「にゃーにゃー」
「にゃにゃ?」

ご主人さまが
猫語を真似て
話しかけてくるけれど
何を言ってるのか
さっぱり
わかんないニャン

ここはひとつ
狸寝入り
じゃなかった
猫寝入り?
とても小さな君の
とても小さな命

とても小さな君の
とても小さな幸せ

守らなくてはいけないね
少し大きな私が
小鳥に食べられるのは
ちょっと恐い

でも

小鳥と一緒に
うんと遠くに行ける

そこで僕は
新しい芽を出す
毎日大層綺麗な服で
物憂げな瞳で空を見上げる
日中は動かずに
ただ静かに仕事に励み
他の事には一切関与しない
回りの仲間からはきっと
付き合いが悪いだとか
彼氏いないんだってとか
好き ....
僕の心臓から生まれた鳥は
灰色の雲に追われ

君の掌から咲き出した花は
昏い出窓でうなだれている

悲しみと苛立ちに
覆われたこの星で

空々しい挨拶など
悪魔に食わせるしかないさ ....
綺麗と汚いの双子

胸の内側に居て溶ける

どちらも本当で、善も悪もなし

優も劣も、強も弱も

なし


綺麗と汚いの双子

混ざりあって 反しあって

模範解答は ....
もともと人は
生きづらい中で
生きやすい生き方を
夢見てきた

その日を生きるのに
苦労して
やっとの思いで
夜の眠りに就くことができた
いや
明日が不安で眠ることを
許されない ....
{引用=


一、そそり上手


謎めいた言葉の
ひとつや
ふたつ

もどかしい仕草の
みっつや
よっつ


わたしは恋に不慣れなもので
五万の毒を盛るかも
知れませ ....
空 でもなく
月 でもなく
携帯 でもなく
四角い画面 でもなく
もちろん
肩書 なんかでもなく

手 だけ

言わず
心 が
身体 が
いい
良い人たちが国を造った
とりあえずの法律と
良い人たちだけの政府を造った
僕らはその人たちに
従えばそれでいい

悪い人たちは
殺してしまえばいい
良い人たちは口をそろえ ....
一月ついたち

凛として
鈴の音が
聞こえてきそうな
夜でした

まっすぐのびるこの道も
ざわとも動かぬ杉の木立も
風の止んだ雪の原も
すべてに
群青いろの絵の具を
とかして撒 ....
雨が降ればいいと思う
雨が降ればいいと思う

