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あかちゃんの頃から 
ひそかやかに息づいている初々しい清水を
ゆっくりと 汲みあげ 
丸い透明な器にいれて窓辺に置く
水の中に虹を 見つけた

こどものころから 不幸せな場所にな ....
入荷を待ちわびていた
会心のケニア
差し出す店主の顔も話し方も
嬉しさを隠しきれていなくて
実はそれが何よりも
目の前の一杯を美味しくする

焙煎機も一仕事終えて
今日は隣りがやけに
華やかじゃあない ....
  サインはV アカルイミライトつくったら

つきはなれて

み、はなすときがくる






by Atelier
しろ

はやく

しろ

ぬって

しろ

はいって

甘いシロップはいかが、わしく
ってよ
ゴムを買って薬局を出た

冷えたぬるい大気が

工事現場のような明るさだった

さっきより空が黒くなっている

ああ、ぼくは、自由で不自由だ


アパートにひとに会いに行く

階段の音

暮らしの匂う ....
現代音楽のようでいて

懐かしい旋律も現れたりする

シマノフスキーにはそんなピアノ曲が多い

冬の夜に近い朝

外灯は暗い空に圧されるように

地に貼りついていた

柔らかな天地の香り

宇宙から与 ....
窓からはしずかなる灰色

雨の日の午前の喫茶店

そのぬくもりやひかり

その湿りが好きなのは

自分を大切にできるから


コーヒー一杯の香に

視界や胸を任せていられるから

悲しみやその痛みに
 ....
「水際」


水際、を考える。

ボーダーラインを越したり、引いたり。

波打ち際の刹那。

それは躊躇するもどかしさにも似て。

繰り返し訪れる人生の選択にもなぞらえる。

 ....
高原に吹く風が

レーザービームみたいに

追憶に照射され

旅の終わりに描きかけた

一枚が完成する


白樺は動物の皮革のようだ

誰かの故郷が傷ついている

歌手が風邪をひけないのと

おなじく ....
ぼくらは求め合う純粋だ

ぼくらは最初から永遠だ


服と重さが触れ合うから

隙間にキスをしてしまう


ぼくらは求め合う純粋だ

ぼくらは最初から永遠だ
倉敷に朝のひかりが落ち着いている

朝の黄昏れのようなひかり

異国の夏の朝のような静けさ

地道な人生を演出する婦人

混み合う10分前の道だった

朝から淋しくて僕も落ち着いていた
ベツレヘムの星がまたたく頃

そっと目かくしをしてくるヤツ

朝まで名前を呼んでやらないんだからね
こどもたちよ

きみたちが考えている大人だって

実はそうなんだ

失ったことに目をそむけて仕事などしているんだよ

悲しくてさびしくて恥ずかしいお話だけど


こどもたちは地震には関心がないようだっ ....
ジャカルタ行きの便を2時間待っていた

雨雲だったが滑走路はまだ濡れてはいなかった

雷がごろごろ言っている

クアラルンプールの町の一角にも

たぶん親に見捨てられた姉と弟がいる

彼らはマレー語で ....
今日ぼくは仏教遺跡に行った

ここは1200年前の仏教徒たちのメッカだったそうだ

南国の木々に縁どられた田園風景をバスで走る

途中火山灰の土石流にやられた復興中の町を通る

バスから降りる

暑く ....
いやなことを幾つも並べて離れるよりも

憧れの気持ちを受け入れて傷ついていたい

人間の幸福なんて百年も残らないのだから


信じてもらえなかった原因を考えるよりも

今日一日どう生きるかを考えていた ....
箱根の夜は真っ暗け

会合の二次会をぬけて

ベッドに潜りこんだ


みなが言ってることは正しかったのだ

蓮舫が責める口調で別れを切り出した

事業仕分けの対象となった施設だった

僕は三億で施設を ....
最愛を通訳する者よ

ぼくは今からここを出る

999が旅立つように

ぼくは傍観者であり冒険家だ

目と手と足で告白する者だ


海底に連なる群れよ

そこに加わり

ゆっくりはぐれよう


最愛を ....
睡眠もそう

食事もそう

人間関係も

得意も失意も

喜びや悲しみも

利他やエゴも

愛も嫉妬も

なにものかへと向かってゆくには揚力がいる

この揚力をコントロールすることが必要不可欠


た ....
きょうはどないや

おまえの宇宙の出来栄えは

なあ?

大好きやで


人生ってもぐらたたきみたいや

ずっとたたいてんねん

たたかれてんねん

未来は変えること出来 ....
涼し
涼しと
思うたら

わて
こんなに
なっとった

ホンマ
涼しいなぁ
いまはもう濃密ではない

あなたの気配

いまはもうぼくには淡い

あなたの気配

記憶はもうただの濃淡だ


存在とはたんに

気配が濃密なだけなのだ

ぼくらの時間軸で

それは固着して見えるだけ ....
長い夢から覚めたなら

戦略会議に移るだろう

一.電話をしない

一.電話にでない

一.絶対会わない

長い夢から覚めたなら

戦略会議に移るだろう
ぼろぼろになったっていいよ

しあわせになったっていいよ

自然をコントロールするために

知恵があるわけではない

台風一過の夕焼け空を見つめながら

かなしくてもあたたかかった

さびしくてもつな ....
たぬきでございます。

毎日0.5literしか

じいちゃんばあちゃんに

お茶をそそぐことしかできませんでした

………

ぼろぼろ

………

お役目果たしきれたまんぷく感で

………
 ....
声ききたくなるのをがまんしている

きのう職場でいやなこと言われた

声ききたくなるのをがまんしているのに

いやなこと言われたこともがまんしている

きっとあなたもそうだったんだろう

ぼくにはそう ....
クリストファー・ロビンはいつも女の子のように思えるのだった

ちいさな胸にはメルヘンを抱いていた

肩をおとすようにも祈るようにも描かれていた

世界は居心地のいいところではないようだった

100エ ....
プーさんはだれだったのか

おとなのぼくが思い出す

こどもの頃のぼくは

プーさんの頃のぼくだった

ロビンとぼくをプーさんが見つめていた


ぼくはロビンではなかった

プーさんだった

心象風景 ....
こだまでしょうか

いいえ、だれでも

せつない

かなしい

ないている

あいする

うそつき

ほんとつき

こだまでしょうか

いいえ、だれでも
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