机の上で
思うこともなく 海に
立っている この 部屋で
僕は時々ぼんやりと何かを見つめていることがある。代々木公園を訪れたときに、そこで、すでに失われた落ち葉の上に立ち尽くしながら。初夏の、遥か遠くに広がる木々を見つめながら。秋のそこからすでに失われた新緑 .... よく晴れた人ごみの空の下で
不確かだった 繁華街の中で
震えていた 対人恐怖症のような思いで いつも
人の視線の中を私は歩いていた


昔から いつも 出歩くのは不安だった
微笑みが 本 ....
白い鳥は
どこに飛ぶ
心の どこに
何を思って


黒い鳥は
何を描いている
遠い故郷に
傷ついて
I was walking on the street
Peoples were losing living time
Various things are crossing to my ey ....
今日こそ履歴書を書かなけりゃならない
インターホンを押す NHKの徴収に怯えながら
誰も訪れることのない 寂れた公園で
今日も見なければならないテレビ番組のことを考える  
何もない日に
何故だろう 僕は 見ている風景に寂しさを感じた
辞めた会社の空気が頭をかすめる
僕は ずっとひとりだった
僕は 生きるべき場所を 間違えたのだ
君と二人で抱きあっていただけ ....
友達をナイフで刺した後で
僕は 出かけた
勝利の 酒を 飲んで 笑った
生きていたってしょうがない
死ぬべきだと 思った
人に 迷惑を かけたくはない
憎しみが
孤独の中で 渦巻く
寄り道を 忘れた
乳白色の世界を
死んだのだということだけが確かだった。自分のことなど理解できない。それは、寂しかった。だけどそれは、確かなのだろう。簡単なことなのかもしれなかった。何故なのだろうと思う。自分のことがよくわからない .... 風が吹いているとき
私のことなど忘れるくらいに、
何もすることもなくなってしまった


−−

Anyone will no longer

When the wind blow ....
それはなぜなのだろうと思う。誰にも見えない言葉を人に伝えようと思う。それは俺の言葉が悪いせいなのかと思った。だがなかなか伝わらなかった。風が吹いたけれどよくわからないし眠かった。家に帰りたいと思う .... 言葉はすでに
意味を 捨てた
俺は死にたい
木の 幹として
みんなどうしているのかわからない
それとも 僕に友達はいただろうか
夜の闇は深すぎる
今の自分を越えて行くには
車もなかった
ハドソンリバーの向こうに、
ブルックリンの光が散らばる
 ....
目が夢を欲しがる時
演じることが 遠ざかる
電車の シートで
自分のことが 好きだった
深夜の営業車の中で
タバコを吸い尽くした日
君からの声
どこで自分を描けばいい
コンビニで雑誌を手に入れた
あまり覚えていない友達のことなど、私はいつも忘れた。私は自由でいたかったし、時の流れをいつも感じていたかった。単純肉体労働など、嫌気が差してやる気などおこらなかった。それだけは私が私であることの選 .... 見えたすべてがうれしいと思った
聞こえた その 街じゅうの音楽を
今日も そこで 眠るときに
目覚めた 私は 聞き間違えた いつも
今日も部屋だ
満たされた 私は
そこで一体何を叫べばいいのだろう
一人の この 真っ白な部屋で


白く流れていくもの そして
遠ざけられた無数の色彩
虐げられたもの だけど
そこで ....
やがて私たちの興奮は冷めてきたので、死にかけたバスを田んぼの方に流した。バスはしばらくじっとしていたけれど目を放した隙に知らないどこかへといってしまった。


楽しかった週末も終わり月曜日の ....
はるなさんの番田 さんおすすめリスト(28)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
帰りのバス- 番田 自由詩524-5-31
Kの思い出- 番田 散文(批評 ...322-4-30
渋谷の避暑地から- 番田 散文(批評 ...221-7-26
彫刻と日曜日- 番田 散文(批評 ...221-6-21
Sense_of_town- 番田 自由詩221-6-10
フランスの暗闇で- 番田 散文(批評 ...321-4-24
連休前夜- 番田 散文(批評 ...121-4-14
机の夜- 番田 自由詩321-4-4
原宿の落ち葉- 番田 散文(批評 ...421-1-8
池袋の中の喧騒- 番田 自由詩116-7-25
電線- 番田 自由詩313-9-17
sky_was_gray- 番田 自由詩213-3-31
とある月曜日- 番田 自由詩213-1-27
生ぬるい日々- 番田 自由詩312-6-11
グッドバイ- 番田 自由詩112-6-1
スイッチ- 番田 自由詩112-5-30
いつも、スニーカー- 番田 自由詩212-5-3
セザンヌについてのいくつか- 番田 自由詩212-3-27
誰でもなくなっていく- 番田 自由詩1*11-8-16
教えてくれない- 番田 自由詩211-8-15
死んだ心- 番田 自由詩311-8-8
NY五年目- 番田 自由詩211-8-8
一人のリーマン- 番田 自由詩111-8-4
日記の中で- 番田 自由詩211-7-22
景色のどこかで思うこと- 番田 自由詩311-7-5
スリープ- 番田 自由詩211-4-23
ニチヨウ- 番田 自由詩211-2-9
白色の雲たちがやってくる街- 番田 散文(批評 ...3*10-11-26

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