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大きな森の
地面に降りた
耳をすますと
聴こえるのは新しい年の風

さて、街の写真館では
カメラが売られていた
フィルムもそのまま
何が写っているのかは
謎のまま

さて、飛行機 ....
さざなみと待ち合わせの時間だった
薄くなってゆく空とおおいかぶさる雲
淡い紫色とオレンジ色

飛行機の窓から見える雨の気配
寄り添えない事情がある
耳あてに、やわらかい言葉がくっついている ....
豆腐屋で静かに足を洗う馬


さみしいと言う砂壁の砂になる


目がくぼんでゆく穴の中にこども


嫁ぎます重い方のつづら持って


嫁ぎます一番軽い首持って


紙コッ ....
一つ、二つ、と灯りのともっている木の枝

波が君の白い服
星はボタン

細い腕にからまるひんやりしたツタ
暗い緑ですべすべ

沖に流された小瓶の中に丸い光

降り積もるのは君の言葉 ....
背中に翼を背負うことは
はばたくたびに涼しくて
さみしい

甘栗をひとつつまんで
お口にぽい
秋のしるしに鐘が鳴る

君の爪の色はいつからそんな色
くちびるは
いつからこんなにやわ ....
つっくりと沈黙する
午前二時
さっき私の刻印は
あの人の部屋に残されただろうか

釣り人の手から
魚はからだをアコーディオンのようにくねらせ
逃げた
そんなふうに
手放したかつての
 ....
    引き潮に雨音が混ざる           
   夏の浜辺
  探せなくなったあの子の
   足跡が消える
    砂に残る蛇模様
   かすんでゆく水平線
  瞳の奥でざざんと縛 ....
 あるところに、ある森に、ある森のちょっと原っぱになったところに、ある森のちょっと原っぱになったところのお花がちらちら咲いているところに(そのお花は黄色や白いお花です)、小さな小屋があって、それはクマ .... 音域が広がりすぎて小人出る


テルミンのように触れずに奏でられ


真昼の留守宅コップは端へ端へ


また祖母に会えそう異国の逢魔時


109スカートだけが濡れてない

 ....
産道でめりめりめりめり角が取れ


仔ヤギを飼ってた母校ダムの餌食


密告はしない金庫の中入る


マンホール人が飛び出し引っ込んで


財産は沼に執事が立っていて


 ....
春の風草食動物月面へ


妹の悩みの種を埋めてきた


急に見えなくなる右靴左足


ハンサムな頬にフジツボ飼っている


傾いて傾いて傾いて平ら


肩のない祖父母の肩 ....
まっくらだったのに
その男は普通に部屋に入ってきて
箱を置いていった
その大きさは幻聴に悩む私の音域ほどもあり
身震いする
いく日もほっておいたお風呂の水を
ざぶとかけられた気分

隣 ....
雨の生糸で編んだ夜
街の灯りのビーズ揺れ
傘の上では獣の足音
軽やかに
六月の匂い 
たてがみやしっぽに乗って
運ばれる

鈴蘭を揺らす雨粒は
小粒のおいしいドロップス
だどもあの ....
お互いに今日は言葉で癒されないうつむく唇食べたら怒った



まっすぐに歩こうとするくるぶしと額に悲恋の花の刺青



熱のある 夜に雪降る ほろほろほ 溶けていくのはこだわりだろうか ....
この世で一番ってほどじゃないが
悲しいことそれは
生煮えのラーメン
のびきったラーメン
タイミング大事だぞ

そう人生はタイミング
そんな歌もあったような
時間を自由に操れない
だか ....
両瞼月の形の白い傷



露出した骨を矯正してる口



三日後に二足歩行で倒れます



初夏の朝 身体の中はまっくらけ



磨かれた床に無数の目玉落つ


 ....
冷蔵庫ゆっくり冷えていくものが光のような気がしてならない



やっと今一人で立てた足元にいろんなものが這いのぼってくる



ゴミ置き場月光に散る貝殻が泣いてるまぶたに見えなくもない ....
ハミングバード
鳴き声を知らない
激しく羽ばたいて
空中でとまり
蜜を吸う鳥

小さな鳥
ハミングバード
忙しく飛ぶので
翼が見えない

何を言おうかと思って
何も言えないと知 ....
その国
国なのに王を持たず
恋人もいない

波打ちぎわが逃げ続けるので
海は憧れの的

         つぐみの子が口を開け
         「夢が叶った」
         と ....
いちがい
という音が好き

でも「いちがいという音が好き」と言ってる自分は
あと60年たったら確実に死んでる
それは動かしがたく
確定してる
一概に言える

すごくすごく好きなのに
 ....
ねじくれているという言葉の過剰に驚いている
ねじれているだけでいいのに
ねじ
くれて
いる
ねじくれてれて
ねじれれれ
その意味は混乱と混線と余剰

