すべてのおすすめ
わたしたちの糖衣ごめんね 菊の花 こまったかおがうれしいだった

もういいよわたしが初音ミクでした睫毛で雪が水滴になる

星の海星の声あのひとは何度会ってもあのひとのままだまってた ....
{引用=窓の外、乾いた風がぱらぱらとヤマモモの葉を鳴らす。猫がきりりと座りなおす。首を長く伸ばして何かを凝視している。}不可能な猫が財布を手に持って医者行ってくると窓閉めて出づ。
不可能な猫が小さ ....
彼岸から呼び続けてる猫がいる、いいや、あの子はいま膝にいる
{引用= 気温二九度。湿度六〇%。さあこれからだ、というときに、抑えつけるものがまたやってきた。いいかげんにしてくれいったい誰なんだ ....
なんとなく中野で降りるネクタイを待ち構えてるラーメンの罠


水色のネクタイ水に浸してる 正しい水色を探してる
あなたじゃなく、君と呼んでもよいですか 女装男子のトシさんの真似

あたしより綺麗な「ヤロウ」をゆるさずに なかよしになろ 「コツ」教えてね

真似しても勝てないげんじつ目をそらし 右 ....
うつむいて幸せ色を飲みほして茜の空に消え入るため息

あの時の白い日記を一新し古びた銀貨を落とすメルヘン

あちこちにこぼれるミネラル塩あめをかばんに仕舞ってゆく夏の午(ひる)

蛇つかい ....
ゆく光こない光をえらぶから ふたり今夜の月の 傷 みる

くちびるで あなたのまぶたにキスしても 並べられない赤いビー玉

なあ、みたろ ジン マドラーで掻き混ぜた時 ライムの星 ....
ボケットに隠していたのは猿の指ゆうきをください悪知恵ではない

胸元を強調し過ぎじゃないかしら嘘じゃないよねみんなこうよね

パーティーを切り裂く架空の悲鳴鳴り初めの恋のはじまり警報?

 ....
夢の雪ちいさな口でほほえんで屋上からみるつぎはぎの鳥

虫の歌西からくずれるどしゃ降りにだまされて泣く銀の天秤

恋愛運気になるおみくじひきました仮免だけど誘っていいかな

ぬれる文字ぬれ ....
吸い込むとパッキリしてて秋な朝 君に自転車教えてあげる わからない熱波に目蓋落ちていくコルゲンコーワ君の名を呼ぶ


背中からよくないものが溢れてる脳から直に遠方へ飛ぶ


水の山ひらいた朝を仰ぎ見てほくそ笑むとき丹頂が啼く


瞳から瞳 ....
{引用=縄梯子少女はおりるどこまでも夢の終わりへ釦は落ちて
                 こもん}



stay to the end of June目の前に降りしきる雨数え終えるまで ....
ドラマ ひるがえしてティッシュペーパー 肝心の心臓が鳴ってればいいよ。

ごめんなさいあたしのあなたもしあなたが死んでもあなたがいるのがこわい

そのほかに人生がある 上手じゃないさよならのあ ....
コンクリート塀で爪を削ったら香ばしいかも春の日和に


春の雨青いペディキュア塗ったのに取りだす長靴の中には蜘蛛


風船のゆくえを見ていた昼下がり友の顔が思いだせない


東 ....
きみが生きているのがつらいふとももから鋏を入れてはだかにならなきゃ

眠りすぎて朝が来ないの夕方が腫れているから飛ばない鳥が

脳みそがからっぽですって警告に吐きそう誰かの手を握り続けたい死ぬ ....
わたしたち、枯らした植物埋めちゃって、そこを幕府と呼んでいました。

ドアノブを直せると言う同僚に秘密をちらして直してもらう

とわいらい 眠るあなたが重いのはわたしを忘れたあなたの重さ

 ....
なめると息がすこし透き通るのが夏なら冬はなんなのだろう。きみの肌、しろくて少し怖かった。わたしたちのセックスは不定形、終わることをわかっていながら望むことは、わかってて驚くドッキリみたい。ねえ起きて。 .... ほしいものなんにもないの 軽いなと言われて笑ってしまったりする

