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 カウ・ボーイがあたしに言った
 
 「忘れ物だよ」
 
 あたしは
 忘れたんじゃない

 わざと置いていったのだ

 もう
 いらないから

 「よかったら
  あげ ....
ほら

夢が
零れて

あんなに

海にまで
映りこんで

眠る人々
煌めく街々

夜明けまでは

まだ

まだ
結局は
みんな
愛のために
詩を書いている
駅前の
風景が変わった

再開発の名で
故郷は跡形もなく

クレーン車が行き交い
ミキサー車がひっきりなしに出入りする

変わりゆくもの

どっちみち
変わっていくのだろう
 ....
とりあえずは
こんな風に
生きてみようかな

雪から
顔を出す
白いたんぽぽのよに
空が
開いた

梯子が降りて
天使たちが
行き交う

その梯子
少しだけ
昇らせて欲しいの

会いたいひとが
いるから

花束持って
訪ねたいの

空が開いた

 ....
何かあったの?

そんなこと
忘れて

笑って…

笑お!
真っ白なままで
いられたら
よかったのに
  すれ違う キミにあげれぬ チョコレート
   冷蔵庫の中 ひとり冷えつつ

  チョコレート ほろ苦き想い 抱きつつ
   戻れぬ想いで 自分の口にす

  あたたかな あなたの笑顔で ....
真っ白な雪を
ずっと見ている

雪は
わたしの中にも
降り積もり

あのひとへの想いも鎮めてくれそうで

だから
雪の日は
カーテンを閉めるのが
惜しくて
遠い母から
チョコレートが
届いた

もう
若くはない母が
人混みの嫌いな母が

まだ
風邪だって
治りきってないのに

無理をして

女同士であげるなんて
変だけど、
お見舞いかわりにね、

久し ....
しゃぼんだま

  ビーズ

ガラスのこもの

   風のささやき

 水の滴り、しずく


 お日さまのひかり

    透ける葉のみどり

 ・・・・


 ....
粉雪の真っ白な世界を
雨が彩っていく

枯れ草が顔を出し
屋根の色が冴え渡る

雪は雨と一緒に
流れて

このこころの
真っ白な絶望も

涙とともに
流れて
膝を抱えて
太陽が昇るのを
見ている

手もふれない
恋の終わりと
今日これからに
絶望しながら


地球の裏側では
真っ暗な中
少女が泣いてるんだろう

今は泣けない
わたしの代わりに
その少女は
「触る手」が大嫌いでした。

いつもいつも逃げ続け
大人になっても
怯えていました。

ある日
とても信頼しているひとが言いました。
「キミが自分を傷つけても
 もしも ....
クッキーの詰め合わせみたいに

色とりどりの
ステキな気持ちだけ

味わえたらいいのにな
枯れ木が
寒空を
支えている

この曇り空が
落ちてこないように

このセカイが
水浸しにならないように

枯れ木が
寒空を
救いようのない
暗いニュース

置いてきた夢

忘れてしまった欲望

流されたり
抗ったりして

でも

僕らの青い世界も
まだまだ
真っ白だと
信じたい
ボクにとって
いちばん愛しいのは
キミだけど

キミにとって
いちばんなのは

ボクじゃなかったんだ
うん、
わたしも
ほんとはもう好きじゃなかったの
もう嫌いだったの
ぜんぜん好きじゃないの
だから、

いいよ、 
さよなら。

そんな言葉も、
強がりだって
見抜けるくらい、 ....
美味しそう

でも
偽物なの

あなたの気持ちも
そんなものかな
母に貰った十字架
久しぶりに
つけてみようか

誰もが信者であるわけでもないけど
背負わされた十字架
身につけてる

でも
明日へとcrossするかも
しれないのだから
北風吹き荒ぶ
真冬のさなか

小さく可憐に咲く
色とりどりのバラ

あまりにも
眩しくて

あまりにも
輝いてて

切り取って
ごめんね

でも
ずっと見ていたかった ....
このまま
情熱の波に
乗って

それとも

あなたに会いたい

深い深い
紫色の夢

あなたは
夢にさえ
出てこない
深い森のなか

長い長い
散歩をした

ただ
道を辿るだけで


あのひとに
そんな秘密があるなんて

知らなかった
深い深い秘密が

あのひとは
今日も笑顔だろう
 ....
夕と
夜とのはざま

ラベンダーの空に
すいこまれないように

ちゃんとわたしを
つかまえてて
バスがほしい

だいすきなひとだけ乗せて
あのひとに運転してもらって

持ち物は
あたたかいブランケット

バスケットには
おいしいお菓子やパンや果物
シュワッとする飲み物入れて
 ....
夏が
折りたたまれていく

秋に座を譲る
夏の気持ちは




今年の夏には
もう二度と会えない
あたしの傷口

なめてみて

きっと
すごくしょっぱいよ

塩がたくさん
塗りこまれてるから
眠れなかった寒い朝には
あったかいココアなんか
飲みたいな

ふたり
ひっついて
離れないで
パジャマ着たままで

そろそろ出かける時間だなんていいながら
はやく着替えなきゃなんて ....
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どうしたの?- 風音携帯写真+ ...4*08-2-19
バージン・スノウ- 風音携帯写真+ ...3*08-2-17
チョコレート3題- 風音短歌4*08-2-15
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