すべてのおすすめ
一枚に
切りはなされた
僕たちは
その中でさえ
変化していく
{引用=


雨だけが窓をたたきにやってきて 爪をたてて。とうずく腰骨




舌裏の孤独なすじをなぞる朝 きすの終わりはどこにあるの。




羽なんかなくてよかった きみ ....
{引用=




なぁぼくは受話器で泣いてるきみを抱けん。その泣き声さえも「ほんもん」ちゃうんや。



気の強いきみの受話器が黙るんは なんでかわかるよ、ぼくにはわかる。


 ....
{引用=


経血の、色も知らないきみですが こどものれしぴをしってたふしぎ。


{引用=


愛なんてコンビニでも買えるって どれが愛だかわからんのやけど。


さみしくて漂流したくなったさかい、貯金おろしてロフトに行くわ。


星空をさんきゅっぱで買ってきて  ....
{引用=

まどろむ{ルビ瞳=め}、蜂蜜に濡れたラディッシュ (ねぇきいて I'm crazy for you.)


{引用=


*あいうえおにあこがれている


あってみたい。まだ見たことない朝焼けに ぴったりの名前、つけられる人と。


いまだけを生きているから。いまだけを生きていたいと思って ....
{引用=

絵具を溶く指から香るあなたの匂い。だから時々描けなくなるの。


滲み出す画面の先に春があって たまらなくなるから青色を塗ろう


大好きなふたつのものを区別する、わたしの ....
{引用=

あいたいと言ってきみはみゃぁと鳴く 受話器ごしの喉はぐるぐる


いつまでも傍にいてよとキスをして 眉間にシワを寄せている猫


しっぽふるきみの動きを見ていたら 38℃の ....
セーラーのえりのラインに着地する紙ひこうきのはねは空色 如月の小春日和を駆けぬけるオープンカーとユニコーンの群れ 子どもみたい そう言おうとした私のことを
 子どもみたい と君は言う


都合よくさみしいときに君のこと
 思い出すなんて言えやしないよ


手をつなぐ そのことだけが重要で
  ....
眠っても眠り足りない月曜日二日酔いすら知らない私

旅先で妻が楽しむ顔浮かべ仕事帰りに居酒屋に寄る

今日一人明日も一人なのだろうあなたも一人あなたも一人

山奥の表札のない平屋建てお茶一 ....
スプーンの凹みがきんと冷えていて/くっついちゃった舌とバニラと


水銀の湧き上がる速度いつもより遅いの、ぜんぜん熱なんてない


「純正のクーベルチュール」を用います。失敗しては、買いに ....
居所がもう私には少なくて台所では片足で立つ

それは嘘マイナスイオンの存在とかも君が残したぬくもりさえも

僕たちの心ちぬちぬ降る雪の積もる重さに少し似ていた

イヤホンの耳にソフトな ....
鳴き雪がきゅっきゅとうたう銀の道、負けじと春の歌くちずさむ。 {引用=「同じ日は二度とこないね。」かさねあうくちびるに降る星状六花} {引用=

君がいて ほどけるきもちにつくなまえ 留めるホチキスさがしているの



君がいて 境界線を塗りつぶす その為だけの世界地図買う



君がいて きゅうにほしくなっ ....
寂しさが死に直結した春の日にシュレディンガーは去ってしまった

幸福な未来のことで何度でも裏切られたり期待をしたり

まだ僕は春の終わりにいますので誰かに会える気がしないのです

こ ....
{引用=


薄い陽ときみの寝息にかぶさって さみしいからと手首を噛む朝


ふすふすと眠る横顔、あごのライン、ああもう睫毛が溶けちゃう、溶けちゃう


ふたりして夜行性になった一月 ....
{引用=

「さみしい」と言ったらわたしは何円で 買われるんだろ、さみしい、さみしい。


深呼吸、溺れてしまう、はやくほしい。 そのぬくもりに名前はないよ。


カプチーノみたいなキ ....
{引用=


笑ってない、笑ってないけど(笑)マーク つけてあなたを笑わせてみる


会いたい。と送ったあとの沈黙が 咽の真ん中ぎゅうっと固まり


今はただ「愛してる」の文字よりも ....
{引用=


理由しか言ってくれない舌先に 角砂糖一つ乗せる雨の日


小さくて子猫よりもやらかくて 明日には消える初雪みたいで


五月雨の震えるような優しさは 今日よりも先、明日 ....
真っ白な ノートの上に 書く文字は 私の記憶の 旅をしている



思い人 お元気ですか 文字に込め 白い便箋 黒く染めゆく



冬空に 浮かぶ白雲 風に乗り 行方を見つめ 夕日が沈 ....
先生が悔いを残さず生きろと言うたった一度の人生だから

浴衣着て線香花火一つ持ち飛び散る夏に切なさを見る

言いづらい質問されて聞こえないフリして実は心に刺さる

母親に男を見る目ないのだ ....
殿上 童さんの短歌おすすめリスト(265)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
photo- mizunomadoka短歌310-4-25
体感温度。- あぐり短歌5*10-4-12
あめのちあめ。- あぐり短歌9*10-4-8
れしぴ。- あぐり短歌8*10-3-15
いらんもんしかあふれとらん。- あぐり短歌16*10-3-8
朝露- あぐり短歌2*10-3-2
あいしてるだけが言葉じゃない- あぐり短歌10*10-2-27
いたばさみ- あぐり短歌9*10-2-24
猫とわたしとチョコレイト- あぐり短歌4*10-2-14
紙ひこうき- ことり ...短歌210-2-11
こはるびより- ことり ...短歌110-2-9
ボーダーラインの上に立つ- なき短歌3*10-2-9
二日酔い- 夏川ゆう短歌710-2-5
風に舞う雪を見ている- ことこ短歌12*10-2-3
ふしだらな夢- キッチン短歌310-2-1
-17℃(swinging_snow)- ことり ...短歌4*10-2-1
スノークリスタル- ことり ...短歌310-1-31
あいしてるって言っても良いの- あぐり短歌5*10-1-28
三月の空になるから- きらく短歌310-1-20
春がくるよ- あぐり短歌5*10-1-16
さよならする夜- あぐり短歌1*10-1-12
恋を打ちながら- あぐり短歌5*10-1-9
降りゆくものは- あぐり短歌5*10-1-6
- ミツバチ短歌8*10-1-3
先生- 夏川ゆう短歌309-12-31

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