ノヴァジェットプラズマ爆発だらけの宇宙
太陽は実は脈動変光星
百万年前に生まれた光を浴びてる
百億年前に生まれた元素と生きてる
黒点は太陽の笑くぼ多いほどよし
リ ....
寝て覚めて起きて辺りを見渡して 結局暗い一人の小部屋
右の手に残る昨夜の多幸感 今すぐ首を括って死にたい
「夢の夜」夢幻と形容し 夢幻と夢を貪る
目前に 戯れ踊る 憧れは 一晩経ても ....
反転する宇宙は
双子の銀河を吸い込み
軋む
宇宙の音は
霊的な波動を含みつつ
真空の中を揺らぎ
密林で見つけた石の欠片が
宇宙だったとは
誰も気付かない
反転する宇宙は
....
サヨナラをいうタイミング探してる君との距離が微妙にひらく
誕生日来れば必ず電話する元気ない母歳を誤魔化す
空を飛ぶ鳥の背中に乗せられた想いはいつか君を動かす
天ぷらやフライを揚げるあ ....
どうしても 欲しかったんだ きみの腕 貝殻つなぎで 街に繰り出す
コオロギの 濁点のような生涯
悲しい肉色の
西洋ツツジを切らさずに
昏々昏々 赤子と眠る
炎
闇
炎
闇
炎
闇
炎
闇
・・・・・・
境界には Blue
やわらかに 滲む 蒼
You can touch ・・・
....
実朝の末期知るなる大銀杏八百年後の雪に折れけり
夢自体めったに見ないし、まして樹木絡みの夢など、木を相手の仕事をしている割には見たことが無かった。
それが、今日の未明、倒れる大木 ....
青侘びた外葉の白菜持ち重るサナギの中で誰の子眠る
ストーブの火見つめ猫がもの思う人は卓にて白菜を剥ぐ
ゴミ捨て場レシートのたば見つけては きみと同じ商品をかう
わたし自らが灯となる時
周囲の人の瞳の内に
不思議なほど無数の灯が
同時に ぱっ と、ともります。
そらのないひろばにひびけきみのこえきみのかなしみきみのぜつぼう
んわ構もてっ喰 は{ルビ鳥=スカ} {ルビ豚=ケボ} {ルビ牛=ホア} いたり守 (もラジク)カルイい賢 てく愛可
適当にご飯は済ませろその代わりたけのこの里は噛みしめて食え
ペケをするマルをするまたペケをする答案用紙が涙ぐむまで
カゴの中震える果物くださいなろくでもない日に ....
わたくしを 不安にさせた 罰として 車で轢いて ペシャンコにする
いま僕が噛んでいるガムの味を君に伝えようとしても、到底無理なこと。
伝えよう、伝えようとしているうちに味がなくなってしまう。
吐き出すところも似てる。
消化に悪いところも。
チョコと一緒に ....
砂漠に花は咲かない
僕は細い筆を拾い
砂を手のひらに広げ
怠惰な脂で溶き
いつか憧れたレンガの壁に
初めての嘘を描く
羽根のかげ白く息つぎ春の夜
彼女のきれいな本のきれいな文字
すっかり春だシャロンのいない東北
花わさび明日こそ買ってどんぶりに
もう全部やめるよ重さ量ってほしい ....
春めくね君の瞳のモンブラン弥生の日差し甘酸っぱい
駅染める弥生の西日切り取って胸へとしまう兄と妹
また明日また明日へと環はめぐり環は環をめぐりまた会う日まで
....
てけてけとんつかたんつかたんぺけぺけぴーとかつくとかつくぺけぺけぽー
ちゃちな威勢
ちゃちな助力
ちゃちな矛盾
岩を破壊
牛を破壊
村を破壊
時間が切れて
星が飛ぶ
溝から青虫
空が緋に
晴天の 青さにけぶる 雪崩かな
紅梅や 縁側にいて 雲ひとつ
月影や 一輪わらう 空のもと
くるくると むおんをはらむ こゆきかな
限りある 青空のぞく 小雪かな
凍て返 ....
デパートで母を買いたし腹腔に溢れたる癌きれいに取りて
たい鳴てっンーボ とすら揺子り振 のな計時 もとれそ?体死 君い白
鏡を見なさい。
忘れないように
顔を洗いなさい。
なくさないように
破れては縫い直してる恋心自由な恋をさせない縫い針
故郷に残した想い下を向き都会暮らしに馴染めない肌
新しい道路を作る目的であらゆる武器で山を虐める
雪が降り黒ずむ想い白に変え風に揺ら ....
もうひとりには戻れない この背中の温かさを知った後では
ガラス窓に映るわたしに寄り添い、最後の日が終わろうとしてる。
本当は誰でもいいの わたしの手を引いて逃げてくれるひとなら
....
幸福はひとさじのスープいつもよりお腹すかせて食べるのがいい
死ぬ時の 自分の顔が 見たいなら 合わせ鏡を ダイブして行け
夜感情のボタンを長押しして電源を切るおやすみなさい。
しろいろが通るくろいろの上をぺたぺたと痕を付けてまっしろに。
かみさまを消しゴムで消したらそれ ....
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