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いえやす公
幕府をひらいてください
いにしえということばがすっかりと
きえさったあとで誰もが
赤いカーテンや黒いカーテンのむこうで
からごころのうたをうたっています
しかたないので ....
機能が完全に停止した僕の体はすでに
冷たい鉄クズでしかなかった
暖かい物を抱え込んでも変化など
当然のようになかった
毎日流した涙の数は
数えきれないほど積み重 ....
情報通の友人から
感情の食べ方を教わったので
早速今ある幸せをかき集め
ジックリコトコト煮込んでみたところ
これが何とも薄っぺらい味であった
アイスのフタを舐めているような
惨めったら ....
気になる
気にする
木になる
木にする
おなじ「キ」なのに、「木にする」はおかしい
何を木にするのだろう
あの人を木にすると魔法使い
ぼくが木になるとお友だち
知らない ....
わざわざ心に波を立てて詩を書くのはどうか
どうか
波は不思議な力で打ち寄せるもので
波がない時は、ない
海を見るものはもっとよく知っているだろう
ぼくの目の前には、海は現にない
ぼくの ....
お気に入りのファッション雑誌を買ってきた
特製コーヒーココアを台所から持ってきて
いけないとわかっていても
ベッドに寝そべりながらマグカップを傾ける
少しあわ立った薄茶色の液体が
きれい ....
なまず なます なまず なめす
なまず なかす なまず ながす
なまず なまみ なまず なかす
なまず なめす なまず なおす
なまず なくす なまえ なくす
なまず なけず なまず なさず ....
今日はね
いいつけを守って
砂糖もクリームも入れてないよ
クリーム3個入れたりしてないよ
だから
カップのなかは深い色だ
円形の蛍光灯が映り込んで
ゆらぐオレンジの球体
そか
クリー ....
吐き出したら何もなかった
どうやらミルクもコーヒーも切れてるらしい
カフェイン中毒末期のアノ娘は
もうすでに都心へむかっている
あぁそうか
そろそろ方向転換の時期
私も都心へ向かうわ
....
よしおかさくらさんの自由詩おすすめリスト
(519)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
神君徳川いえやす公
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構造
自由詩
6
06-12-10
こわれかけのモニュメントの像
-
こめ
自由詩
16
06-11-24
味覚障害なのかもしれない
-
健
自由詩
17*
06-7-8
ふたつのキ
-
石川和広
自由詩
11*
06-6-13
潮目
-
石川和広
自由詩
7*
06-5-3
コーヒーココア
-
まきび
自由詩
3*
06-4-12
なまず
-
白糸雅樹
自由詩
4*
06-4-4
ブラックコーヒー
-
ミキ・オ ...
自由詩
3*
06-1-16
コーヒー大国
-
山本リョ ...
自由詩
1
03-7-13
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