すべてのおすすめ
泣いた日
左手が動かなくなった日
ボケットに突っ込んだ手を
先生に注意され
からかわれた手と
庇われたことが恥ずかしくて
泣かされた日

泣かされた日
いつも庇ってくれてた友達が触っ ....
私がホームセンターで
百五円で買ってきたアリッサム
少し大きめの鉢に植え替えて
ベランダの日陰に置いた

毎朝少しずつ水をあげて
眺める
心の中で「おはよう」
少しエネルギーを貰えた気 ....
小さな神様が
春の雨に打たれていたので
傘をさしてあげた
神様はありがとうを言って
釣竿を垂れると
雨粒の中から
虹色の魚を釣ってくれた
魚は苦しそうに跳ねていたけれど
自分は誰も苦し ....
あぁ俺はロッキンポでクリスタルヴァージン乙女でした
つける薬は無いけど飲み込む薬ならどこかにあったかも
ばぁーン

ファックユー
あなたが僕の日々の仕合せを祈る100倍以上の願いを込めて
 ....
皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿

必死
倦怠も必至
体を溶かしながら

もう
くすんだエプロンで拭いてしまう

思考の発酵は
かなわず
退屈の余地は
ない

 ....
?.

埋め尽くされている
埋め尽くされている

混沌の中で
バラとシマウマとミトコンドリアの死体とが持ち上げている
その全てを白い肌の中で殺し、生かし、踊っている右脳の中で


 ....
                000426



跳び乗ろうとしたら
グリーン車だった
乗れないと思い黙って見送った
次の電車もグリーン車だった
おまえは何処に立っているのだと
叱 ....
           080310






気短な機関車が
羽目を外し
下り坂でスピードを上げる
これ以上スピードを出したら
つながれた後部の貨車が
脱線てんぷくしてしま ....
地に根をはって生きる
ということはない
アスファルトの厚みほどの
喪失がある

それでも
浮遊する心を抱いて
在り続けようとする意志に
命の根を見る

私達は
花のように
咲く ....
きみは外部を

一方向からしか見ていなかった

だから

きみの外部には裏側がなかった

きみの世界では

外部は感情とつながれている

人がなにかをすると

きみの目には ....
身辺整理は着々と進んでいるのに
心の整理はつかないまま

あなたの言葉は
やさしく
残酷だ

身辺整理が着々と進んでいる中
今頃やっと気がついた

あなたの言葉は
額の中に向けて ....
そうか
もうそんな季節か
早生まれか

笑い飛ばさぬよう
口を緩め
回り込まぬよう
肘をついて
撫でるわけにもいかず
目で追っかける

綿埃を乗り越えて
次の家に向うのか
そ ....
夜を抜け出して
港は
沈んでいる
深い群青の空を支える影は
暗く黒く
タールを越えて
走る

錘など最初から必要なかった
この手を、離せば。
それでよかった

忘れるわけじゃな ....
笑いながら生きていたいんだよって
泣いた君に触れて
泣きながら僕はふと告げる
暖かい毛布にくるまれた朝、差し込んだ光

何も変わらんなぁ
僕の代わりは誰かいるのかなぁ
もっと仕事の出来る ....
ぼくの隣
静かなきみのポケットに
たぶん幼い
春が来ている

手を入れれば
指先に形のない手触り
必要な幸福は
それで足りる

春になったら
そう言い続けて
ぼくらは今
何を ....
深夜のファミレス
ドリンクバーで耐える
眠気覚ましのカフェオレ
机上に散らかる
ミルクと砂糖
ノートと空論

誰かが笑ってくれればいいな

不特定多数の笑顔の為に

誰かが笑って ....
女が白い喉首をそらして
紅茶を空ける
カップは長くいつまでも口唇とふれている
瞼は閉じられて
なかなか開かれそうにない

テーブル、
無防備な左手の指の間をくぐり抜けて遊ぶ風 ....
きのう
生きている友に手紙を書いた
行かなかったけれど
忘れたわけではないと

きょうは異常乾燥注意報が出ていて
どこかの土手が延焼したと
広報が単調に喋っている

どうせ誰かが消す ....
繕っても繕ってもほつれてゆく
こたつぶとんのはじっこの糸のような
きみのことばに耳を傾けている
そとはつめたい雨
ポストに届いたばかりのハガキには
あと三十分で春がきます と
楽観的な文字 ....
4年は乗っているバイクのNランプがつかなくなった
あれ?と思っていたらブレーキ灯もウインカーも
つかなくなってしまった

