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ゆうらんせん に
ぼろぼろ つめあわされた

ちの かたまった
けあな が すっているのは

どすぐろい よだれ

くんしょう に にぎわう
きれいな まちに

ぺたり ぺた ....
なぜ 今 この人が私に知らされるのか。
そんなことばかり考えてて とまらなくなる。
図書館で出会った 一遍の詩。

ネットでこの人を尋ねる人と出会うとは思わなかった。
自身の心の支えとなった ....
    たとえ明日は裏切ろうとも

たとえ明日は 裏切ろうとも
きょうは 裏切りはしない
さあ わたしの生ま爪を剥ぎとるがいい
だが きょうは 裏切りはしない

わたしの勇気のほ ....
いかつい アスファルトに
息のように 降り続けていた
電柱の 灯

夜の空に おしかえされた
雨に 流されている

かきん と ついてる
ガラス の 冷たさ

なじまない  ....
り りく 

蝶 の 足は
おもくなり

つかまっていた 草葉
そっと 目を 開ける

大きな杉の木 のてっぺん
見る間に越えて

生まれたすべてを かけて
のぼり ....
針はやがて
真っ直ぐに
体に 落ちて

朝は はじまるんだろう

道に ふさわしい風が
崩れた後を 戸締りする

大切なものは 隠され
破けないものは 消した

時刻は
 ....
まめのこ は 
ぽくぽく 
つち の おうち
で ゆめみてる

どうなるのかな

しろい おうちには
みんな と いっしょ

おおきなて
に つかまれて いまは

ひとり ....
陽に焼けて
薄い力を
なくした紙

ぺタリと セロハンテープでとめてたけど
格子から はがれてしまい
なにもないより 荒れてるような
みじめな部屋に 苦しくなり
重い腰を上げて 張り替 ....
片付けた くつ箱の
外に 放り出された

