すべてのおすすめ
慣れた雑音から
都合のいい言葉を拾いだし
持ち帰って洗う

良い音を聞かせ
温い茶をのませ
夜には撫でてやった

ぼんやりと月夜には
影を分けあって吸った

しばらく暮し ....
いいかげん、眠たくなっちまった
星が今日はどうだとかに飽きちまったのさ
もうさ、こんくらいにして切り上げようぜ
みんな駅前のあそこ行こうよ
あそこまだ開いてるよ
クソだるいことを聞いたみ ....
必要なものを
確かに集めて
今日を始めるの
だったらdeck?

芝居の舞台を
見に行って
帰ってこれないなら
芝居は終わらない

気味の悪い
雑貨を集めて
今日は終わるの ....
なんでっていわれても
わかんない しらない
まるで壊れるために生まれたみたい
なんて言われたっていいよ
もう、ずっとずっとどうでもよかった

ゲロ臭い服を着たまま
君の部屋抜け出して ....
羊が鳴いている
嵐の吹き荒れる草原に
たった一匹だけで
メェメェ、と

あの羊は
はぐれた仲間の群れを
呼んでいるのか
ずっとメェメェと
鳴き続けているだけ

あの羊を
わたし ....
  あいた土地に
  油圧ショベルが項垂れている
  だから、土地っていう感じがする
  鉤括弧からこぼれた
  月明かりが幼児にでも変わるだろう
あんたの予言は
今日全部外れる
テーブルの上の
暖かな言葉は
全部これから全部ぶっ潰す

ループ・ループ・ループする!
あんたはこれから
床に這いつくばって宝物を拾い集める

 ....
祈る人を踏みつけて
列車を待ってる
壊れた調味料入れを
ひっくり返して
パンくずを食べている

どこまでも
膿んでいる
どこまでも
膿んでいる
初めての夏の中で
うろたえて、 ....
話しかけるのはもうやめよう
わかり合うのはとっても寂しいよ
光に背を向けてるとき
一番影が濃く見える

ひどく疲れていた
ひどくひどく疲れていた


誰かがおおきなこえで喋るのき ....
H2O2
感情を拐わないでくれ
H2O2
反響を撮さないでくれ

正常な、生命誕生の秘話について
触っていると
お前は違うんだと言われた気がするので
隣人の玄関の前で
インターホ ....
曲がった声の刺さった羽のなかで
切り分けられて爪をたてられたとき
本当に、本当に
どこか遠くに来たんだって思った

真っ直ぐなビルがあって
ひずんだ音を立てていた
夏の太陽がどこかに ....
八月になった道の上を
大きなネズミが歩いている
時々空を見上げて居眠りをしてる
気になってみてると
ネズミは汗を拭ってこちらを振り向いた
鼻を小刻みに震わせて僕に言った
”私はあなたの ....
僕はもう曲がっただけの道に
付き合うのは嫌になった
あるとき突然そうなってしまった
誰かと過ごすのが苦痛になったときと同じように

側溝にタイヤが取られたのがわかった
車が大きな手で揺 ....
君の言葉に飽きている
君の使う言語に飽きている
贅沢な話だと
君は笑う
暗闇がここまで来てるってのに


君の話に飽きている
君と交わす言葉に飽きている
うんざりで、わずらわしい ....
窓を開け
口笛を吹くと
僕の小さな銀色の飛行船が
やってくる

僕は窓から飛び立つ
菫色の大きなたそがれの下に
輪郭だけになった街が広がる

街の一角から
空に向けて放たれ回るサー ....
どんなに新しくて
いい匂いがすることも
僕を捕らえられやしない

しまりのない顔で
へらへらと笑いながら
台無しになったケーキを
踏んづけて歩いていく

クソのようだな、お前は
 ....
君を殺すのはやっぱり
僕じゃない
謝るよ
あんなこと言って

ゾンビのはびこる街で
気持ちのいい嘘と友だちになろうとしてた
誰もいないんだ、って言って
部屋に連れ込んだだろ?
君 ....
初めてのことが必要なんだ
やったことのないこと
触ったことのないもの
このまま行くんなら

誰かの答えを聞いても
先生の話を聞いても
お腹はふくれてくれない
このまま行くんなら
 ....
死んだ飼い犬を抱いて
見つけられた鍵を集め
一筆書きで遺書を書いた
この街は鳩だらけ
ドアだらけドアだらけ

三つ目のうさぎ
余分な一つを
籠に入れて二日酔い
気持ちの行く先
 ....
骨で寝息を守る夜
祈りのなかにあるのは死
死のなかには
小さな庭を作り
可愛いベンチを飾ります
誰も彼もが座れるように
最後の一本だよ
言い訳が消え失せないうちに
アルコールストーブで
タバコに火を付ける
クソでできたスフィンクス

