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黒い布が二本
電信柱に結ばれて
風にひらひら泳いでる
長い夜を越えて
透き通った柱に掴まった
僕等の姿のようだ
あの柱には
きっと
僕等のいのちを生かす
ほ ....
朝の駅の構内で
改札の向こうからホームの階段を上る
黒い制服の青年が障害を背負う体を傾けて
こちらに向かって歩いて来る
眼鏡の奥の瞳には
いつも光を宿らせて
不器用な歩幅を
一歩 ....
クローバーさんの服部 剛さんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
透明の柱_
-
服部 剛
自由詩
4
10-5-11
傾いた背中の青年
-
服部 剛
自由詩
10*
05-6-6
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