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初めて見た街の景色は。

広くて、広くて。

よそよそしくて。

僕の居る街とは。

空気が違ってた。


ちょっと、空を眺めて。

深呼吸してみようか。

味まで違った ....
春の海はやわらかい
海と空との
地平線は線ではなく
ぼんやりとしている

春の空はやさしい
山と空との
地平線は線ではなく
崩れた帯のよう

近くで波の音がする
何度も繰り返すも ....
今さらながら驚いてしまうのだけど
あなたはまだ生きているのだった
毎日とんでもない数の人が死んでゆくというのに
あなたより年若いバカが自殺するというのに
あなたが死んだという連絡はまだ入らない ....
ばらばらに散らばった
こころをかき集めて、


「こんなにも だよ」

って、見せるキミの手は
散りゆく破片で 血まみれで



降りそそぐ花びらは、

しきつめられて

 ....
子供の頃は
大人になったら
お嫁さんになりたいと思っていました
けれど、大人になった私は
気が付くとお母さんになっていました
子供の頃の夢は叶わないもの
空を飛ぶ夢を見なくなったと ....
途切れがちの遠い波音に
あるいは
いつかの風景の肌ざわりに
私は
何を求めていたのか

カンバスは
筆先の触れた瞬間から
額縁にきちきちと収まってしまう
握り込んだ青い爪が
手のひ ....
目をつむっていれば
通り過ぎる

目をつむっていれば
思い出の場所なんて

甘くて切なくて楽しくて物悲しい思い出が詰まっている場所なんて

キュッと目を閉じていれば
ギュッと口唇を噛 ....
規則的にしずかに眠らないモーターが
半音階だけその声をあげて
いつの日か再び息づきはじめる時
スキャナーは熊のように鼻をひくつかせ
カウンターは目盛りをゆるやかに揺らし
サーモスタットが ....
人間のようなものが
目の前を通り過ぎていく
皆仮面を被っていて
何なのかわからない

果たして人間なのか
それとも天使か悪魔か
はてそういえば
自分は何だったろうか
骨のことなら知っています


奥深く平面的で
動物的な空が


罪深く走る夜
立てるよ、と勘違いをする男が
束になって走っていました


((はしたなく
    ((はしたな ....
淡く
夢にいた人は水彩でした


*


(あ、)


こめかみとシーツの間に
かすかに染み入り、そこから
まぶたに明けてゆく一筋の朝の滲みに、すっと
打 ....
クヨクヨしてるだけじゃ なにも始まらない
嫌なことは忘れちゃおう

悔しさバネにして 飛び上がればいいじゃない
位置につき走り出そう

 ....
人はみな誰でも
いつも夢を抱えている
その夢が見えなくなった時
空を見上げれば
忘れた夢が浮かんでいる

何でもなかった白い雲が
何かの形に見えるでしょう

人はみな誰でも
いつも ....
ここからは月しかみえない

ゆらゆら波打っているが

満月だということはわかる

手をのばしても触れられるわけもなく

遠くなっていくばかりだった


背中になにかがあたったとお ....
熱がある

からだのふちを{ルビ象=かたど}るように
白く明滅する波
その中に
おぼれている
ひかる 虫
いくつもの
目を瞑れば
しんしんとうなされて
 寝汗


小さく ....
ぶつぶつ
ひとりごとをいいながら
ひとが
えきのかいだんをのぼっている

おそらく
なにかたいせつな
くんれんをしているのだろう
ことばをはっするたびに
すこしずつ
もれていくもの ....
捻れて
ひねくれて、
螺旋を描いた それは
 
縦に縦に伸びて
真っ直ぐになった
 
 
本当は
最初から最後まで
真っ直ぐなものなんて
ないんだよ、と
 
諭すように
  ....
緑の草原の中の静かな輪廻転生
ガサガサ音を立てる
鳩の胸を貪る名前
風が吹いて倒れた草の
(修飾しています)
冒頭で死んだ幾人かの名前を
読み上げてい
とても遠いところから凧を焚く
て ....
見てはいけないのだとわかってはいた
誰か忘れてしまったが誰かに教わったのだ
父でも母でも兄でもない誰かに
たいして長くもなく広くもないその川のその場所には
かつて利用されていた潜り橋の名残があ ....
やわらかい

新緑の色

クリームだ


すいこまれている

同化しそうになる

やわらかな外がわ


やわらかい

新緑の色

クリームだ
ひとが
しをかいている
ひとは
しをかくのがすき
かいていると
こころが
きれいになる
きぶん
しをかくひとのことを
しじん
というらしい
ちなみに
しにん
とよぶと
 ....
 
まずは、
背中の秋を追いかけて
レダの卵を採取しなくてはなりません。
(ゆめです。きづかれぬようにかくしてしまった、)

それは、此処からずっと北、
一つ長い橋を渡って弓なりに沿っ ....
春が吹いてくる
強い風だ
今は春だぞと
言っているようだ
どこまで吹いてゆくのだろう
林が揺れている
鳥はどこにいるのだろう
蝶はどこにも見当たらない
春の声が大きすぎて
みんな黙り ....
こんにちは、
はじめまして。
いい服ね。
とってもあなたに似合ってる。
それは彼女のお気に入り?。
へぇー彼女って、
そんなに趣味が悪いんだ。
その指輪も ....
色を失くす
また夜が迫る

傍観者になりきれない

この街さえ 
新しくなっていくのに

思い出せなくなる
みずみずしい指先が
どういう風に
この胸にふれたのかを ....
 故郷スラム恨む
 連む連中絡む連中 皆足らぬ連中で
 悪意ばかりはタランチュラ 性根は至らず線虫レベル
 ゴミクズゲスカス 南国ハイビスカスも枯らす程の毒 毒 毒……

 呆れ果てて 己  ....
     デビルのマジックが余りにも
            お見事なのか
     ジュピターの黙示が余りにも
             透徹なのか
口から吐く言葉となるものが淀んでいる
 ....
見慣れた景色から
昨日まで在った なにかがひとつ
消えていても
今日はなにも変わらない

ただぼくらは
別の景色でそこを繕いながら
いつか忘れてしまう

飽き飽きする毎日から
昨日 ....
いってらっしゃい
見送る朝がある
おかえりなさい
迎える夕暮れがある

うそつき
わがまま
くちげんか

だいっきらいって言いながら
いっしょに揺れる影法師

そしてまた朝が来 ....
高層_ 大理石建築の なかで なつかしい

( いまは、どこのひとなのだろう? )

ウオシゲに あった

かれは 色の 白い きれいな 顔を して

シャープな フレーム ....
ねろさんの自由詩おすすめリスト(194)
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