見つけてごらん 愛しているんだろう?

それとも そんな感情

闇の中の恐怖に掻き消されているのかな


見つけてごらん 君の愛する人を

それとも 愛なんて

光に満ちた処でだ ....
こつんこつんと人にぶつかりながら
下町の商店街を通り抜け
神社の境内に入ると空気が変わる
人々から顔の険がとれ
階段をおとなしく上り
順番を待ち賽銭を投げる
大人は子供の前では見せた事のな ....
{引用=


一、そそり上手


謎めいた言葉の
ひとつや
ふたつ

もどかしい仕草の
みっつや
よっつ


わたしは恋に不慣れなもので
五万の毒を盛るかも
知れませ ....
小さな公園
錆びたブランコ
チューイングガム
たばこ

小さな僕と
大きなあなたが

切なく微笑む
「君ハ僕ガ、イナクテモ生キテイケル」


遠い台詞ぶら下げて
あなたが
部屋を出て云った

「後生ダカラ、戻ッテ」
泣けるほど
強くも弱くも無くて
あなたを追い掛けられなかった ....
信号機が故障したので
シマウマがやってきて
代わりの信号になった
白と黒しかない縞模様で
シマウマは精一杯頑張った
多少の混乱はあったものの
車も歩行者もそれに従った
強いものは ....
あなたの その 透き通った瞳の奥の
けっして揺らぐことのない 美しい信念の
まっさらで 汚れのない 鏡のような水面に
しずかに落ちる 一滴のしずくから 広がってゆく
ていねいに 塗り重ねられた ....
慰めではなく
その場しのぎのお世辞でなく
ただの本心から

「自分を美しいと思う女より
自分は美しくなれると思う女の方が美しい」

そう言ってくれた人がいる。

百万のことばに傷つけ ....
君はずるくって
のしを付けて返さなきゃいけないのを
痛みとともに我慢していると
みるみるうちに傷は深くなる

分かっていた
けれど 君に伝わっていないと
てをにぎることさえ
欲っするこ ....
風が強いから
真っ白な兎のロングマフラァを
首の後ろで
きゅっと結びましたわ
まるでわたくし
絞殺されたがっているみたいだった
兎に殺されるんだわと思うと
それもいいかしらと笑いましたの
もう出掛けなきゃならないってのに

まだ、おまえにすがりたい。

冷え切った体がおまえの温もりを求める。

こんなんじゃ駄目だって昨日も感じてたのに。

今日もまた、

お ....
それでも僕は人生を手放さない

君の風が聞こえる
君の鼓動を巻き添えて

僕は人生を手放さない

老人という名の僕が連れられていく
永遠と生命とが交わる地点へ
時点へ

君はその ....
良い人たちが国を造った
とりあえずの法律と
良い人たちだけの政府を造った
僕らはその人たちに
従えばそれでいい

悪い人たちは
殺してしまえばいい
良い人たちは口をそろえ ....
とらえようのない
いま この きもち

ふと なみだが こぼれて
あたたかさに おどろく
どこを あるいているのか
どこに あるいていきたいのか


いまは あなたを おもいだし ....
まみれてしまった
人知れず汚れていく生き様
心凍えてもう戻れないと
君は言うけれど
凍える世界にいればこそ
私たちの吐息は白く輝く
だから大丈夫
まだ君は
歩いてゆける
夜中に遊園地に忍び込んだら
観覧車の箱はすっかり片付けられていた
仕方がないのでその骨を登って
遠くに浮かんだ月を見た
丁度あの下辺りだろうか
君の住む町は

風がえらく強い日で僕は
 ....
どこにでもありそうな道端に
どこにでもありそうな大きな石が一つ
座っていた

ある人は
何の関心も示さずに通り過ぎていった

ある人は
怒りを感じて棒で叩いた

ある人は
その美 ....
いつもそう
あの日からずっと変わらない笑顔
もう若くない私を見て
そっと微笑む

私には見えない
あなたの景色
惚れた方が負けとはよく言ったもんだ
逃げるが勝ちとはよく言ったもんだ
 ....
波はもう台所まで押し寄せている
娘はバシャバシャ水を蹴りながら
学校の仕度に忙しい
妻は膝まで海水につかりながら
朝の牛乳を温めている
もしもの時のために集合場所を決めておこうか
と言 ....
失恋をした
それで
なんとなく携帯を変えた
最新のロボット型携帯

陸上で走れる
空も飛べる
唄って踊れる
愉快なヤツ
今朝はコーヒーをいれてくれた

僕の最新ロボット型携帯
 ....
雨が降ればいいと思う
雨が降ればいいと思う

泣きそうなわたしの上に
でも泣けないわたしの上に

雨が降ればいいと思う
雨が降ればいいと思う

涙の枯れたあなたの上に
あのひと ....
あと一ヶ月で春になるんだ。知っていた?
本当の春はまだ先だよ。だって今年はまだここに雪が降ってないんだもの。
でも、そんなことどうでも良いんだ。
僕には春がくる。

春がきたら 君に会いに行 ....
山の中の湖は
冬の空を見上げていた
晴れた空は気持ちいい

葉の落ちた周囲の桜は
寂しいけれど
光がその分入ってくるので
むしろその方が都合がよい

うんと背伸びをする
湖面が揺れ ....
おいお前
ビオフェルミンもってこい

ありがとう
オイラは少し病み上がり

おなかにいいからって
ゼリーはいらん
お前がいればいい

ありがとう
オイラは少し病み上がり

風 ....
耳を澄ませば夜の音が聞こえる
ああサイコーのBGMだよ
私の手にはシャーペンと紙
何かを書きたかったはず
もう夜に溶けてしまったけれど
ねぇメランコリィ
夜は長いね
「生きる」ということと
何気なく過ぎ去るだけの「日常」を
「=」で結んであげても
別にいいんじゃないかな?

存在証明だとか
未来への責任とか
不甲斐ない現状とか
色々と考えることもあ ....
救いたいんじゃない
救われたいんだ
救われたいんじゃない
苦しみたいんだ
苦しみたいんじゃない
考えたいんだ
考えたいんじゃない
感じたいんだ
感じたいんじゃない
超越したいんだ
 ....
あなたが私を食べたいと言うものだから
服を脱いで綺麗にクリームを塗りつけて
真っ白な皿の上に乗って待って居たのだけれど
なかなか来ないので
これじゃ余りに色気がないのかなと
レタスやらキャベ ....
部屋の灯りは点けないでいて
貴方の顔が月に照らされ
星の瞬きが瞼の上で環となって
睫にはなぜか真珠の光
この手で拭ってあげましょう

大丈夫だと頷けるまで
私が傍に居てあげましょう
過 ....
焦らずに
焦らずに

道は長くても
道は消えたりしないから
道に沿って
君を見守る花がある

ゆっくりと
ゆっくりと

夢は大きくても
夢は消えたりしないから
夢に沿って
 ....
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