「ふわりとうかびたい。」





わたしに真っ赤なルージュはにあわ
ないから。
何を期待、しているの?




  (頭上の世界をささえる柱は有害な気がしてならな
   ....
くびがぬれているから
くびに
おしめ


ぼく
くびがぬれている から
くびに
くびおしめ
しめ

あーあ

たれるから
だえきたれるから
くびくびおしめしめ

いい ....
東京のさかなは
全然ダメです
死後
七日目ですかって
そんなことを思ってしまう

電車から眺めると
無数の家だ

孤独
の意味を私は思う

ヘッド・フォンで武装して
右側をガ ....
西蔵

紅塵侵梵鐘
悲響到霊峰
萬國知天道
應昇拉薩龍


チベット

紅塵 梵鐘を侵し
悲響 霊峰に到る
万国 天道を知らば
まさに昇るべし ラサの龍



htt ....
毎日が戦場で
しっかりと目を開いて
現実ばかり見ていると
ひとみが乾燥して疲れてしまう
だから そのたびに
まばたきをしてみるのだけれど
そんなとき一瞬
電車の車窓を見ているようで
何 ....
「ひでぶ!あべし!あちゃちゃちゃちゃあ!」 

歌舞伎町のライブハウスで 
登場した幕間詩人の 
雄叫びを聞いた翌日 

職場への道を歩いていると 
古びた赤いポストの下に 
「北斗の ....
t he  sa me
 

t he  s am e

t he  sa me
 
t he  sa me
 
 
t he  sa me
 
th e  sam e
 
 ....
二人で夏の暮れに涼みに行った川辺は、
誰の手にも触れられなかった伸びっぱなしの草に
見たこともない虫が群れて、
それでも二人は楽しかった。まだ夏日の終わらない
暗い世界。傷をつくるのも怖くなか ....
オレンジに闇が曳かれ

精神のカルテ

群青に染まる

僕らかけがいのない宙


地球での

それはお話しか

死ぬまで

生きているのか


オレンジに闇が曳かれ ....
   書いては消し、
   書いては、
   消し、


   夜 、
   に書いた手紙は朝にもういちど読みかえしてみよといいます、
   雪は残らずとけてしまった、私は雑 ....
きょう
たんぽぽとはるじおんを食べた
すこしだけ耳が伸びて
神様の声をきいた


あしたは
すみれとばらの花を食べる
すこしまた耳が伸びたら
まだ聞いたことのない
あなたの声が聞け ....
{引用=雪見大福サイズの

雪見大福みたいなうさぎたちに 羽がはえて

ぶーーーーん って

いっぱい空を飛んでる

なんだかあわててぶんぶんしているので

いっぴき 飛ぶうさぎを ....
ゴスロリっていうのかな
そんなフリルのたくさん付いた服
一度くらい着てみたいけど
「おばさんの癖して…」
あなたに言わてしまいそうだし
そんなの着れる歳じゃないことぐらい判っている

ふ ....
「なにも着ていないの? ひとつ
あまらせているから、きみにあげる。」
待ちに待った、台風の日です。
家に上げたら、育つのにどのくらいかかるの
か、あと数秒で折れてしまいそうなきみが傘
で ....
「ダックス!」
といきなりいわれた
ソファーでひっくり返って
ノビている姿が
ペットショップで見かけた
ミニチュア・ダックスにそっくりだという
あんなふうにやわらかい腹をムキダシで
無垢 ....
ああ

きみはどうしてこの世界に来たのですか と

機関士が言ったので

そうだな、僕は
なにひとつ持ってこられなかった と こたえた


砂漠の砂は日々減ってゆき
海はすぐそこ ....
 まぁ、画面の前のそこのあんた、僅少な時間をあたしに預けてみないか。
数ある投稿の中から、この散文をクリックしたあんたにも責任はあるんだ、ちょっとだけでいいんだ、見て欲しいとは思っていない、この文は ....
{引用=
くまちゃん
雪が降ったからね、うさぎを作ったんだ。ダイクマからの帰り道、雪が降って、ねぇ。積ったらいいのにーってはしゃいだら僕、冗談じゃない!ってみんなに怒られてさ。くまちゃんは雪の多い ....
   {引用=ケンタウルスの夜に


ケンタウルスの夜に
星屑を降らせよ

砂糖菓子のように甘くかたまって
壮大な橋をつくれ

研ぎ澄まされた露を舐めて
硝子の角を指先に絡ませて
 ....
                080410



見学に来て
写真を撮る方は
多いのですが
中に入って
食事を召し上がる方が少なくなって
それどころか
食事をするお店だと気がつ ....
ぼくが文章を書く時にいつも用法に迷うのが、「肯定的な強調」の副詞なんだよね。
何か出来事があって、その度合いが大きく良い時に用いることば…回りくどくて何のこっちゃ判らんけど、

  この本は ....
剥げてゆく空の下
車輪まわり、まわり
金の音さらに、
さらに遠ざかりゆく
緑金の春に



やあ
俺は
くちべたなんだ
どういうわけだか
とても仲のよいはずの奴と話していても ....
山国で育った


目をとじると
どこまでも青いものが広がる
海だった


そうやって彼は
ときどき山を越えた


どど〜んと鯨になる
風のように
しなやかに両腕を伸ばし
 ....
 
 
見えない先から
ひさしぶりに糸を引かれ
私も
糸を引いて応える
紅い汗を流して彫刻のように削りだした核から伸びている、それは
時にたわみながらも千切れずに今も

在る、確かめ ....
「会いたい」とボールド書きして適当にアド打ったメール
ネットを走る


憎んでもいない母の首
嬉々と斬ってかかえて警察に走る


出来立てのスーツをまとうピュアハート
たくさんつんで ....
かみさま、
ぼくの手はどうしてこんなにも
醜いのですか
骨を辿る指先も
愛するための掌も
確認する手首すらも
きもちわるい
のに

桜が散ってしまって
ごめんね、ビーグル

 ....
遠い空の下 
母親の姉は幼い娘と手をつなぎ 
初めて小学校の門に入った日 

職場で交わした 
十年目の契約で 
ようやく正職員になった日 

朗報を伝えようと 
玄関を開いた家は  ....
甘やかな
ひとさじの記憶を舐めたので
それにすがって
いまでも背負う
185センチをもてあます
トンガッテ戸惑う魂を


(ウザイ)
(ウルサイ)


五角形のつぶてを
吐き ....
私はスーパーでアルバイトをしている。
部門は最初は精肉―ひき肉だったり、焼肉用の肉だったりウインナーだったり置いてる部門―
今は肉だけに留まらず生鮮関係全部門を回っている。

そんな生活を始め ....
昨晩、眠れない僕に
妻が言い訳を考えてくれた

励ましの言葉はたどたどしく
いつものように
ありふれていた

外の方から
雪かきの音が聞こえてくる

真夏だというのに
人は忙しく ....
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