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落っこちたのに
僕は生きていた
確かめるものはなく
暗い陥没点から深く
上空
光の一点を見つめていた

ねじれない空気
透き通る闇
すすけた壁
恐いのにただぼんやりしている

 ....
どこに
どこへ?
見あたらない確かなものって何?

環状線で、きた
絶望のままにか

よれよれのTシャツで
ふらふら歩く
悲惨の影も見当たらない曇り空の遠く
頬がピクピクけいれんす ....
ハジメ
空から
電波

によると
によると
よると
よるとに
よるとにい
よるとにいち
よるとにいちゃ

夜とにいちゃんがたたかって
たたかっているにいちゃん負けながら
負 ....
受け止めかねる日々が
一日の中にいっぱい
押し寄せてくる
あるいは、波の中にもみくだされ
僕は
思い出の中のせいぶつになるように
ウニャウニャと日々を漂う
生き生きした面影を失った画面の ....
何を書こうか分からんチン
電子レンジで言葉を焼いて
食え喰えなんて、もういやだなあ
なあバイト君

僕はバイト君じゃないさ、しがない詩を書くアホさ
アホは関西弁では、いいことで
バイトは ....
 「森のゲリラ宮沢賢治」という本の中で、西成彦は、宮沢賢治の創作スタンスとして「注文」を受けると言う在り方が「キーワード」だと述べている。
前回、井上陽水の「ワカンナイ」でも、「雨ニモマケズ」の「心 ....
からだが水の中で抵抗を感じたある日
少年は何か変だなあと感じた
水ってきもちいいのに
プール好きなのに
水って重たいのかなあ
うまく進めないなあ

帰りアイスを買いながら気味の悪い寒気を ....
人を殺すのは
言葉と沈黙と
ナタと細い針と
1パックのインシュリンや
わずかな水や
砂漠

何でもどこでも凶器

笑われていろ
泣いてやる
勘弁してやる
許されない
開き直 ....
僕の好きな井上陽水は、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の替え歌と言うより、返歌「ワカンナイ」を作っている。


雨にも風にも負けないでね
暑さや寒さに勝ちつづけて
一日、すこしのパンとミルクだけで ....
宮沢賢治の詩を読むのは、とても辛い
自分の苦に、まといついてくるみたいだから
彼は、いつもじたばたしている「デクノボー」であるから

辛いけど、あざとい詩もあるけど、美しいから困る
日本語が ....
城に迷う
古城
朝から

指が動きにくい

触っている感じが薄い朝
遠い朝

朝の雲の城
飛竜、城を囲む朝
巻かれてタバコの煙
指がすきとおり、幻想界から
想像階へ、ふるえ ....
          1.後進としての「私」

http://www.ittsy.net/academy/instructor/sumio2_1.htm
発達心理学の浜田寿美男氏の文より ....
愛しんでいるのか
こわしてしまいたいのか
このからだ
誰のからだ
ある、からだ
だ、からだ
涙が感情とずれて
頬を官能的に滑っていく
私が悲しいなんてことは無い
ただ、からだの構造上 ....
朝から、青い陽に、
波シブトガラスが
割れそうもない節理を抱いて
泣いているぞ
かあハア

丸山薫よ

くあーっ

轍の臭いだ
草の遠く
それが、銀河より遠く
発泡スチロー ....
丸山薫の詩を声に出して読むとたのしい。
なかなか他人の詩を声に出して最後まで読み通すには、自分の体力だけでなく、相手の詩にも
言葉を口にするのに「恥じなくていいよ」という「一押しの力」が要る。
 ....
 脳性まひ者の運動の言葉の中で、私に、とても印象を残したのは、「青い芝の会」という団体の「われわれは、愛と平等を否定する」というものだった。
この言葉は、たとえば、十九世紀末の詩人哲学者であるニーチ ....
要は病気を私たち医者じゃない人がどう捉えるかで、こんなの僕にもわからんが、医者が必要という前提はあっても、自乗自縛に陥り、自分と自分自身に不整合を感じ、それが、カラダや頭や行動を(爆)させたり、疲れて .... まつりごとに
たてつくなあ
見えねえヤイバで
タマ詩とカラダを
伐られたときにゃ

古い良い気が伐られたときみたぁ
きくずら散るから

黙って
礫をなげるわ
きずつけるは
つれ ....
長い文が疲れすぎで、ここ数日打てず

今日ケータイで寝ながら投稿
ケータイ可は助かる

ひとえにココロ病か、はたまた、いくる苦というか。
寝てたらというが落ち着かぬ
起きたらしんどい有り ....
海に沈んだ後に
ぼくのカラダがどうなるかは
後の人が論ずることだが

はた迷惑なはなしである

地球の火かりっと
燃えている営み

太陽の光より
温泉のように湧き出してくる、海底温 ....
まわりくどい
いいまわしとか
いわんといてや

さっき何で
もめてたんや?

