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nowhere
15年飼っていた猫が死んだ。
5月8日、18時50分頃。
もうどこにもいない。冷蔵庫の上にも、出窓にも、いない。
nowhere

no here
最後の ....
わたし、夏のある日、グラウンド、土の中、埋まってた

その日、ミサイル、飛んだから、サイレン、ずっと鳴ってた

教室の、クラインの壺、餌やり当番、死んじゃった

秘密だよって、嘘つき、 ....
僕のしってる泥棒
ポケットにゴムボール
さっき河原で歌ってた
と思ったらもう流されてく

向いあわせで遊ぼう!
擬態するにらめっこ
片目隠して逃げてく
僕のしってる泥棒

ビデ ....
缶コーヒーを飲み干す時だけ
星を見る
冒険の切れ端がポケットの中で
ガサガサとうるせえよ
死んだものはこんな風に振る舞っちゃいけないんだ

もしかして殴られたことなかったか?
同情し ....
誰かに頼らなくて良いように
まいにち酔っ払っておわる
汚い靴を触りながら
昨日の食い物を思い出した

ひどい思いはもういいよ
苦しい思いはもういいよ
嬉しい気持ちもうんざりなんだ
 ....
野良猫に
僕を食べてもらわなきゃいけない

人ばかりがいっぱいの場所を
壊してもらわなきゃいけない

シャベルで作った穴を
埋めなきゃいけない

あたまばかりいっぱい
こころだ ....
あのうそ
ばれてないかな
あのひのこと
ばれてないかな

わるぐちいってたの
おぼえてないかな
こわしちゃったの
おぼえてないかな

ど き どき、する
と き どきする
 ....
こっから本番だよって夜に
眠くてたまらない
のぼった分だけおりた
くだんねーことは
やめにしよーって言ったばっかり

ひどいやつらだあいつらは
交わし合う喫煙室でのふたりきり
話に ....
馬鹿な真似はやめよう
きみの真似してのびてよう
いつ見ても酔ってる
どこで見ても酒飲んでる

あんな酒のんで
あんた長生きしねーよ
ニヤニヤ笑いながら聞いてる
喉の奥で凍りついてい ....
彼女は誰かが楽しんでると
もう、辛抱ができない
あれって何が楽しいかわかんないの!
コップを叩きつけて
ミルクのこぼれたテーブルにも悪態をつく
”なんだか毒みたい”

彼氏は上の空で ....
僕らは僕らの血の話をした
指先を切った僕を見て
君はかさぶたを剥がして笑っていた
”すごい!見て!同じ色”

あの日、君が剥がしたかさぶたは
僕と遊んでいた時にできた
鉄棒に登ってほんの ....
救助申請。真夏にやめろよ。
腐った女が雑居ビルの踊り場で。
ドアが半開きで見つけたのは身内。
最後の訪問は死亡推定時刻、同刻。
宗教法人”ありとあらゆる生命の犠牲の拒絶をアクシズとして、不 ....
ねえ、甘いものだけ
皿の上にならべたよ
ねえ、食べ物のことだけ
今日は考えるって約束

すみれの匂いがする
そんなことってあるわけない
象意の随意による不本意
小便が止まらねえ
 ....
電車好きかい?
電車が君は好きかい?
なあ、あんた。
電車は好きかい?

クリスマスイブに盗まれた戦闘機
やっと帰ってきたよ
上空で旋回する
かわいそうな人たち
逃げ惑う小さな生 ....
ちょうど今の君は昔の僕に似てる
好きな靴とか何もかも
変わり続けることを拒絶していること
楽しいことが嫌いなところも

気に入ったシャツはずっと着ていたい
毎朝冷えてないペプシを飲みた ....
いいかげん、眠たくなっちまった
星が今日はどうだとかに飽きちまったのさ
もうさ、こんくらいにして切り上げようぜ
みんな駅前のあそこ行こうよ
あそこまだ開いてるよ
クソだるいことを聞いたみ ....
必要なものを
確かに集めて
今日を始めるの
だったらdeck?

芝居の舞台を
見に行って
帰ってこれないなら
芝居は終わらない

気味の悪い
雑貨を集めて
今日は終わるの ....
なんでっていわれても
わかんない しらない
まるで壊れるために生まれたみたい
なんて言われたっていいよ
もう、ずっとずっとどうでもよかった

ゲロ臭い服を着たまま
君の部屋抜け出して ....
あんたの予言は
今日全部外れる
テーブルの上の
暖かな言葉は
全部これから全部ぶっ潰す

ループ・ループ・ループする!
あんたはこれから
床に這いつくばって宝物を拾い集める

 ....
祈る人を踏みつけて
列車を待ってる
壊れた調味料入れを
ひっくり返して
パンくずを食べている

どこまでも
膿んでいる
どこまでも
膿んでいる
初めての夏の中で
うろたえて、 ....
話しかけるのはもうやめよう
わかり合うのはとっても寂しいよ
光に背を向けてるとき
一番影が濃く見える

