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  わたし
  ごくつぶしの耳鳴り芳一と
  反転した橋の下
  こうもりみたいな夜を過ごす
  森の、もっと森の方
  ただのニレだったという屍が
  糸を引いて地面に伏せるまでの時 ....
窓を開けてテルヒコが部屋へ入ってきた
アキヒコと名乗りわたしのベッドにもぐり込む
夜は深く闇の中で身をこわばらせるわたしの隣で眠るアキヒコ
焦げ臭さとほこりっぽさがわたしのベッドを焦がす

 ....
{ルビ西御門=にしみかど}のフレンチレストランで女友達と、春野菜のソテー、小鳩のロースト、ワインもまぁまぁ、早めに戦線離脱したわたしはデザートのメニュー。ルバーブのパイ。そういえば、今朝、谷川俊太郎詩 .... わたし、どこやらに極楽があるとおもう
春の山道で
垂れ下がって咲いている藤の花と
それを咲かせている木が
じぶんの花も
たっぷりと咲かせているのを見ると

山藤はがむしゃらに這いのぼ ....
しん、や。


さびしい手
錆びついTake

ギタリス、トの指輪、のように
靴磨きの、はなうた、じ みて。
紫の夜が
南十字に降る、触れる

大理石の僕
冷たい膝を、割り砕か ....
みどり児は
あけの河に流されて
流れ着くのは石の岸
そこをみずからぬけ
葦の原へおちつく
すでに住まう
年よりの蛇とあそぶ
おどりあそばせ
つゆふる夜半には
犬三匹をおま ....
窪ワタルさんの自由詩おすすめリスト(426)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ニレ- 嘉村奈緒自由詩1303-4-19
『カナリヤのテルヒコ_2003』- 川村 透自由詩4+03-4-11
Die_Forelle_D550_Etwas_Lebhaft- 芳賀梨花 ...自由詩4*03-4-11
極楽の花- 渦巻二三 ...自由詩1803-4-10
『さびしい手』- 川村 透自由詩403-4-5
葦の原の- 田代深子自由詩1203-4-2

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