すべてのおすすめ
{画像=190525173002.jpg}
{引用=
詩とかわいいイラストを融合できないかな~と考えていました。
詩の説明のためのイラストではなく、
イラストの説明のための詩でもなく。
....
あの山から降りるのは困難なことだ
見るからに太って大汗かきの男がこう述べた後
突然の暗雲
みなはディナーの手をとめて
お互いの顔を眺めた
そうすれば何もかも大丈夫だと言うように
光雄は ....
もっとも、彼らがそうせざるを得なかったのには理由がある
激しく打ち寄せる波が陸を削っていていそがしく
こまり顔がかわいい少女は星を食べる
水を売る老人が身体を捨てようとしている
激しく打ち ....
4つに切ったいちじくの中身は紅色で
トマトとコーンも入れて
香りと彩りのよいサラダとなりました
いちじくは時期が早いと甘いナス?な味だけど
今回は良かった
ブロッコリーも上手く茹でた
....
{画像=181002113030.jpg}
暑い8月さなか
フラダンスレッスンの見学をしていて
ほとんどがおばあさまなんだけど
波
風
花
ご挨拶
足元や腰
肩から指までの動きが
たおやかでおだやかで
いつまでも見ていられる ....
何度も言いかけてはやめてしまっていたあのことを
ついに言う時が来た
あなたは苦しむ能力に長けていて
同情を必要とせず
目は見開いて何かを言おうとする
道端に咲く語る草
肩をノックし ....
私が知りたいのは常に一つのこと
あなたが哀しみを哀しむとき
遠いどこかで雨はブルース
青い道に波が響いて
ぬぐう頬にはあかねさす
ライトは一定の冷たさで照らす
誰かの血を
誰かの非を
....
すみれ色の瞳はすみわたる空を映し
ピンクの服は
「桃と桜の季節だからね」って
すべての女の子の味方
やわらかくてやさしい
「柔よく剛を制すよ」って
彼女が笑えば花がほころび
彼女が歌えば ....
若いときはばちーんととめて封じておけた嫌なことや嫌な記憶
最近はゴムの紐が緩んだせいか
なかなか御し難い
皿洗いの時とか特に
あの時のあれよくよく考えたらまじ腹立たしい
むむむーな時に
....
私の胸にあいている穴に
風が吹き抜けて鳴る
すると私の奥の嵐が
またあなたをさらおうと口をあけ狂った舌を出す
今会いに来てくれないなら
すべての息の根を止めてやる
狂言
とはよく言っ ....
ミツバチは光にふちどられた翅を細かく震わせて
花粉を投げて
去って、いきました
はたらいて、いたのです
表口が雨なら裏口は晴れ、というほど
大きな大
きな建物の
大
きな屋根の ....
君と僕
孤独に震えるクローゼット
明けはなして見ている朝日の階段のむこうは
夜で
夜って言ったら目を閉じるゲーム
サイコロ転がして3マスすすんだ先で転ぶゲーム
うつぶせで動かない君を
....
森はたえず拡がり続けているのでした 私と兄は手に手を取ってその森を歩くの
でしたが出口を探すことはとうに諦めているのでした(二人の目は 暗い)鳥が
啼くと言ってはそちらへ 風が花の香りをと言っては ....
さくら 指揮棒 鉱石ラジオ
雷鳴 マロンケーキ 水族館の床
握手 ペットショップ 炎
ジグソーパズル 生姜湯 高架下
旅行鞄 セロリ 視力検査
モ ....
詩のことを考えながら
エアコンのファンを掃除
ファンの羽根に手が届かない
割り箸でちまちま
カビがぽろぽろ
夏は皿洗いが楽しいとされる
水遊びみたいという理由
明日は分かりにくい詩を ....
ホームできれいな音楽を聴く
レモン色の飲料を飲む
すぐに身体の一部となる
目的地が分かって
最後の挑戦だと手を伸ばす
誰も知らない朝と少年
バスに長時間乗り
黒いシャツを着た人々 ....
日々闘う孤独者よ
あなたは誇り高き戦士
あなたは孤独者を忌み嫌う幾多の聴衆の黒い嘲笑と闘い
あなたを堕落させ狂乱の傀儡にせんとする生煮えの蠱惑に耐える
あなたは元より孤独を友とし静寂を伴侶 ....
{画像=170702213809.jpg}{画像=170702115037.jpg}
恋をしている
が
窓をしている
に見えて
そっちの方が素敵だと思った15歳
青春の炎がみちみちて
いなかった
家の壁が
へっこんでいるので
女ばかりのこの家で
誰がそんな乱暴ち ....
過ぎゆく日々に花を添えるので
摘みに行こう
初々しい花を摘んだらそれは
罪になるのかな
白いやわらかい花びらと
薄緑の葉っぱがはらりはらり
散らばり散らばる
....
おそく
お酒飲んで酔っ払う
乗り、過ごし
ここはどこだ
駅、空っぽ
歩くか
何飲んだっけ
ウォッカを…
ちっちゃいグラスにレモンとお砂糖乗っけて
ていっとあおったな
知 ....
あなたは孤独を陽にかざし
雨に濡らし
肩にかける
からっぽだと感じる
とても軽い
平気だ
本当に平気だと
重たい嘘を吐いては
かしぐ
北の風に寂しさが吹き荒れる日
虚し ....
「生きるのは辛いよ」それで当たり前
無くさない人生なんてないわけで
辛いなら逃げる用意を万端に
辛いなら本気で駄々をこねてみろ
{ルビ幸=しろ} ....
なめらかなあなたの肩はバニラ味
すんとした風来坊になりたいな
音しない地球の自転速すぎて
秋のきみ産地直送されてきた
無理を言う机の角を15度に ....
秋。
夕日がくたあーっと疲れてて
その肩を
もみもみしてあげたいなーなんて
でも夕日の肩なんかもみもみしたら
あったかくて思わず
夕日の背中に抱き付いちゃう
「ちょっとーちゃんと ....
あのひとの背中に耳をあて
心臓の音を聞く
汗をかいては歩いていた
影は黒く
草は青く
恋をすれば
みんなが震える
電線にとまっている
鳥たちの口はとんがっていて
きびしいこと ....
私たちは流れゆく時には悲しみを分かち合い押しつけあう笑顔を見せて
見ている見ていられる友だちの姿は今転ぶごめん笑って
射て、的がないのでドーナツの穴を見て
優れた機構を持つ君は心臓の ....
むらむらとするよあなたのたんこぶに
脱皮して甘いスープを飲んでいる
予知力に翳りが見えて冬支度
うかがった先生宅で池にポチ
お人形に羽が生えたの ....
ミルク
{引用=
あなたの飲むミルクを温め直したい
胸からこぼれたビーズを拾い集めたい
広く高い草原へ
あなたの手を引っ張って
困らせたい
もう、なにを落としたって
....
1 2 3 4 5 6 7 8 9