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この蒼い空は 

きっと 

遠く君の街まで繋がっていて

この白い雲は 

きっと 

形を変えながら僕の気持ちを乗せ

このやわらかな風は

きっと

透き通った僕 ....
メンソールが目にしみて
お前はきっと、してやったり顔
少し、じろっと目を向けたら
またそっけなく横を向いている
知らないふりは上手くなったんだな
 
キャメル、その瘤に
俺の愛情の一欠片 ....
あなたは今
風の色が見えますか
春の風の色は
すぐに変わってしまいます
でもいつもどこか光っています
ほら
白い花が光っている
青い空がつやつやしている
また色が変わっています
あな ....
{引用=さらり ふぅ さらり

水の音

ふぅ さらり}






川岸で
あかい手を あらってた

空には月が揺れ
あたしは 朧月夜、を 口ずさむ

川岸で流れた ....
そろそろ準備をしとかないとね
あまがえるは僕にそう言った
明日からなんだ
あまがえるは少し嬉しそうだ

まだ大きな声は出せないんだけど
あまがえるはそう言いながら立ち上がって
 ....
ふもとの牧場をよぎるものは
いつかふたつの影をみていた
不安は彼のものではなく
疑いは彼のものではない
荒涼とした断頭台の丘陵が
不埒に入り組んだ森と
遠くの煙突の羅列に重なり
全く明朗 ....
                  2007/04/21


なにもないところで食べ物を探して歩いていると喉が渇いて足が疲れて歩くのが嫌になったので立ち止まって座り込んだら動けなくなるので遠くの ....
涙が書かせる言葉がある
流れて消える泡沫の
一瞬にしてまた覚めぬ夢
心が鳴き伝える音がある
そして詠うわたしがいる
旅立った言葉は涙に包まれて
優しく鳴く
見送るだけのわたしはただ
そ ....
接ぎ木を重ねて枯れた樹が
庭の入り口をふさいでいる
小さな寄生木の花が咲き
風は粉と名前を運び
誰もいない街に撒いてゆく


山に残る最後の雪に
ひとりはぐれた鶴がいて ....
車に乗って
買い物に行くと
車線が多すぎて
迷ってしまう
そうして
どんどん違うところまで
行き着いてしまう
町でも
田んぼでも
森でもなくて
ただ
がらんどうな場所に
希薄な人生を吸い込んで
思い出の海に潜る
息は出来ないけど
海底を目指して溺れて
いつしか陸に戻っている
肺には水がわずかに残っているけど
それすらすぐに吐き出し嗚咽し
また ....
ひるがまっしろ
お日さまは とてもたかく
このいちでは
どうしても まみえない

はるかなひかりが
木や わかりやすい花とともにつくるカゲ
くっきり
かげとひなたのサカイから
すてき ....
さよなら

引っかきキズ

小焼け夕焼け

ちっさな破裂

さよなら


くもり空まい散る

悲しみの水

黒い鳥まい過ぎる


さよなら

引っかきキズ

 ....
朝が欠伸をして
太陽を連れてくる頃
夜は目を擦って
6:00の地平に沈んでいく
 
太陽が生まれるずっと前から
月が引っ張られるずっと前から
 
それは、
変わらない奇跡
 
  ....
きみの魚にふれたくて
えら呼吸を切望したら
肺が痛んだ
朝への開口を防ぐように
その
呼吸のひとつ
くちびるを
置いていく


きみの鳥をとびたくて
背中にそらを作ったら
煙に ....
欲したものを失うたびに
右まわり 左まわり

信じたものを見失うたびに
目がまわり ぐるりとまわり



ゆれるシーツで重ねたウソも
わかっているコトバばかりで殺してくれ

おか ....
イーサーになりたいと君が言った
そんなものはないと俺が言った
星、星、と君が言うから空を見れば海だった
水と煙に呼吸があるなら
与えられて/合わさって
灰水の洩れる絶望が
生まれる時の絶望 ....
おまえの与えてくれる苦痛は
いつも、生ぬるい


絶望なんていう造形は
そんな光景じゃ、描写しきれやしないんだ


愛したことの罪と罰だなんて思考は
夜の帰り道じゃ、ちっぽけだ

 ....
彼の乗った船が エーゲ海で消えた

滅多にあることでも ない



彼の乗った船が エーゲ海で消えた






遠州浜の海岸線は 遠い砂浜
波に運ばれる 白い砂と 生き物 ....
亀を背負って
懐かしい人の苗字を呼びながら
塩を舐め続ける
水が飲みたい

+

かまきりの新しい
亡骸を
司書は黙って
見ている

+

カンガルーが直立したまま
波音 ....
メガネは目が見えなくなってしまった
どこに何があるのかわからない
手探りで記憶と慣れを頼りにしながら
必要なものを手にとるしかなかった
メガネにとって
目の前も頭の中も全てが真っ白だった
 ....
風が強くて。

電線が騒いでます。

雨がぽつぽつ、あたります。

この雨は、もしかしたら。

アナタの街からかも知れません、ね。

何てね。

そろそろ、仕事に戻ります。
 ....
コンビニの入口脇で。
ホームレス風情のおじさんが。
焼きそばパンを貪り食う姿を見た。

よく分からないけれど。

こんな光景を見るといつも。
僕は胸を締めつけられてしまい悲しくなる。
 ....
せせらぎの横で
赤い花の蜜を啜る
掌ほどの小さな命が
力強く羽ばたいている

ハミングバード
悲しみは置いてゆきなよ
君の小さな体では
あまりにも荷が重過ぎる

追 ....
陽の光に暴かれて

くっきりと浮かんだ

哀願する虚勢の声を縦に裂いて

乖離する白と黒

影を踏んで先へ

光だけ満ちた明日へ

幾百と、幾千と踏んで

明日へ

 ....
一週間前のこの道は
みんなへとつながっていた
朝は必ず誰かがいて
元気な時もつらい時も
何の意識もせずに「おはよう」と
必ず誰かと学校に通っていた
まだ一週間しか経っていないのに
もうこ ....
ウィスキーを舐める

回想を重ねる

画像が荒れてゆく

煙草がスカートの端を燃やす

後頭部にあてがわれたあなたの手を想う

耐えられなくなり、誰かと営む

営みは儚く、 ....
指から零れ落ちた

割れたガラスの欠片が

熱で溶けてゆく

炉の高温は素手には耐えられず

赤くなった指先が

悲鳴をあげるまで

熱を発するガラスに手を翳す

心の熱に ....
見えるだろうか
誰か見てるだろうか

青とオレンジ色が交じり合う
この地平線が・・・。

僕は一人でもみてる

やがて青もオレンジ色もなくなって
黒い夜が訪れて
疎ら ....
流れゆく時間の中で
船をこぐ、僕独り
ぎいこ ぎいこと
流れるまま
こぎ 続ける僕
 
昨日の今日は滝をつくり
明日の今日は滝壺にある
つまりのところ
今日は滝
 
ぎいこ ぎい ....
ねろさんの自由詩おすすめリスト(194)
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一週間前のこの道は- ぽえむ君自由詩6*07-3-30
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