夏のとあるときに
寒さに震える日があって
それは僕にだけ訪れる試練 ....
君を愛してる
君をずっと
誰よりも大事に思ってる
僕以外のすべてが

子供が遊ぶ公園にあるものが
一つ残らず真っ赤になって
近づくことすらできない
熱の化け物になっても

君を愛し ....
悪い癖だとわかってる
ぐちゃぐちゃに酔っ払ったあと
布団にまぶれついて
君が生きてるかどうかについて考える
開け放した窓から重たい空気が入ってくる
僕は君には拒絶された
僕は何年もたっ ....
ごっこ遊びをしてる
爪の伸びた友達と
殴られたあとが痛い
殴られるまでは痛くない
呪文を唱える友達
唱えた呪文を聞くだけの俺

心地の良い季節だね
心にもない言葉
どこかいこうよ ....
時刻は午後四時で、僕は見知らぬ部屋の中に居る、マンスリーマンションのような、生活に最低限必要なものだけを揃えた味気のない部屋の中だ、玄関を開けるとすぐにキッチンがあり、木枠にアクリルガラスをはめ込 .... {引用=他人の勧め}
すべて他人
それがいい
他人にはやさしく
他人には親切に
甘えず礼儀正しく
家族恋人友達
いらないなにも
欲しくない
世界は他人
旅人のように
景色の片隅に ....
何もない画面に向かって
キーボードの文字を打つ
指先だけからおれが生まれる
生まれ変わる、何度でも いつでも
海に沈めたグラスの中の水
青空に掲げて陽に透かして見る
輝いた 
揺れて輝く ....
声すれど口は見えず
雪は積もり日が廻り
外道が軒に湧いて出る
外道は言った
踊れのよだれは甘かった
よう育ったと褒めいよ

舌先が踊る
形而下の植栽
河原でみた汚濁を
薬缶で煮 ....
背中がいたくて眠れない
昼間は睡くて
真夜中は本を読んでる
朝にはドキドキしてる
まるで音楽みたいで嬉しい
心臓が無茶苦茶に音楽をやってる
シャッグスがぼくを動かしてる
ぼくの中心で ....
一面のチューリップをそよがせよ

春に かなしみに
あまりにもふるえ 透きとおってしまう
心臓のために
凪目さんの自由詩おすすめリスト(190)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
雑音- はるな自由詩322-8-15
動悸の使い方- 竜門勇気自由詩2*22-8-14
DECK?- 竜門勇気自由詩1*22-8-14
変わらないやつだ- 竜門勇気自由詩2*22-8-14
- 逢坂 冬 ...自由詩9*22-8-12
整地- 草野春心自由詩422-8-11
ループ・サーチ- 竜門勇気自由詩2*22-8-10
どこまでも- 竜門勇気自由詩2*22-7-30
言葉がいらないのは心がいらないから- 竜門勇気自由詩4*22-7-24
他人の死体に囲まれてる- 竜門勇気自由詩1*22-7-18
知らない国の大きな太鼓- 竜門勇気自由詩2*22-7-5
私はあなたの静脈です- 竜門勇気自由詩4*22-6-30
パッケージの中でこえをひそめる小人たち- 竜門勇気自由詩2*22-6-24
重要なお知らせに飽きている- 竜門勇気自由詩1*22-6-11
サーチライト- 塔野夏子自由詩6*22-6-9
どうゆうゆめ- 竜門勇気自由詩2*22-6-5
世界を壊すのはやっぱりかんたん- 竜門勇気自由詩1*22-6-5
少しひねるだけで- 竜門勇気自由詩1*22-6-1
鳩だらけ- 竜門勇気自由詩1*22-5-30
- はるな自由詩522-5-22
食いもんなんか食ってられるかよ- 竜門勇気自由詩1*22-5-19
星空に君はいらない- 竜門勇気自由詩1*22-5-10
スモールライト_ディレイ・ディレイ・ディレイ- 竜門勇気自由詩2*22-5-5
滑り落ちていったものだけ- 竜門勇気自由詩2*22-5-4
交信は不可能- ホロウ・ ...自由詩4*22-4-26
この春は地獄からやって来た- ただのみ ...自由詩1*22-4-24
落とし物- ゼッケン自由詩122-4-23
毒のつもり- 竜門勇気自由詩2*22-4-17
オルゴール代わりに心臓を弾く- 竜門勇気自由詩1*22-3-28
春の指令- 塔野夏子自由詩7*22-3-25

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