消えた消えた
元栓止めた
そんなことして
どないすんねん

10階から携帯おとしなや
で壊れんか ....
さんだるで掃いて
町を踏めば
そりゃあ素敵な
ターミネイターが
生えてくるけど

ここはどこやと
金属の葉をゆらすので
まちな
ちょっと聞いてくるわと
コンビニの店長に
聞くと
 ....

 弐 
  算数ができなかったよ

  漢字は好き でも雨の日好き
  
101
   102
      103、カレンダーの数をバラバラに
          時間はかいたい ....
このひとと
子供を
授かりたいと
思った女性がいた

別れた

昼寝のあと
毛布のくらやみに
想像の
子供の影を
写す

おさない私の中の
泡ダチは
つよくはじけ
夢見 ....
野茂投手が
大きく腰をひねり
ボールを投げるのを
見ていると
カッコイイ

僕と同じ大阪で育ち
朝が弱いので
朝の練習はとても
嫌いだったらしい

米の、放送局のインタビュアーに ....
批評書きます
ラーメン屋には最近行きません
夜の空気は、見慣れなきものになりつづけ
脂っこいものは、
もうごめんなさいよ

空がまばらな光線にけぶるし
いのちの100当番にはかけたことな ....
虹が
吹雪いてるよ
夜の窓は魔法であるから
てのひらに息を
当てて
もつれている糸を
たぐる、ダウンは
少しジッパーが
しまりにくい

川と友達になりたい
流れの無限に逆らい
 ....
外で詩を書く

治ったか疾

中で
溶けていく
歩きながら

しかし
幽閉している
出ないから

ことばで
情けない

慰める切実さが
僕の遊び

ひとり雨フル
 ....
まばらな鳥の群れ

なんとなく
不穏な思いを託す

海が見える
感じているだろうか

彼等の
飛んでいるのを追う眼

シンキロウを
奏でる朝日に
大阪南港の
廃墟が上 ....
アホになりたいと
願う
アホになりたいです
山さん
アホなことでありたいです
おひーさま

壊れていけませんでしたから
カナグリ捨てられるのも
惜しみましたから
引きずったまま
 ....
ふるるさんの石川和広さんおすすめリスト(105)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
たどる- 石川和広自由詩9*05-5-30
寝息は立てない- 石川和広自由詩10*05-5-8
によると- 石川和広自由詩8*05-4-11
海岸- 石川和広自由詩10*05-3-30
かわいい雨の中で- 石川和広未詩・独白10*05-3-11
宮沢賢治メモ3—「答える」という在り方- 石川和広散文(批評 ...8*05-3-8
作文デカルト- 石川和広未詩・独白1*05-3-5
花いちもんめ- 石川和広未詩・独白3*05-2-27
井上陽水から見た賢治—宮沢賢治メモ2- 石川和広散文(批評 ...8*05-2-27
宮沢賢治の詩メモ- 石川和広散文(批評 ...10*05-2-26
朝の雲の城- 石川和広自由詩1*05-2-22
◎自分をいつくしむとは?—身体と、ことばの育みについて___ ...- 石川和広散文(批評 ...2*05-2-22
はてなミクス- 石川和広自由詩2*05-2-22
カラス薫る、越え- 石川和広自由詩3*05-2-22
「一押しの力—丸山薫の詩を声に出した日」- 石川和広散文(批評 ...4*05-2-21
「われわれは、愛と平等を否定」しうるか?−「障害」と「言葉」 ...- 石川和広散文(批評 ...8*05-2-18
世間が変だ?3(関連の最新トピック付き)- 石川和広散文(批評 ...3*05-2-16
ほるもん爺さん、かく聞きたり- 石川和広自由詩2*05-2-14
やまいと書くこと苦楽短メモ- 石川和広散文(批評 ...3*05-2-14
焚き火を囲むのは- 石川和広自由詩4*05-2-10
風景爆弾- 石川和広自由詩3*05-2-8
絶滅さんだる- 石川和広自由詩4*05-2-7
Call- 石川和広未詩・独白2*05-2-1
いない子どもを待っているのか- 石川和広自由詩4*05-1-21
オフの野茂とぼく- 石川和広自由詩9*05-1-20
夜のあてつけ、終電、ああそれから批評- 石川和広自由詩6*05-1-16
いいんだ- 石川和広自由詩10*05-1-13
最近- 石川和広自由詩3*05-1-11
じっと見ている- 石川和広自由詩4*05-1-11
R&B- 石川和広自由詩4*05-1-9

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