泣きそうなわたしの上に
でも泣けないわたしの上に

雨が降ればいいと思う
雨が降ればいいと思う

涙の枯れたあなたの上に
あのひと ....
2007年は、

初日の出からはじまった

空のある部分が赤らんできて

山の端が光ったと思ったら

ぐんぐんと日が昇ってきた

地球は自転してるから、

日の出と日の入りは同じ現象のはず

でも ....
 万華鏡 手にとりて
 万華鏡 覗きし{ルビ快楽=けらく}
 
 低き満月 血の香り
 赤き万華鏡に 見えしもの
 
 遠雷のくらき咆哮
 蒼き万華鏡に 見えしもの
 
 接吻の憂鬱 ....
壊れない
壊れそうに見えても
壊れない

描き続ける
もっと楽しい明日

あの緑の向こうに
見たこともない私がいるはず

壊れたって
また作りなおせばいいさ
哀しみのあなたに
なす術をもたない
わたしもまた
その非力さゆえ
自らの存在に
哀しみをおぼえる

星の瞬きの
ひとつひとつが
人の願いというならば
わたしのそれは
確かな理由を ....
僕はわがままな天邪鬼

どうしようもなく
寂しくなって
誰かのぬくもりがほしくなる

でも
一緒にいたいわけじゃない
愛してほしいわけでもなかった

どうしようもなく
泣きたくな ....
小さく微かな星の灯が
大地を照らすこの夜に
何も語らずその時を
佇むのみでいい

ゆっくり流れる川の音が
足音とともに響いてる
何も考えずその場所を
歩くのみでいい

その時にしか ....
これは
本当の煙
上げて燃えていた
いつなら炎なのか
そんなにも
かなし
かなしと
先いそいだ
わけ

いいさ
無限が繁濁を帯び
きのうとかの
真実さえ霞楼は
蒼が俺だ ....
これから、闇に包まれる世界は。

あまりにも、綺麗に輝いていた。
馬鹿と呼ばれ
アホ扱いされ
ガキだと笑われた
助走をつけてラバーソールでドロップキック
突き抜けた先には俺の葬列

紫色のグラデーションの上から飛び立って
クレーターの上に着地する

 ....
静かな湖面に
あなたとわたし
ふたりきり
いつもは感じ得なかった
あなたの男らしさを
ちょっと見直してみたりして
(フレアミニなら喜んでくれたかな
季節はずれの湖面に
あなたとわたし
 ....
月は泣く
また一人だけ
真っ暗闇に照らされて

遠い遠い昼間の
あの太陽へ

手を伸ばせども
届かない
もし辿り着いても
か弱い彼女の体はきっと
丸焼けになってしま ....
ココロをかたちに表したら
きっとこんなカンジ
いろんな色してて
柔らかいの
毛糸玉みたいね
同一性と乖離した

知らない人


「生きることと死ぬこと」


なんとなく酸素をはいて

僕ら知らない人になる


「生きることと死ぬこと」


頭の隅に追いやって
 ....
僕がなかなか寝ないので
ママが「おやすみなさい」の森へ
行きなさいと言った
僕はしかたがないので
安心毛布を引きずって
「おやすみなさい」の森へ向かう

森は暗くて静かだった
誰もいな ....
植物に炭素が良いからと、
畑に、ダイヤモンドをいれても
 ....
寂しくなんか
ないはずなのに

月が
寂しそうに
見える
  メリークリスマス!

  私にメリークリスマス!

  貴方にメリークリスマス!

  みんなにメリークリスマス!

  キリスト教徒でなくても、北欧の人でなくても、

  ....
もう少し
幸せなときに

偶然 会おうよ
し んさんのおすすめリスト(249)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ぼくはねこ- LEO携帯写真+ ...17+*07-1-9
とても小さな- weed & s ...携帯写真+ ...3*07-1-9
赤い実- weed & s ...携帯写真+ ...2*07-1-8
マネキンに恋をした- プル式自由詩11*07-1-8
蒼い雪原のどこかに- 佐羽美乃 ...自由詩407-1-7
『双子』- しろいぬ自由詩6*07-1-7
生きやすい生きづらさの中で- ぽえむ君自由詩12*07-1-6
小詩集【レトロな猛毒】side.A- 千波 一 ...自由詩11*07-1-5
生平- FUBAR自由詩6*07-1-5
良い人の国- なかがわ ...自由詩14*07-1-5
月夜- LEO自由詩29*07-1-4
雨よ- はるこ自由詩6*07-1-4
はつひので- 逢坂桜携帯写真+ ...12*07-1-1
万華鏡- 藍静自由詩23+*07-1-1
ここではないどこか(3)- weed & s ...携帯写真+ ...2*06-12-31
星のない夜に- LEO自由詩27*06-12-31
天邪鬼- eris自由詩5*06-12-30
すべてが綺麗に動いてる- ぽえむ君自由詩6*06-12-29
不知火- キメラ自由詩506-12-29
鏡な空。- 狠志携帯写真+ ...506-12-29
紫色クレーター- 虹村 凌自由詩3*06-12-28
静かの先まで- 恋月 ぴ ...自由詩31*06-12-28
月が泣く夜に- なかがわ ...自由詩5*06-12-28
ココロ- 愛心携帯写真+ ...4*06-12-28
『アイデンティティ』- しろいぬ自由詩2*06-12-27
「おやすみなさい」の森- 未有花自由詩16*06-12-27
愛の同位体- ネコ助自由詩4*06-12-27
心の鏡- weed & s ...携帯写真+ ...4*06-12-24
メリークリスマス!- 逢坂桜自由詩10*06-12-24
約束- haru携帯写真+ ...12*06-12-24

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9