ひどく疲れていた
ひどくひどく疲れていた


誰かがおおきなこえで喋るのき ....
H2O2
感情を拐わないでくれ
H2O2
反響を撮さないでくれ

正常な、生命誕生の秘話について
触っていると
お前は違うんだと言われた気がするので
隣人の玄関の前で
インターホ ....
曲がった声の刺さった羽のなかで
切り分けられて爪をたてられたとき
本当に、本当に
どこか遠くに来たんだって思った

真っ直ぐなビルがあって
ひずんだ音を立てていた
夏の太陽がどこかに ....
八月になった道の上を
大きなネズミが歩いている
時々空を見上げて居眠りをしてる
気になってみてると
ネズミは汗を拭ってこちらを振り向いた
鼻を小刻みに震わせて僕に言った
”私はあなたの ....
僕はもう曲がっただけの道に
付き合うのは嫌になった
あるとき突然そうなってしまった
誰かと過ごすのが苦痛になったときと同じように

側溝にタイヤが取られたのがわかった
車が大きな手で揺 ....
君の言葉に飽きている
君の使う言語に飽きている
贅沢な話だと
君は笑う
暗闇がここまで来てるってのに


君の話に飽きている
君と交わす言葉に飽きている
うんざりで、わずらわしい ....
どんなに新しくて
いい匂いがすることも
僕を捕らえられやしない

しまりのない顔で
へらへらと笑いながら
台無しになったケーキを
踏んづけて歩いていく

クソのようだな、お前は
 ....
君を殺すのはやっぱり
僕じゃない
謝るよ
あんなこと言って

ゾンビのはびこる街で
気持ちのいい嘘と友だちになろうとしてた
誰もいないんだ、って言って
部屋に連れ込んだだろ?
君 ....
初めてのことが必要なんだ
やったことのないこと
触ったことのないもの
このまま行くんなら

誰かの答えを聞いても
先生の話を聞いても
お腹はふくれてくれない
このまま行くんなら
 ....
死んだ飼い犬を抱いて
見つけられた鍵を集め
一筆書きで遺書を書いた
この街は鳩だらけ
ドアだらけドアだらけ

三つ目のうさぎ
余分な一つを
籠に入れて二日酔い
気持ちの行く先
 ....
凪目さんの竜門勇気さんおすすめリスト(100)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
(n((o),(w)),)(h)ere)詩人はきっといつか詩 ...- 竜門勇気散文(批評 ...5+24-5-19
食べ残したから- 竜門勇気自由詩2*22-11-17
スピーカーを触る- 竜門勇気自由詩1*22-11-15
虫籠はいつも秩序だった- 竜門勇気自由詩2*22-11-1
バケツの中身- 竜門勇気自由詩1*22-10-26
あたまばっかりいっぱい- 竜門勇気自由詩1*22-10-19
どきどきする- 竜門勇気自由詩2*22-9-28
坂道をつくらない- 竜門勇気自由詩1*22-9-22
音にならない振動- 竜門勇気自由詩2*22-9-15
どっちも狂ってた- 竜門勇気自由詩2*22-9-9
子供のかけら- 竜門勇気自由詩3*22-9-4
夜を知らないやつは眠らない。昼を知らないやつは目覚めない。- 竜門勇気自由詩1*22-8-29
雑になっても構わない- 竜門勇気自由詩2*22-8-29
読んでるスピード- 竜門勇気自由詩2*22-8-26
汚いものから大事になっていく- 竜門勇気自由詩3*22-8-23
動悸の使い方- 竜門勇気自由詩2*22-8-14
DECK?- 竜門勇気自由詩1*22-8-14
変わらないやつだ- 竜門勇気自由詩2*22-8-14
ループ・サーチ- 竜門勇気自由詩2*22-8-10
どこまでも- 竜門勇気自由詩2*22-7-30
言葉がいらないのは心がいらないから- 竜門勇気自由詩4*22-7-24
他人の死体に囲まれてる- 竜門勇気自由詩1*22-7-18
知らない国の大きな太鼓- 竜門勇気自由詩2*22-7-5
私はあなたの静脈です- 竜門勇気自由詩4*22-6-30
パッケージの中でこえをひそめる小人たち- 竜門勇気自由詩2*22-6-24
重要なお知らせに飽きている- 竜門勇気自由詩1*22-6-11
どうゆうゆめ- 竜門勇気自由詩2*22-6-5
世界を壊すのはやっぱりかんたん- 竜門勇気自由詩1*22-6-5
少しひねるだけで- 竜門勇気自由詩1*22-6-1
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