ほとんどという音の繰り返しと意味 ....
あおいよ
全身で戦った
きみ

守られたいけど
守るのもいいなと思う
守るために戦うよ

守られるのはお姫様
守るのは兵士
エイリアン2のリプリーみたく

エイリアンクイーンに ....
公園で遊んで忘れたプラスチックのじょうろを
思い出せる自信がない

あの子を呼ぶ老婆の声
飴かチョコレート(とけかかった)

寒さを感じることなく
料理は鍋のふちに背伸びし
あくを注意 ....
ひとりのおおかしぎが
海を渡ってきたのを
見ましたか?

それはどんなふうだったでしょうか
せなかを丸めて
いつものように
口もきかずに
それでいてたくさんのことを
瞳で語り
そん ....
アイスキャンデーを半分まで食べて
もういらないと感じた

激しい波の音がだんだん遠のいて
かわりに
飾り気のない雲がほそくたなびいてゆく
陸と船をつなぐ白いテープのように

別れ
の ....
いやに煙くさいので
ジューサーは目をあけると
驚いて動けない
火があちこちで燃えている
ジューサーはそばに転がっている
オレンジに緊急事態をうったえた
オレンジも目をあけると
驚いて動け ....
旅に出るときがあるとすれば
あかるい5月
校舎からブラバンの練習
球を打つ高い音
スプリンクラーの音
横切るツバメ
ポップコーン買って
炭酸ジュースも買って

旅ってどこへ?
分か ....
ある日突然
子どもたちは先祖がえりをした
背は小さく
言葉を失い
歌うこと
踊ることだけになり

海へ列を作りゆこう
歌い
踊りながらゆこう
砂浜で広がり
ねころぶ子どもたちそれ ....
行かなくてはと思っていた
ここではなくどこか

北風の背中には
銀の翼があると思って
それに乗って行こうかと
寒い街中に出て
裸足であるく
身軽でいいと
荷物も何も捨てて
名前だけ ....
是非にと所望された電柱
お前の未来は明るい
お前の姉さんはおととい
嫁いだばかりで戻ってきた
カラスの巣はハンガー
ハンガーとハンガーとハンガーで
流動的なヒナたちが
どこで育っているの ....
唐草フウさんのふるるさんおすすめリスト(264)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
大きな森- ふるる自由詩9*11-1-1
空を追って- ふるる自由詩7*10-12-2
だんだんきつくなって幕- ふるる川柳9*10-11-29
怖くない- ふるる自由詩5*10-11-28
あおいそら- ふるる自由詩6*10-11-24
アドレス- ふるる自由詩3*10-8-26
晩夏- ふるる自由詩4*10-8-24
クマさんのパン屋さんとウサギさん- ふるる散文(批評 ...5*10-8-5
清らかなパン- ふるる川柳10*10-7-9
牛の背に読唇者- ふるる川柳4*10-6-21
桃破壊する少女- ふるる川柳8*10-6-17
- ふるる自由詩7*10-6-9
水の獣- ふるる自由詩7*10-6-4
LOVE八景- ふるる短歌7*10-5-28
タイミング- ふるる自由詩3*10-5-28
まっくらけ- ふるる川柳5*10-5-21
さみしさで貧血- ふるる短歌26*10-5-21
ハミングバード- ふるる自由詩4*10-4-28
嘘の国- ふるる自由詩7*10-4-11
いちがい- ふるる自由詩4*10-2-6
過剰と繰り返し- ふるる自由詩110-1-14
リプリー- ふるる自由詩110-1-9
じょうろ- ふるる自由詩709-9-16
ひとりの・・・- ふるる自由詩6*09-9-7
惜夏- ふるる自由詩809-9-3
ジューサーとオレンジ- ふるる自由詩6*09-7-16
あかるい5月- ふるる自由詩6*09-7-16
- ふるる自由詩9*09-7-2
名前を- ふるる自由詩609-7-2
心臓- ふるる自由詩5*09-6-28

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