実朝の末期知るなる大銀杏八百年後の雪に折れけり

 夢自体めったに見ないし、まして樹木絡みの夢など、木を相手の仕事をしている割には見たことが無かった。

 それが、今日の未明、倒れる大木 ....
{引用=


こうくんのおもちゃになりたい。むくむくでぜんまい式だよ ( 笑って、こうくん。)



こうくんのおもちゃだから泣かないの。なんにもいらない、声も出さない。



 ....
なめらかな夜の重みがのしかかり孵化した蛇と砕かれた月


 
青侘びた外葉の白菜持ち重るサナギの中で誰の子眠る
ストーブの火見つめ猫がもの思う人は卓にて白菜を剥ぐ
ゴミ捨て場レシートのたば見つけては きみと同じ商品をかう みぞれと言うのか
雨が凍っているというのに
こんな夜にも走る男がいる
気が済まない、
習慣に中毒したのか自己啓発強迫なのか
こんな夜くらいはさぼろうという気がない
上空で
雨が凍るという ....
そらのないひろばにひびけきみのこえきみのかなしみきみのぜつぼう (月を黒い種に、太陽を色彩の影のない輝きの雨にして)

ほんのりと甘い、果物の匂いがした
乾いた風が吹く緑の丘の上から
眼下に広がる果樹園を見下ろす
頭上の雲から誰かに見張られていて
けれ ....
意志の外より働く大きな力よ

私を貫き通せ

この身を引き裂き

路上へとぶちまけろ

この身が土に溶け込み

そこから花が咲き

無数の虫が生まれたなら

 ....
遠浅の海を渡って描きこんだ水平線のかなしい夕日 みかんにも
資格はあるさ
吾亦紅

とかいいながら
三個目食べる
のみやすい。きみは決まって頼むけど 甘くないかなお酒のくせに {引用=


愛なんてコンビニでも買えるって どれが愛だかわからんのやけど。


さみしくて漂流したくなったさかい、貯金おろしてロフトに行くわ。


星空をさんきゅっぱで買ってきて  ....
適当にご飯は済ませろその代わりたけのこの里は噛みしめて食え



ペケをするマルをするまたペケをする答案用紙が涙ぐむまで



カゴの中震える果物くださいなろくでもない日に ....
夕となり妻の帰りを待ちつつもともに歩みし伝道の日々を

家を出でまた家に入り語りたる神の言葉は心をめぐる

目覚めてはまた起き上がり聖書を持ちて幾たびも共に忍べり

妻と共あたらしき湯沸か ....
{引用=

眠っているあなたに ささやきかける
海峡の海鳴りがきっと
霧のような不確かな、消え入りそうな言葉を運んでくる
小さな螺旋の都に吸い込まれるように
淵をなくした深淵へと
言葉な ....
なな色の純真、羽化し残された白紙の絵本「はらぺこあおむし」 歯磨きのかわりにぼくはガムをかむ 今までずっとそうやってきたから 春めくね君の瞳のモンブラン弥生の日差し甘酸っぱい



駅染める弥生の西日切り取って胸へとしまう兄と妹



また明日また明日へと環はめぐり環は環をめぐりまた会う日まで



 ....
君がオールを漕ぐ
水色の湖にガラス底のボート。
ゆらゆらと
水面に浮かぶ午後の光が
君を映す柔らかな鏡になる。

水中にはいくつも
小さな白い花
手を伸ばして拾いあげる
頬と頬を寄せ ....
てけてけとんつかたんつかたんぺけぺけぴーとかつくとかつくぺけぺけぽー デパートで母を買いたし腹腔に溢れたる癌きれいに取りて アリスからきみに差し出すトランプは52枚のハートのエース 破れては縫い直してる恋心自由な恋をさせない縫い針

故郷に残した想い下を向き都会暮らしに馴染めない肌

新しい道路を作る目的であらゆる武器で山を虐める

雪が降り黒ずむ想い白に変え風に揺ら ....
もうひとりには戻れない この背中の温かさを知った後では


ガラス窓に映るわたしに寄り添い、最後の日が終わろうとしてる。


本当は誰でもいいの わたしの手を引いて逃げてくれるひとなら
 ....
小さな後悔を
ひとつずつ折りたたみながら
冷たい雨の中を歩く

しつこい雨音を
ことごとく無視しながら
答えをクシャクシャに丸める

痩せた街路樹は
桜並木になろうとして
つれ ....
私は
水面を眺めるのが好きだ
こころが癒される

趣味は写真撮影
水の流れや
水面に揺れながら
ゆらゆら写る
風景を愛でながら
写真撮影する

今日は
暖かな春風に導かれ
何 ....
 
 
わたしたちはいつか死ぬ
ということは
死にゆくわたしが見てるのは
夢なのではないか
 
+
 
わたしは空を飛ぶ
鳥だったような気がする

わたしはアスファルトに咲いて ....
中にチョコ 周りサクサク ビスケット なんておいしい カントリーマアム ひかり差す春の階段かけあがる 紋白蝶のゆらぎをまねて
ハイドパークさんのおすすめリスト(600)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
銀杏倒れる- A-29短歌5*10-3-10
TOY- あぐり短歌3*10-3-10
孵化- ことり ...短歌410-3-9
みぞれ- salco短歌710-3-9
きみを追う- 朱印短歌510-3-9
阿呆の星- salco自由詩810-3-9
こえ- sh短歌9*10-3-9
果樹園- 楽恵自由詩1710-3-9
連連- 蒲生万寿自由詩1*10-3-9
遠浅- ことり ...短歌510-3-8
寒い日- あをがね短歌1*10-3-8
カルーアミルク- 朱印短歌210-3-8
いらんもんしかあふれとらん。- あぐり短歌16*10-3-8
でいねいのうさぎ- あすくれ ...短歌7*10-3-8
妻と一緒に- 生田 稔短歌3*10-3-8
ウミネコの部屋- 月乃助自由詩17*10-3-8
あおむし- ことり ...短歌410-3-7
ガムをかむ- 朱印短歌310-3-7
- 都志雄短歌4*10-3-7
ガラス底のボート- 楽恵自由詩1410-3-7
ぺけぺけ- sh短歌5*10-3-7
- salco短歌310-3-7
trump- ことり ...短歌6*10-3-6
縫い針- 夏川ゆう短歌410-3-6
たましいのため息- 七波短歌510-3-6
桜前線- nonya自由詩15*10-3-6
春風の画伯- みずまく ...自由詩810-3-6
- 小川 葉自由詩610-3-6
カントリーマアム食べたい- 朱印短歌310-3-5
platform- ことり ...短歌7*10-3-5

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