いつか弾けるうたかたに、永遠を語っても仕方がない。
いつか離れるぬくもりに、愛を語っても仕方がない。
こころよ風になれ
舞い上がり上空にて雲になれ
わたしという肉体を捨て
今という現実を捨て
浮遊する気体になれ
そうして
ただふわふわと夢を見続けよう
....
「私はいらない存在なの」
君はそう言って笑った
酷く綺麗で 脆い
僕には切な過ぎる笑顔
「いらない存在って何だよ」
そう言おうとした僕を
静かに止めた君
出かかった僕の言葉は
形に ....
君の遺骨を一口飲めば
今宵の夢に出てきてくれますか
何が正しかったのか
私は今
君が笑ってくれるような生き方をしてるのかな
可愛い可愛いって
死に際の人間は可愛いものよ
好きだ好きだ ....
一日は短い
日が昇り
沈むまで
その僅かな時間の中で
どれほどのことを成し遂げられるだろうか
どれほどの人の役にたてるだろうか
自分の想いに振り回されて
....
小雨にけむる街
どこにも行けなくなった想いは
カーテンを開けることも叶わず
諦めて部屋の明かりをつける
ためいきと沈黙と
時を刻む音だけを寄り添わせて
こ ....
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