大勢の中で二足で立っていてえらいわたしは。 ここどこですか。

なんにもいらないそれは苦しいおもっているだけでみずのな ....
地下街のださいBGMを聞く おなかが空くことよろこんでいる

ちょうどよく綺麗な袋に借りた本入れる下着やさんの綺麗な袋

永遠に生きててほしいイェーイといった気持ちで笑ってほしい

ことば ....
即席のロマンスの跡残さずに冬陽のなかで握る珈琲


休日は黒を身につけバスに乗る猫なで声の断定のがれ


あたたかいときに限って曇り空今夜も星はみないで眠る


珈琲を溢さず ....
渚 もしもこえがなくなったならこえの代わりがもらえることを

あなたは外付けの倫理 ぼくたちの溺れるすべてをただしさとする

だめになるためにするべき100のことしても たぶん いいよ は ....
理由なら)やわらかにますはにかみにはにかみかえすしかできません

絡まれて絡まるコード差し込んで音楽がなりまた絡まれて

ねえ聞いて、お隣さんが言ってたの、柔らかく刺す春は過去だって

 ....
とりあえずはじめましてを向けてみる どこかで会った気がするけれど


角度のある君のおはようございます 僕も負けじと角度をつける


海の果て遠い国からこんにちは 僕は不自由な日本語です
 ....
局所的豪雨/ラブソング その間にある人知を超えた音階

ふあんふあんふあんふあんふあんふあんふあんふあんふあんふあーれ

想像上のどんなにきれいなけものよりあなたに噛み付かれたい  ....
音楽が僕をあたまをすり抜けて多分あなたの場所まで届く


あなたの音楽を聴かせてよ話し言葉ではないあなたの音楽を


音楽をどうすれば産めるのか出産したひとに聞いたら小さな音楽を産 ....
寝損ねて早起きしたと嘘を吐きこっそり啜るエナジードリンク


我こそはコリラックマの描かれた手帖を使う就活男子


人と会うという恐怖に慣れなくて鞄に本を詰めて武装す


詰まってる ....
真夜中にそれは月だよ。グラビアの雑誌から顔あげわたしに気づく


なんもない。なんもないからコンビ二の袋を捨てずに守ってしまう


わたしだけ日焼けをしないこの夏だ twitterで ....
オリンピック前日譚の日々にいて夏の電話は手汗がひどい


いきるために踊ったりしている人がラジオで話すとりあえずくしゃみを我慢する


地下鉄の出口にあつまる虫の写メあなたに送れば日記 ....
夜空に貼られては剥がされる黒よペーパームーンにうさぎはいないよ


しているあいだにしているあいだけがぼんやりうかぶ空、春の一分


出かけたかったんだマーブルに忘れものを混ぜた虹の伏線
 ....
想像の友達と来てるボーリング 何度投げてもスネークアイ

昼頃におはようと言える友達とかいたらと思う土曜日の朝

焼きそばとご飯を共に食べている 炭水化物に炭水化物

ドロドロのザーメンを ....
さわ田マヨネさんの短歌おすすめリスト(97)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
柑橘系の広場の中で- 初谷むい短歌418-1-11
夢(ニ) 部分- 沼谷香澄短歌2*17-11-16
夢(一) _全文- 沼谷香澄短歌3*17-11-15
なんとなく- 水城歩短歌217-10-4
あなたじゃなく、君と呼んでもよいですか- 秋葉竹短歌217-9-26
ひとつのメルヘン- 秋葉竹短歌217-9-19
順縁- 秋葉竹短歌3*17-9-18
清純派- 秋葉竹短歌217-9-12
- 秋葉竹短歌217-9-5
吸い込むと- 水城歩短歌117-9-1
熱病- 水城歩短歌217-8-22
_stay_to_the_end_of_June- 本木はじ ...短歌517-7-3
ドラマ- 初谷むい短歌217-4-24
春だから五つの短歌- 印あかり短歌8*17-2-28
S- 初谷むい短歌217-2-16
それからは賢くしずかに暮らした- 初谷むい短歌217-1-20
にゃーんぱら- 初谷むい短歌717-1-11
- 初谷むい短歌516-12-29
白夜を見たい、そのときは歌を歌ってほしい- 初谷むい短歌416-12-2
ひとり- 深水遊脚短歌3*16-12-2
0℃- 初谷むい短歌316-11-10
からみかる(十首連作)- はて短歌4*16-11-4
挨拶- 水城歩短歌516-10-31
局所的豪雨/ラブソング- 初谷むい短歌616-10-29
音楽- 水宮うみ短歌2*16-10-16
武装(解除)- 水城歩短歌216-10-5
こわいって呼んだこととか- 初谷むい短歌616-8-23
オリンピック前夜- 初谷むい短歌416-7-30
たんか・たんか・たんか- 阿ト理恵短歌316-7-19
短歌書いた- 山犬切短歌216-7-17

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