ビルの舗道
駅の時計
ごふん

先を 急いでいます
あらいばは こんでいて
海辺は 遠くて

あっちへ 行こう

埋められた ....
いじわるな 雨
知らずに傘を 忘れて
舗道を 行く

少し 寒いのも
寄り添う 薄い 雲に
心 写して

宿る 屋根
捜しながらも
走らない

身体の熱が
冷たい粒の ....
枯葉 の 指輪
伏せた 
やわらかな 草の

ただ ふんわり 揺れるのを

曇りの中 
歩いて行く
陽射し

指笛で 追い 追えぬのを

捜していたのは 錯覚
立ち向 ....
種もつ闇の
ちらかる 真昼

夜から じっと
はりめぐらせた

たんたん ひとつぶ あまい 夢
たんとん ひとなみ ふるい 風

かすれた なきごえ
かみきる したあご
 ....
街の上で
朝を 投げている

小さな 丸い 飛沫が
きらきら ころがりながら
あふれかえる

夜よ
よき 友人よ

くりひろげられる
問いの多くを 吸い取り
泣きな ....
走り書きした
唇 の 上

冷めないうちに
耳を塞ぐ

儲からない 話
でも

いい の ?
さじ の中
盛られた 私の

腕に とどかない
ひくい

止めた 前髪
痛くて はずす
ヘアピン

月明かり まばらな カーテン
さえぎる

みたくないと
あわれむ ....
なんで ひとりでこなかったんですか

と 会社の玄関からでてきた 年上の男性に
詰め寄ったのは 十八の頃

告白しようと やっとかけた電話で
呼び出して 出かけた友達が
相手は 友人と一 ....
海や土やマグマや風と
一緒に浮かんでいるという
私は

身体を選んだわけでも
心を選んだわけでもない

先にあるものから
たくされたような
安物の 腕時計が

地上 から ....
かかりすぎる 振り子
届くまで 飲み込んだ 長さ

ふさがってる ノート 
ささやかな 白 の 記

とめられたいのなら
かわって
につかなくなって

ぽーん と 破れた  ....
はじめて詩を読んだ時
若くて とてもかわいいと思った

しかし しだいに冴え
凍るような苦痛 けど
美しさをまして

貴女は 詩を うとんじていた
悲痛な思いを記す事を 嫌悪し ....
こせぬ めざめ ゆらし
ふすめ はだに まわる

ねがう つどに かぶる
そえぬ みちの むこう

とどめ られぬ くせを
せめる むねの きずを

とおに かくす ほどに
 ....
なじまずに 赤は 錆びる
焼けて 触れられぬ やすらぎ

いいわけのような 暖かい 風
うつけた雲 てん てん てんつき

投げだされても 守る 思い詰めた大地に
立つ事だけが  ....
さかさまつげ と診断され
父に手をつないでもらって
眼科に通って いた頃

診察してくださった先生は
遠くをみつめなさい と言った

遠くの山の緑 遠くの景色を
とても 眼にいいか ....
がんだち たちまい どーん ど どーんや
まいふく みめい の きんらん こまどり

いわさく めぶきよ もえふす しじま の
いてつく このむね かたみの つづら よ

つちあげ かぜと ....
そら に わ 
ゆび で かいて

わたし の へや

すっかり ながれて
みえなくなる けど

ずっと かお あげて
そこへ きっと 

すわって 
そよいで
ながれて ....
こしていく 冷えた息
向こう側に 滑りゆく
私じゃない 私の行方

持ち出せない 鍵の開く音
隠している荷 炉に 並べ

燃え尽きて 透けてる 私
まだ変われるなら どうか
 ....
かじりかけの春にあきて
手離すように
雪が吹雪いて

どこに
隠れて
泣いてるの

さすっては
旅立ってしまう

花びらのよう
紙に包まれて
つけられた火

焼けてく匂い
こびりつく灰

からまる 雪
うかれた 後

ほどかれぬ香
きらいなのに
かむと つぶら ひめた
ほそい つきよ こえし

ないえ まじる せのひ
ふきと はなみ めくり

かなう さやほ つぐみ
つかぬ こゆび そえね

おおう くれぬ おもい
 ....
くま っころころ
まく っかぜ

きいろの
おくれげ
ひそめた
えりもと

とんでけ
とんでけ
なきむしも

ころっころころ
けりけん ぱっ
かかっていた淵が
木の内側から
咲き 産まれ

飛翔と
知る時間もおかずに
闇のまま 飛び立つ

雲は まだ眠る
陽は あちら側

凍結した 雫が
おちない 純情
 ....
ふるるさんの砂木さんおすすめリスト(336)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ちにく- 砂木自由詩9*05-7-6
マリアンヌ・コーンについて_レジスタンス- 砂木散文(批評 ...9*05-7-5
たとえ明日は_裏切ろうとも__マリアンヌ・コーン- 砂木散文(批評 ...14*05-6-28
寄り添う- 砂木自由詩12*05-6-27
朝_わたる- 砂木自由詩11*05-6-25
かぜのうた- 砂木自由詩15*05-6-16
こまめの_まくらもと- 砂木自由詩11*05-6-15
障子を_張り替える- 砂木自由詩8*05-6-13
迎える夏- 砂木自由詩9*05-6-11
ささやく_鼓動- 砂木自由詩9*05-6-10
雷光- 砂木自由詩9*05-6-5
座る_真昼- 砂木自由詩14*05-6-1
とべない_鳥のために- 砂木自由詩16*05-5-28
紅_茶を- 砂木自由詩6*05-5-25
沈黙- 砂木自由詩9*05-5-24
はじめての_メール- 砂木自由詩8*05-5-22
出勤- 砂木自由詩5*05-5-18
とめた_さきに- 砂木自由詩5*05-5-16
月光の花のような詩を書く_貴女へ- 砂木自由詩12*05-5-12
こう_ね- 砂木自由詩4*05-5-8
夕焼け- 砂木自由詩6*05-5-6
とおくを_みつめなさい- 砂木自由詩58*05-4-20
春_かすみ- 砂木自由詩5*05-4-15
うたい- 砂木自由詩10*05-3-27
お彼岸- 砂木自由詩8*05-3-20
春へ- 砂木自由詩8*05-3-19
しろい_あと- 砂木自由詩7*05-3-17
つかぬ_べにえ- 砂木自由詩4*05-3-14
みちくさ- 砂木自由詩5*05-3-1
かたゆき- 砂木自由詩3*05-2-24

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