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もの憂いのには もう飽きた
あかるいうたを 謳いたい
夜明けのまえが なお暗い
とはいえ わたしは しっている
こごったような 濃紺の
ぴちりとパ ....
あなたとふたたび会えてうれしい
鼻先をあなたのももにうずめると
しあわせのゆりの匂いがして
こころがころころと弾むんだよ
あなたとふたたび会えてうれしい
アメージング グレイス
改心は ....
強く
ゆびで押すと柔らかく凹むほどに
紅く、
林檎
食べ頃をうっかり
逃してしまったものだから
どうしたものかと
思案している
その薫りやわらかく
そのかたち未だ林檎 ....
わたしは勿論あのひとを
大切に大切におもっているが
もしかしたら実は
あふれこぼれんばかりの
「愛したい!」という
エネルギーのかたまりを
ぶつけられる相手ならば
....
そこそこに慌ただしい日をこなしたあとは
急ぎの用ではない
コマゴマを
脇へ全部追いやって
静かに坐ってまゆつくる
まゆからでてきたからといって
羽根あるものになるでなし
わたしは ....
うすももいろの{ルビ襦袢=じゅばん}の
冬に{ルビ纏=まと}えば
きぬの{ルビ温=ぬく}さ
衿をくいと抜き
腰ひもをきゅうと締める
そのうえに伊達〆をきゅうと締める
足元に着やすく ....
プリズムを
とおしたひかりは
なめらかな
グラデーション
うつろう色みを取り出して
あか き みどり と
括ってしまえば
そのなめらかさは失われ
大雑把さに囲われる
そん ....
紅葉があんまり紅いから
メールを送ってみたんです
紅葉があんまり紅いから
安心するんじゃないだろかって
紅葉があんまり紅いから
やさしくなってみようかなって
良く撮れた
....
*
*
電車をおりたら、正しい冬の予感がした
冬の匂い!
冬の匂い!
冬の匂い!
冬の匂い!
冬の匂いが冬の匂いで
あたしはとっても幸せだ
今年の冬はシチューのC ....
デクノボウとよばれて
デクノボウになって
ぽかんと
つっ立って
普遍の海から「ソレ」を汲み上げる
筒状のナニカにナリタイ
その後のこの期
夢のなかで
私はまだ
逃げも隠れも
している
この期に
およんで
い ....
あかねしたたる夕焼けこやけ
一尺五寸の袖ひるがえし
もみじのみちの落ち葉ふむ
振りからこぼれる緋色の襦袢
肩にながるるその髪の
さんごの櫛のその細工
川辺でうつむきあらう血の
い ....
……とある蛙さんの笠原 ちひろさんおすすめリスト
(12)
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日付
意志を表明する
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笠原 ち ...
自由詩
11*
10-5-16
Maria
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笠原 ち ...
携帯写真+ ...
9
10-1-16
つくえのうえの
-
笠原 ち ...
自由詩
9
10-1-8
そらおそろしく_ゆめのまにまに
-
笠原 ち ...
自由詩
8
10-1-4
まゆつく
-
笠原 ち ...
自由詩
14*
09-12-18
仕度
-
笠原 ち ...
自由詩
18*
09-12-4
ククル_プリズム
-
笠原 ち ...
自由詩
5*
09-11-29
紅葉があんまり紅いから
-
笠原 ち ...
携帯写真+ ...
10+
09-11-24
独白二篇
-
笠原 ち ...
自由詩
8
09-11-18
イーハトーブからとおくはなれて
-
笠原 ち ...
携帯写真+ ...
7
09-11-11
ルパンの車
-
笠原 ち ...
自由詩
9
09-11-8
いろあそび/ぁカ
-
笠原 ち ...
自由詩
11*
09-10-18
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