バイク屋のお兄さんが云うには
何処かの線がぷっつり切れているらしい
 ....
            080306




みんな私が悪いのです
テレビのスイッチはリモコンです
タイマーも付いてます
雨なんか降りません
誰が一緒に行くと言いました
責任は ....
 、の入口に従えたのは、その言葉が正しいと思えたからだ。

だから不安と向かい合って椅子に座った。
クッションに針が仕込まれているなどとは思いませんし、仕込まれていても構わない。
この言葉が真 ....
その苦しげな顔を

せつなくて

せつなくて

もっと美しいもの

吐き出せるはずなのに

どうしてなんだろう

暗い洞窟のようなところで

ふるえて涙ぐんでいるのは

 ....
深い深い記憶の奥
絡み合う蔦の
苔むした石橋

深緑に輝く水に
めくり上げた素足を浸し
木漏れ日に目を細める二人
手をとり
見上げ続ける

僕らはいつも一緒だった
それぞれが
 ....
君に明日会えるのが
楽しみ
で そりゃもう
君に明日会ったら
嬉しみ
で そりゃもう

なんて
どうして言えないの

楽しい
にミを着せて
嬉しい
は裸のまま

うっ 寒 ....
おまえはあの日で出来ていて
爪の先には昨日の日付が
小さな黒字で書かれてる

おまえ、おまえよ
ぱちんと弾いた爪の
かけたものの飛んだ先は
明日ではないのだ

おまえ、おまえよ
体 ....
見たものを
すべて
心の中に閉じ込めて
持って行きたい

今夜

それなのに
掌に掬った水のように
うわずった声が
後から後から
唇からこぼれては
二度と取り戻せない

だ ....
もう、
どこからどこまでが地図だったかなんて
関係なくなって
美しいことをいうよ
きみはきみで


ごらん、
すれ違う人々の両手には、何か
約束のようなものがぶら下がっているね
 ....
 カウ・ボーイがあたしに言った
 
 「忘れ物だよ」
 
 あたしは
 忘れたんじゃない

 わざと置いていったのだ

 もう
 いらないから

 「よかったら
  あげ ....
皿の上に不恰好な卵焼き
違うようホットケーキだようと
いもうとがきゃんきゃん吠え立てている

味は悪くないぞいもうとよ
頭を撫でてやると
子供じゃないんだからと言って
手をぽんと払われた ....
よしおかさくらさんの自由詩おすすめリスト(519)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
二色- 佐々木妖 ...自由詩33*08-3-11
独占- ここ自由詩7*08-3-11
神様- たもつ自由詩12*08-3-11
不惑化毒素振りまき- 虹村 凌自由詩1*08-3-11
模倣- FUBAR自由詩5*08-3-11
死。私が見たのは、- エチカ自由詩4+*08-3-10
グリーン車- あおば自由詩4*08-3-10
Re:- あおば自由詩4*08-3-10
花のように- Etuj ...自由詩208-3-9
きみを守りたい- 吉岡ペペ ...自由詩308-3-9
わたし美術館- こゆり自由詩19*08-3-8
ぱしり- 佐々木妖 ...自由詩6*08-3-8
黒猫- 士狼(銀)自由詩7*08-3-7
ピース- 雨宮 之 ...自由詩3*08-3-7
裏木戸- たもつ自由詩3008-3-7
深夜のファミレス- 相羽 柚 ...自由詩4*08-3-7
午後- ヨルノテ ...自由詩408-3-7
春の闇- 佐々宝砂自由詩608-3-7
はるのいと- 佐々宝砂自由詩708-3-7
点滅不全- 朽木 裕自由詩5*08-3-6
うるう人- あおば自由詩5*08-3-6
脱皮- 佐々木妖 ...自由詩6*08-3-5
おまえだ- 吉岡ペペ ...自由詩208-3-5
奇跡のカンパネラ- こゆり自由詩8*08-3-4
うれしみ- 乱太郎自由詩23*08-3-4
おまえ- フクロネ ...自由詩508-3-4
- 大覚アキ ...自由詩708-3-4
透明船- 石田 圭 ...自由詩2908-3-4
乾いた風が- 風音自由詩17*08-3-2
ホットケーキ日和- 橙煙自由詩11*08-3-2

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